悪の教典(下) の商品レビュー
悪ここに極まれり。とにかく暴走しまくる。「告白」?↓「バトルロワイアル?」↓「そして粛清の扉を?」な感じ。面白いのは間違いないけど、”本屋大賞”かなぁ…。
Posted by
上巻での期待を裏切らない展開で速度を上げて進んでいく下巻。 最後のトリック?は意図的とも思えるレベルで読者にバレバレに書いてあるのに、バレていない前提で話が進むのだけが残念だった。 それ以外は「クリムゾンの迷宮」で感じた狂気を彷彿とさせる素晴らしい作品だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻も上巻に続き、 先が気になって読むことを止められない感じで一気読みしました。 読めば読むほど、胸の辺りがうぅーーーっとなるのですが(苦笑) それでも先が気になってしまって。 主人公である蓮実先生の人格の変化や 段々追いつめられていく怖さが最後まで抜けませんでした。 ただ、あれだけ頭が良くて、回転が速くて、計算高い彼が 一転してああもなってしまうとは。 完全犯罪を計画していた時の聡明さがなくなり、 目的が全く異なってしまったのは、つっこみどころなのか、そういう設定なのか。 こういう作品は最後まで読んでも後味がすっきりしませんね。 さすがに夜の部屋で読むのは怖かったです。笑
Posted by
残酷で主人公は無敵な下巻。 そして予想したままラストまで突っ切って行ってしまった。 前作の新世界よりでは下巻でググッと物語が深く、そしてブワーッと広がって面白くなったのでちょっと残念。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
購入:馬場(2011.2.20)返却(2011.2.24) さて、下巻。こちらもイッキ読み。後半はジェットコースターのようにもの凄い展開です。感情が完全に欠落してる天才って怖い。犯行の証拠がそこにあったのは意外でした。なるほど、確かに伏線は張ってありましたけど。貴志祐介にしてはホラーな怖さは弱かったですが、サイコな怖さがありました。面白い。 個人購入:北野 馬場さん同様一気読みしました。感情がないと躊躇なく人を殺すことができるのが…下巻はただただ生徒の抹殺でした。感動などはとくになし。
Posted by
やめられないかんじで一気に読めるが、 快楽殺人でもなく、感情がないままの蓮見が次々と殺していくさまは、 空恐ろしい。。。
Posted by
そこまでやるの? 上巻の面白さに比べると、ついていくのが、少々つらくなってきたが、読むのを途中で止められなくなってしまう。
Posted by
高校を襲う、血塗られた恐怖の一夜。極限状態での生への渇望が魂を貪りつくしていく。風雲急をつげる超弩級のエンタテインメント。 (「BOOK」データベースより) 夜の0時頃で下巻の半分に差し掛かろうとしていた。そこから本を閉じることが出来ずに、結局、夜中の3時に読了。いやぁ、丑三...
高校を襲う、血塗られた恐怖の一夜。極限状態での生への渇望が魂を貪りつくしていく。風雲急をつげる超弩級のエンタテインメント。 (「BOOK」データベースより) 夜の0時頃で下巻の半分に差し掛かろうとしていた。そこから本を閉じることが出来ずに、結局、夜中の3時に読了。いやぁ、丑三つ時といわれる時間帯にこの本を読み終えるとはね。その夜に悪夢を見ずにすんでよかった。免疫がついてるのかな(苦笑)。 学校に潜り込んだ殺人鬼は、ただ一つのミスから自らの計画を狂わせていく。なぜ、あんなにも用意周到な人間がこんな単純なミスを犯したのだろうか。その後の女生徒を殺す際には、いつも冷静に愉しみつつ殺人を行ってきたヤツらしくなく、身体が思うように動かなくなっていくという現象が。そのときに重ねて犯したミスと偶然から、一気に一クラス全員皆殺しという発想に流れていくのが怖い。「木の葉は森に隠せ」。この言葉を思い浮かべて、「死体を隠したいのなら死体の山を築け」という発想に到る。 ストーリーの合間に、殺人鬼の昔話が語られていく。どのように育ってきたのか、どのように殺人を重ねてきたのか。失敗しないためにどんなことを学んできたのか。 その中で唯一、彼が殺せなかった人間が出てくる。「殺して欲しい」と懇願されたのにもかかわらず、だ。その後、その人は自ら命を絶つ。その経験が、上記の女生徒殺害時の邪魔をしたのか・・・。 しかしまぁ、高校生といえばもう体格も大人に近い。けれど、上手く恐怖心を煽られたせいなのか、次から次へと策略にはまっていき、殺される。利用される殺人鬼の同僚である教師もまた。後半部分はただひたすら、生徒を殺していく場面が続く。教師・生徒合わせて約40名。全てが一人の殺人鬼によって、短時間で殺戮されていくシーンはあまり気持ちの良いものではない。そこには上巻のような心理戦が展開されるというよりも、タガが外れた人間の欲望が爆発したという感じかな。 さて、この殺人鬼はどうなっていくのだろうか。著者ご本人からインタビューで続編もあり得るかも・・・というような言葉が出たように記憶しているけれど。 転んでもただでは起きない。いつも次の策を考えながら動いている殺人鬼だ。 文藝春秋の「悪の教典 特設サイト」で、口笛バージョンの「モリタート」を聴くことができる。夜、一人で聴いたのだけれど、かなり不気味。聴きながら、本書の殺戮シーンを想い出すと、更に不気味な雰囲気を味わえるので、興味のある方はどうぞ。
Posted by
貴志祐介の本は私にはすごく中毒性があって、全部読み終わるまで 何も手につかない位でした。 これもすごい勢いで読んでしまった。 あまり好みではないけど、読み終わった後何日かは 疑心暗鬼になったりして(笑)影響を受けた作品でした。
Posted by
このミス一位!に惹かれて購入。 とらあえず下巻がめちゃめちゃ気持ち悪かった…ぐろかった…(´Д` ) けど、ついつい一気に読んでしまった!!面白いっ。 ハスミン、良いやつだと思ってたのになぁ…
Posted by