悪の教典(下) の商品レビュー

貴志祐介【著】

2010/09/21

「かくれんぼ」的な。
共感できないということが、理解しづらい為か、途中で集中力が途切れてしまった。
でも、分厚さに負けることなく読めてしまう！！

2010/09/18

簡単に大殺戮に入って行っちゃったハスミン。
え・・・もうちょっと頭良かったと思ったのに・・・
というか、いーや皆殺しにしちゃおうっと、みたいな感じなのか？

下巻のほとんどを費やした大殺戮シーンも、
読んでいくうちに慣れている自分がおそろしい。

生徒たちがコピーしてるバンドが、ドリームシアターって・・・

主要登場人物が、あれもこれも割とあっさり殺されてしまったので、
ちょっとぽかん。
それも手なのですか、貴志先生。

映像化、してもいいけど、やるならちゃんとやってほしいな。
て言うか、最近なんでも映画化しすぎ・・・

2010/09/18

貴志祐介作品としては、もうひとつ。蓮実に感情移入できない。読んている時、気分が悪い。まあ、面白いんだけど。

2011/01/16

上巻のジワジワ来る怖さとは打って変わって怒涛の大惨殺の下巻。正直「貴志さんファンにはまあまあな評価だし、そこまで怖くは……」と思ってた――のが間違い。怖すぎるよハスミン(それででも愛称で呼んでしまうから不思議)！！臨場感があって、心臓わしづかみにされながら読んでました。生徒達の抵抗がすごい、私がこの場にいたらこんなに頭使えないと思う。美彌が意外にもあっさりと思ったらそういうことだったのか。サイコパスって……と考えても仕方がないことを考えてしまいました。周りにいる可能性だって十分あり得るわけだし。ラブシーン少なめで映画化熱望。微笑みの中の狂気といえば堺雅人さんだけど、他のキャストだとしても彼並みの演技が出来る人じゃないとダメです！笑 皆ちなみに、皆さんがおっしゃっている向井理さん、最初は「え……」と思いましたが、今では大賛成！R18、少なくともR15はかかってしまうと思いますが。
★ここからネタバレあり！

田浦教諭がもっと絡んでくる(というかハスミンが殺す)と思ってたんだけれど。まあ多分半端ないトラウマに襲われるんだろうな。美彌もえげつない殺され方するのかと思ったら(ここだけちょっと拍子抜け)。圭介が殺された流れは本当に辛かった。
中盤の感想は上記に。
そしてラスト。あの余韻がなんともいえない。「次のゲームを始めている」といった感じが嫌で嫌で、絶妙。怜花と雄一郎は強く生きてほしいなあ…でも絶対暗闇の中から蓮実先生が現れる悪夢にうなされそう。しかもそれが有り得ないことじゃないから怖い！頑張れ……！
捕まった瞬間に心神喪失を演じるハスミンには脱帽(これ、ハスミンが本当に壊れちゃったと思ってる人もいるみたいだけど、演技でしょう)まあ人間としては完全に壊れてるとは思いますが。
張られていた伏線の回収がなかったとか言われていますが、それはそれでよかった。釣井教諭もああやってあっさり殺しちゃうのがサイコパスであり蓮実聖司所以。あの時点で殺さずにあの夜対決、とかの方が不自然だったかも。
続編がありそうで無いのがこの物語の結末としてふさわしいかもしれませんね。しかし映像化は本気でお願いします！笑

余談ですが、ハスミンのツイッター、楽しく、時に震えながら(怖いです怖いです)拝見しています。

2011/08/01

身体の中から悪の黒い汁が染み出してくるような妄想に襲われる。学校に君臨するサイコパス。けれどその総仕上げは少し浅はかな印象。

2010/09/11

テレビで貴志さんがインタビューを受けているのを見て購入。
夜神月よりもタチの悪い秀才・蓮実センセーが邪魔な人間を処分していく話。前半が前戯後半が本番みたいな構成になっております…が、前半の鬱々としたテンションのほうが好きだったので、後半のバトルロワイアル的な展開に若干醒めました。
蓮実が周到そうに見えて短絡的だったことにがっかり。
共感する能力に欠けていた蓮実が憂美に抱いた感情が何だったのかとか、諸々もっと色々掘り下げていってほしかった場所があったんですが、生徒たちのディティールに邪魔された感が強いです。
前半と最後の終わり方は良かったのですが。うーん。

2010/09/11

久しぶりに　一気読みしてしまう内容の本だった。

生き残る人の予想も付きつつ読んでも面白く読めたし
最後の　「次のゲームを始めている」の終わり方も良かった

ムニンとフギンの象徴も良かったし
ハスミン凄い～の一言に尽きる

2010/09/09

ほんの少しの不安を取り除くがために、蓮実聖司は最悪な選択肢を取ってしまった。もし、いくつかの条件が重ならず蓮実聖司にとって不利なことがなければ、きっと今までのとおり教師生活を続けていたのだろう。それはそれでぞっとする。PM１０：００と言ったように、時間を数分毎に書いていくことによっていかに１分１分に展開が早いということを思い知らされた。蓮実への学生による抵抗のパターンが多く面白かった。

2010/09/08

希望を絶望に。
一方的なバトルロワイヤル。
蓮実の築き上げた信頼関係がものをいう荒業だと思いました。
行動が全て裏切られる生徒。
殺すことには冷静で、精神が高揚していく蓮実のバランスがとれなくてくらくらしました。
関係ないが思っていた以上にラブついた久米前島ｗ前島前半のいじめられっ子キャラどこいったｗ
カウントが始まってから、生徒を数字で数える蓮実が印象的だった。
希望は絶望に変わる、のであれば、最後の希望はどこへ向かうのか。
ていうか怜花と雄一郎のラブ逃避行ないかな←

2010/09/08

凄い殺戮
蓮実聖司に恐怖を覚えた！
でも憎めません。
ツイッターに本人がいるせいかも
ハスミン向井理賛成です。