ゼロから始める都市型狩猟採集生活 の商品レビュー
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自分が生きるための必要最小限のエネルギー量を理解すれば、世の中の捉え方がきっと変わってくると思うのだ 台東区は毎日炊き出しがある 太陽光発電ショップ 一万円 30x30cm 発電して12Vのバッテリーに蓄電するとTV見られる 発電機は本田よりデンヨー ジャック・ケルアック 路上 ヘンリーデイビッドソロー 森の生活 今和次郎 考現学
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知らない世界(ホームレス)を克明に映し出しており、 エンターテイメントとしては文句なし。 ただし都会でないと実践できないず、 応用力(応用しようとする人はいないと思うけど・・・) はないので注意!?
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普通に考えると、家やアパートを借りると水道、ガス、電気はインフラとして整備されている。例えば国の管轄の狭間で多摩川の河川敷に家を建ててみたら・・・。普通、電気は100Vだと思っていたら、12Vで充分に使える器具があるとの発想。電気が足りないと騒ぐ前に、今一度生活を見直そう。そして都市にはさまざまな財産が落ちていたり捨てられたりしている。そんな「都市の幸」を拾って生活してみよう、という著者の提案だが、ホームレスにならずとも、生活に活かせる知恵で、今一度、お仕着せのインフラを見直せるのではないかと気づかせてくれた本。なんてったって12V ですよ、衝撃の事実!!
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この著者の意図は、ホームレス生活のノウハウを紹介する事ではない(そういう意味も結果的にはなってはいるが)。彼らの生活の知恵(それも驚くべき内容の)をし?ことで、現在の経済活動のもう一つの可能性(お金など無くても生きていける可能性)を探ることにあるのである。 とても、刺激に満ちた...
この著者の意図は、ホームレス生活のノウハウを紹介する事ではない(そういう意味も結果的にはなってはいるが)。彼らの生活の知恵(それも驚くべき内容の)をし?ことで、現在の経済活動のもう一つの可能性(お金など無くても生きていける可能性)を探ることにあるのである。 とても、刺激に満ちた内容だった。 ダンボールだけで十分暖かい寝床の作り方、電気契約をし無くても電気器具が使える方法、クリアボックスを使った簡便お風呂、完全リサイクル・エコ生活をしている多摩川のロビンソンクルーソー、等々。 これらは、東京の特殊事情も沢山ある。だから岡山の地方都市では、また違う工夫が必要だろう。しかし、ここに書かれていることがらを応用すれば「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」はできそうな気がする。 日本は上ばかりを向いてやって来た。でも、そればかりが歴史上の姿では無かったと私は思う。
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考え方としてはアリなのかもしれないけど、読んでて何か楽しくない。「うわ〜、やってみたい!」っていう気持ちにならないので評価が低くなりました。セッパつまらないとやりたくない。逆にいえば、セッパつまれば創意工夫で編み出せる程度の情報では?
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何もない状態で街にたっていたとして、私たちは生きていくことができるのか。 題にもあるように都市型の狩猟採集生活の指南書のように進められている。ここで狩猟採集される《都市の幸》とはすなわち、ゴミ。 ホームレスがいかに生活し生きているかを知ることができ、違った視点を得られる。 ただ決...
何もない状態で街にたっていたとして、私たちは生きていくことができるのか。 題にもあるように都市型の狩猟採集生活の指南書のように進められている。ここで狩猟採集される《都市の幸》とはすなわち、ゴミ。 ホームレスがいかに生活し生きているかを知ることができ、違った視点を得られる。 ただ決してホームレスになれ!とすすめているわけではなく、先入観や既成概念を疑い、思考を転換させることを促している。 仕事柄もあるが、住むというコトを考えることが多いので共感する部分が多い。自分で簡単には更新、変更も出来ない家を見ていると、(建てていると)これでいいのか、と思うこともしばしば。 住むコト、生きるコトを考える一冊。
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海の幸、山の幸があるように都市の幸もある。 無機質、管理、画一的で、人も心も街も冷たいと思う都市でも、見方を変えれば温かさが残る。発想の転換により発見する知恵を示唆してくれる本。 通常の視点では見逃してしまうようなことを頭脳をフル回転し微細なものを発見する。高解像度の視点と著者が...
海の幸、山の幸があるように都市の幸もある。 無機質、管理、画一的で、人も心も街も冷たいと思う都市でも、見方を変えれば温かさが残る。発想の転換により発見する知恵を示唆してくれる本。 通常の視点では見逃してしまうようなことを頭脳をフル回転し微細なものを発見する。高解像度の視点と著者が表現する視点を持つことは、自律的に生きる力となる。 まだ読み途中ですが、文章も、今和次郎の考現学風のイラストも味があり、面白く読んでいます。
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建築家でありながら、建築物を作ること、そもそも土地を所有するということに疑問を抱く。建築の授業の課題で他の人々が設計や模型を作成する中、『貯水タンクに住む』という作品を発表し、卒業設計の代わりに路上生活者(都市型狩猟採集民族)の人々の住まいを一冊の本に仕立てる。そんな著者である坂...
建築家でありながら、建築物を作ること、そもそも土地を所有するということに疑問を抱く。建築の授業の課題で他の人々が設計や模型を作成する中、『貯水タンクに住む』という作品を発表し、卒業設計の代わりに路上生活者(都市型狩猟採集民族)の人々の住まいを一冊の本に仕立てる。そんな著者である坂口さんの「TOKYO0円ハウス0円生活」を読んだ時、その発想、着眼点に、なんというか惹き付けられた。 この本は、その続編、というか「実践編」というべき一冊。 文章も面白く、どのようにして彼らが住まいを作り、自活しているのかということを知るだけでも興味深い(それは想像以上に進んでいて、主体的である) 表面上だけ見ると、「ホームレスの人の暮らしをレポートし、自らもモバイルハウスに住んでしまう」というなんだかアート?キワモノ?的に写ってしまうかもしれないのだけれども、 世界を違った視点で捉えることの必要性、 そして、この「都市型狩猟採集生活」という考え方こそこれからの時代に求められるべき視点なのではないか、という主張の部分が、なんだかすごい、と感銘を受けてしまったのです。 「TOKYO0円〜」を読んだその数ヶ月後に、大地震というこれまでの視点がゆらぐような出来事が起こり、その主張がより強く私のココロに迫ってきたのかもしれない。 坂口さんのツイッターも面白いので、是非。
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本当に"生きて"いる人たちの記録。世の中のぬるま湯に文句を吐く事しかしない私とは大違いだ。 北千住の泥棒市を覗いてみたいです。
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組織やシステムに縛られることなく、様々な視点を持ちながら個人として独立し選択しながら生きてゆくこと、そんな生き方を教えてくれる本。すんなり読める割には人間が暮らしていく上で非常に本質的なことが描いてある。
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