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そうか、もう君はいないのか の商品レビュー

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178件のお客様レビュー

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城山夫妻の出会いと楽しかった思い出

本書は、城山さんのご息女井上紀子さんがあとがきで明かされますが、氏の死後、氏の遺稿を出版社の編集子が再構成した本になります。 城山さんと奥さんの出会いと別れにかけて、楽しかった思い出が綴られています。ラストに近づくほど、涙を禁じえません。 俳優の児玉清さんが解説に寄稿してられ...

本書は、城山さんのご息女井上紀子さんがあとがきで明かされますが、氏の死後、氏の遺稿を出版社の編集子が再構成した本になります。 城山さんと奥さんの出会いと別れにかけて、楽しかった思い出が綴られています。ラストに近づくほど、涙を禁じえません。 俳優の児玉清さんが解説に寄稿してられます。こちらも秀逸です。

聖熟女☆ミ

2026/01/21

数年前にひとまわり上の旦那さんと結婚しました。見た目も若々しく私が誕生日を迎えるたび、実年齢差は変わらないのに見た目がどんどん追いついてしまっているようで、怖くなります。 優しくいつも私を大切にしてくれる旦那さんが、私が急に死んで、もし、1人になったら。 同じようになるのだと思...

数年前にひとまわり上の旦那さんと結婚しました。見た目も若々しく私が誕生日を迎えるたび、実年齢差は変わらないのに見た目がどんどん追いついてしまっているようで、怖くなります。 優しくいつも私を大切にしてくれる旦那さんが、私が急に死んで、もし、1人になったら。 同じようになるのだと思ったら、絶対に私が後から逝くべきだと感じました。 年老いてもあの世で旦那さんを見つける自信がある、と。 わたしがちゃんと最後まで看取って、送ってあげようと。 おはよう、おやすみ、ありがとう、ごめんね、愛してる。 これは居なくなった時に、言えばよかった、居なくなっても言いたかった、言いたい、と思う言葉だと思うので、日頃から口に出してるけど、名前をたくさん呼んでたくさん伝えて、伝えてもらって、同じものを見て感想を共有します。 そういうことに気づかされて、涙が出た一冊でした。

Posted byブクログ

2025/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨日まで当たり前のようにそこにいた人が、ふとした瞬間にいないことに気づく。何かを話そうとして、そうだ、もういないのだと思い至る。その感覚が、胸に迫ってくる。 夫婦で旅行中、飛行機の窓から二人で見たオーロラの場面が思い浮かぶ。 私自身も、母を早く亡くした。亡くして間もない頃、電話で話そうと思っても「そうか、もういないのか」と思う瞬間があった。この間まで普通に話していたのに、もう二度と話すことはできない。その現実は、簡単には受け入れられない。 今は結婚し、家族と当たり前のように会話をしている。しかし、この「当たり前」は決して永遠ではないのだと、この本を読んで改めて感じた。 次女の手記には、妻を亡くした後の城山三郎が自失していく姿が描かれている。本編とあわせて読むことで、妻をどれほど大切にしていたか、そして妻を失ったことが彼に深い喪失を与えたのか伝わってくる。

Posted byブクログ

2025/11/12

ずっと気になっていた作品。 いつか訪れる伴侶との死別を人はどう捉えるのか。身近な親族の死を、まだ経験できていない自分としては、その苦しみや心の有り様を知りたいと思っています。こじにほ、女性と男性では、違いがあるのではないかと推察するのですが、皆さんはいかがですか?

Posted byブクログ

2025/10/19

3食は夫婦でとる。 家ではもちろん、外でも待ち合わせする。 夫の取材旅行にはついていく。 どこに行こうが、何をしようが文句言わず そこで自分の楽しみを見つける。 どこに引っ越そうが、夫が仕事を辞めようが筆一本で生きていくと伝えられても、食べていけて夫が満足ならいいと。 なん...

3食は夫婦でとる。 家ではもちろん、外でも待ち合わせする。 夫の取材旅行にはついていく。 どこに行こうが、何をしようが文句言わず そこで自分の楽しみを見つける。 どこに引っ越そうが、夫が仕事を辞めようが筆一本で生きていくと伝えられても、食べていけて夫が満足ならいいと。 なんてできた奥様だろう。さすが妖精。 「おれがついてる」のかっこよさ。 ついてきて良かったと思える一言に感動。 是非とも容子さん側の話も読みたかった。

Posted byブクログ

2025/06/30

『そうか、もう君はいないのか/城山三郎』 没後に発見された、感動と涙の手記。 タイトルの響きが良すぎて気になって読みました 切なすぎるけど 温かくて素敵な家族の物語でした

Posted byブクログ

2025/06/01

とてつもない夫婦愛。世の中にこのような夫婦が果たして他に居るのであろうか。 私もこういう夫婦になりたい。と、思う。 何回も読んでる大切な本。

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2025/04/13

最愛の妻への純粋で強い愛情が伝わって来る作品でした。 容子さんの朗らかな性格と、頼もしい城山さんのご夫婦像が素敵でした。 死の描写があるので、引っ張られて落ちるかなと思いましたが、不思議と読後感が爽やかだったのが救いでした。 愛する伴侶との何気ない生活を、私も大切にしたいです...

最愛の妻への純粋で強い愛情が伝わって来る作品でした。 容子さんの朗らかな性格と、頼もしい城山さんのご夫婦像が素敵でした。 死の描写があるので、引っ張られて落ちるかなと思いましたが、不思議と読後感が爽やかだったのが救いでした。 愛する伴侶との何気ない生活を、私も大切にしたいです。

Posted byブクログ

2025/03/03

城山さんの作品は魅力的なタイトルが多い。『男子の本懐』、『雄気堂々』、『粗にして野だが卑ではない』、『少しだけ、無理をして生きる』など。本書もそう。 また、城山さんの作品は高確率で感涙する。本書の存在はかなり前から知っていたが、内容が想像でき、なんとなく避けてきた。 思い切って読...

城山さんの作品は魅力的なタイトルが多い。『男子の本懐』、『雄気堂々』、『粗にして野だが卑ではない』、『少しだけ、無理をして生きる』など。本書もそう。 また、城山さんの作品は高確率で感涙する。本書の存在はかなり前から知っていたが、内容が想像でき、なんとなく避けてきた。 思い切って読んでみると、案の定、泣けた。笑いもした。最愛の妻、容子さんとの運命的な出会い、ペンネーム「城山三郎」の由来、取材旅行での思い出の数々。二編の詩、闘病中のお二人。 「ふと、容子に話しかけようとして、われに返り、「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする(p134)」 想像以上の感動。寂寥感。巻末の次女、紀子さんの「父が遺してくれたもの」と児玉清さんの解説も良かった。 最後に、オレより長生きしてね、かみさん…。

Posted byブクログ

2025/02/09

ところどころ時代は感じるけど、筆者の配偶者への愛情が伝わってくる良作。タイトルに全てが詰まっていて、素晴らしい。

Posted byブクログ