パリでメシを食う。 の商品レビュー
パリでメシを食う。ご飯の本ではなく、パリでいろんな仕事で生計を立ててる日本人の話。読み終わると自分も頑張りたいなと思う。
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フランス旅行直前にこの本を手に入れた僕はラッキーだった。パリの見方をがらりと変えてくれた一冊。 料理やレストランの紹介本ではなく、パリで生活して「働いて」メシを食う人々の物語。面白いのはごく普通の人々がひょんな経緯でパリに行っちゃったってこと。切望して移住した人もいれば、なんと...
フランス旅行直前にこの本を手に入れた僕はラッキーだった。パリの見方をがらりと変えてくれた一冊。 料理やレストランの紹介本ではなく、パリで生活して「働いて」メシを食う人々の物語。面白いのはごく普通の人々がひょんな経緯でパリに行っちゃったってこと。切望して移住した人もいれば、なんとなく住み着いた人もいる。職種や経歴も様々。恋人を追いかけていつのまにか国連職員になった女性、ヨーヨー片手にサーカスの盛んなフランスへ渡ったパフォーマー、ファッション業界から転身しマンガ喫茶オーナーになった元デザイナー、20代後半にして職業としての絵描きの道を選んだ女の子、他にも色んな職業の人が。 パリと聞いて我々日本人が持つイメージはどうだろう、「花の都」「エッフェル塔」「ルイヴィトン」等が真っ先に挙がると思う。でも実際は… 古くて新しくて、意地悪で親切で、汚くて美しい、なんて魅力的な街なんだろうか!
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パリの定食屋とか住んでみて始めて見えてくるリアルなパリでの食の本だと思い込んで喜んで読んでみたら、そっちのメシでしたか。でもひと息に読んだ。このシュッとした筆致で次は食べる話が聞きたい(この本、川内さんの話を聞いてるという感じが気持ちよかった)。
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女性著者らしい表現に惹かれ、珍しく購入... パリで暮らす10人の人々のライフスタイル、生い立ちが凝縮された本... それぞれが自分の好きなことで好きなように生きていて、 そこまでの道のりは、偶然が重なったり、努力を続けた結果出会ったり... 大変だった時期をインタビューさ...
女性著者らしい表現に惹かれ、珍しく購入... パリで暮らす10人の人々のライフスタイル、生い立ちが凝縮された本... それぞれが自分の好きなことで好きなように生きていて、 そこまでの道のりは、偶然が重なったり、努力を続けた結果出会ったり... 大変だった時期をインタビューされてる人たちはあっさり答えているみたいだけど その当時は相当きつかったりしたのであろう... 「シンプルに生きる」 それがいかに楽で大変で人間らしいか... 本を読みながら、人の人生に触れ、 自分の周りが別空間になったような体験をした...
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天気が良いなあとか、バゲットがおいしいなあとか、そういうことに幸せを感じれる人間になりたいと思った。
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パリに住みたい! パリで暮らす日本人10人の話。 元グラフィックデザイナーの料理人 漫画喫茶のオーナー夫婦 独特の話し方のスタイリスト 人柄が人気のカメラマン 三人家族と犬のいる花屋 アーティストが占拠した廃墟に乗り込んで、そこでアーティストになった女の子 線の細いテーラー 悩...
パリに住みたい! パリで暮らす日本人10人の話。 元グラフィックデザイナーの料理人 漫画喫茶のオーナー夫婦 独特の話し方のスタイリスト 人柄が人気のカメラマン 三人家族と犬のいる花屋 アーティストが占拠した廃墟に乗り込んで、そこでアーティストになった女の子 線の細いテーラー 悩めるヨーヨーチャンピオン 恋する女性国連職員 騙されても前向きな針級師 ああ、これで全部だったかな。 読み終わった日に面白かったから友達に進めてあげてしまった。 パリじゃなくてもいい、 外国に住みたい!
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これは最高に面白かった。メシを食うというのは美食だのグルメだのの話ではなく、生きていく糧を得るの方の意味。けして有名ではないさまざまな職業の日本人がなぜパリに渡り、パリで暮らしているのかを追った傑作ノンフィクション。実際にこれに出てくるアーティストが占領したアパートに訪れたけれど...
これは最高に面白かった。メシを食うというのは美食だのグルメだのの話ではなく、生きていく糧を得るの方の意味。けして有名ではないさまざまな職業の日本人がなぜパリに渡り、パリで暮らしているのかを追った傑作ノンフィクション。実際にこれに出てくるアーティストが占領したアパートに訪れたけれど、非常にアグレッシブで愉しかった。
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三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの...
三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。 _______________ 新婚旅行に行く飛行機のなかで読みたいなと思って買った本。 結局行きではなく帰りに読んだけれど。 これがとても面白い。 パリという街の象徴的な話でもあり 日本人という人種の話でもあり なにより情熱大陸のような、人の大切な部分をのぞくような内容だったから。 パリに住んでいるからといって けっして特別な人ではない。 でもやっぱり普通の人じゃない。 そんな人たちを覗き見することができた。 パリの人はおしゃれだけど、親切ではなくて。 それを実感したばかりだからとても楽しかった。 なんで芝生にねっころがるのか 外でご飯を食べるのか そんな謎もなんとなくわかってくる1冊でした。
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タイトルから料理関係かと思ったら、違って、パリで生きてる=働いてメシを食ってる人たちのインタヴュー集だった。 それぞれ色々な理由でパリにいるけど、どの人も、どこか突き抜けてるところを持っている。情熱だったり、がむしゃらさだったり、ちょっと変わった特技だったり。すごく面白い。一度し...
タイトルから料理関係かと思ったら、違って、パリで生きてる=働いてメシを食ってる人たちのインタヴュー集だった。 それぞれ色々な理由でパリにいるけど、どの人も、どこか突き抜けてるところを持っている。情熱だったり、がむしゃらさだったり、ちょっと変わった特技だったり。すごく面白い。一度しかない人生、思い切ってやりたいことをとことんやるのはいいなあ、何かにチャレンジしてみようかな、という気持ちになる。 それにフランスにはやっぱりいっぺん行きたい。なんでか分かんないけど、惹かれる国なんだ。
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題名と装幀に惹かれて、買ってみた本書。 良い意味でも悪い意味でもイメージと違った。 メシを食うという、ワードを使っているが、文章はかなり丁寧な語り口で書かれている。 パリで暮らす多種多様な日本人のパリにいる理由に迫ったルポといった印象。 一つ一つの話は面白いが、何だかなと奥...
題名と装幀に惹かれて、買ってみた本書。 良い意味でも悪い意味でもイメージと違った。 メシを食うという、ワードを使っているが、文章はかなり丁寧な語り口で書かれている。 パリで暮らす多種多様な日本人のパリにいる理由に迫ったルポといった印象。 一つ一つの話は面白いが、何だかなと奥の方で突っ掛かる読了感があった。
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