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遠まわりする雛 の商品レビュー

3.9

400件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    178

  3. 3つ

    93

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    11

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2022/12/17

古典部シリーズ第4弾「遠回りする雛」今回は短編集。 入学から2年生になるまでの1年間で起きたサブストーリー的な話が詰め込まれている。 今回は推理云々というよりは、1年間での主要人物の心の動きを主に描いている感じの作品だった。 奉太郎と千反田、里志と摩耶花、この2人の関係性が良く描...

古典部シリーズ第4弾「遠回りする雛」今回は短編集。 入学から2年生になるまでの1年間で起きたサブストーリー的な話が詰め込まれている。 今回は推理云々というよりは、1年間での主要人物の心の動きを主に描いている感じの作品だった。 奉太郎と千反田、里志と摩耶花、この2人の関係性が良く描かれている。 特に奉太郎と千反田。最終的には色恋沙汰に発展するとは予想しているものの、これまでのストーリーではあまりそのあたりの心情的なものは描かれていなかったが、今回の作品で少しそのあたりの心情の変化が垣間見えた。 次からは古典部4人も2年生に。新たな登場人物も現れるようで引き続き楽しんで見てみようと思う。

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2022/12/15

古典部シリーズ4作目。 短編集でした。 やらなくていいことなら、やらない。 やらなければいけないことなら手短に。 ホータロー達のやり取りはいつ読んでも興味深いですねぇ。 今回は里志の事がとても気になりました。

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2022/11/14

古典部シリーズ4弾。 今回は短編集で、一年間を通した7つのエピソードが描かれている。 古典部4人の微妙な距離感や心情の変化などが描かれていて、物語もどんどん厚みを増しているように感じた。

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2022/10/28

手作りチョコレート事件での里志のセリフ 「こだわらないことだけにこだわるようになったんだ」でクドリャフカの順番の級友谷君が勝負にこだわる姿に谷君に哀れな気持ちあるいは過去の勝負にこだわる自分を重ねていたのかな?と想うと里志の態度の捉え方も遠回りする雛を読んだ後で変わってくるのでそ...

手作りチョコレート事件での里志のセリフ 「こだわらないことだけにこだわるようになったんだ」でクドリャフカの順番の級友谷君が勝負にこだわる姿に谷君に哀れな気持ちあるいは過去の勝負にこだわる自分を重ねていたのかな?と想うと里志の態度の捉え方も遠回りする雛を読んだ後で変わってくるのでそこがなんだか面白いと思う。。

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2022/10/15

シリーズ第4作。 全7編からなる短編集。 古典部の1年を描いた作品。日常の中にある謎を解決していく。 古典部のそれぞれの関係性が徐々に変わっていくさまが描かれていて感情の揺れ動きなども描かれており楽しく読み進めることができた。 お気に入りはやはり遠まわりする雛

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2022/10/10

少し男気の足りないメンズ達、心の内では高校生にしては大人びた考えがしっかりあって少しきゅんとした。けど頑張ってよね!!

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2022/07/31

〈古典部〉シリーズ第4弾。奉太郎、える、里志、摩耶花4人の部員の1年間の出来事を描いた7編。大きな事件ではないけど彼ら一人一人の心理と関係性に焦点を当てて掘り下げた印象がしました。「手作りチョコレート事件」では里志と摩耶花の、「遠まわりする雛」では奉太郎とえるの恋心それ以前の微妙...

〈古典部〉シリーズ第4弾。奉太郎、える、里志、摩耶花4人の部員の1年間の出来事を描いた7編。大きな事件ではないけど彼ら一人一人の心理と関係性に焦点を当てて掘り下げた印象がしました。「手作りチョコレート事件」では里志と摩耶花の、「遠まわりする雛」では奉太郎とえるの恋心それ以前の微妙な関係性が現れててなにか言葉に上手くできない切なくほろ苦い余韻が残りました。

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2022/07/31

古典部シリーズ4作目は日々のことを短編集にしながらもしっかりと時間経過がわかり、それぞれのキャラクターもはっきり際立ってきてます。個のバランスがすごく良くて、だれも興味をそそる対象

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2022/05/29

"あまり雛、雛と言わないでください" のところで、そうか雛の字が使われているのだったと気付いた。 直木賞受賞を知らせるニュースでとあるキャスターが、私気になります、と発言したことをきっかけに、この作者の本を読み出したが、古典部シリーズはやはり安定して面白い、と...

"あまり雛、雛と言わないでください" のところで、そうか雛の字が使われているのだったと気付いた。 直木賞受賞を知らせるニュースでとあるキャスターが、私気になります、と発言したことをきっかけに、この作者の本を読み出したが、古典部シリーズはやはり安定して面白い、と思いながらここまで来た。

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2022/05/28

アニメ化されてない短編でもあるかと思ったけど無かった。短編の中では表題作の『遠回りする雛』が1番好き。

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