パリでメシを食う。 の商品レビュー

川内有緒【著】

2017/01/02

パリで、生活する日本人のリアルな話。それぞれの事情で始めた、パリでの生活者の、ささやかながら、前向きな人生がそこにある。何故か温かく、ほのぼのとする文体に、引き込まれる良本。

2016/08/14

フランス、パリは特別なんだ。

どうしてもそんな風にしか
読めなかった。
そこで暮らす特別なものを
持った人たちの選りすぐりの
エピソードが並んでいた。

この本からは フランス人は
見えてこない。

2016/01/03

これは、交換読書会で手に入れたもの。なぜこの日本人はパリで暮らしているのか、そしてなぜその仕事をしているのか、決してパリが素晴らしいという主張をしていない内容がリアルさを増しワクワク読めた。

2015/11/07

観光で訪れるパリと、生活で住むパリでは全く違う。
それは分かるだけに非常に興味深かった一冊。
パリで生活する方々の人生を垣間見させていただきました。

とにかく多様な皆さんのバックグラウンドに驚き、
その行動力や決断力に感服。
ここに書かれている以上の苦労もされているはずだが、皆さんフランスをフランスらしく楽しんでいることに共感する。

著者の文章にもとても好感が持て、パリだけでなく、海外生活に興味のある方にはお勧めです。

2015/08/14

アリオさんの文章、結構好きかも。ニューヨークに並ぶ多種多様な文化が交じり合うパリで生活する日本人に焦点をあてたルポ。心の趣くままに、気が付いたらパリにいたという感じの人が多く紹介されている。人生、そのときそのときを精一杯生きる（ある意味、いきあたりバッタリ）と、幸せの形を見つけるという生き方もあると知る。

2015/07/18

いろんなひとがいるなあって。
私はいつからエッセイや、こんな普通の人の話を読むように、好きになったのかなあ。
なーんにもしないで、風が吹くと気持ちいい部屋で、ゆっくり読めて幸せでした！

2015/06/20

著者の目線がそうなのか、登場する人々それぞれが極めて自然体で、かつ自分の人生に真正面から向き合っている姿が清々しく、勇気を与えてもらえる気がする。

2015/04/30

フランスのパリに移住し生活をしている人たちの生き方を垣間見ることのできる一冊。昔読んだアジアンジャパニーズのフランス版とも言えるかもしれない。ただ、十人十色とはよく言ったものでそれぞれのライフスタイルとパリとの距離感が羨ましく思えてくる。

頑張って読むというよりはしみじみと読みたい一冊。

2015/03/30

成り行きでパリで暮らすことになった人、明確な目的があってパリで働く人、一度日本に戻ったけれど、再びパリで暮らすことにした人。。。。明るいところだけでなく、苦労した、不安いっぱいな処もインタビューされていて、とても興味深く面白く読んだ。 パリに住んでみたいと時折思っていた僕と、明らかに違うのは、一歩踏み出す勇気や踏ん切りなんだなぁ。

2014/12/19

自分がおっちょこちょいだから悪いんです。
パリのおいしいお店や家庭料理のレシピなんかも乗ってるようなエッセイだと思ったのです。
文字通り、パリで仕事をしお金を稼ぎメシを喰う
たくましい個性的で勇敢で個性的な素敵な日本人たちのお話でした。いろんな人生、生き方があるんだなとちょっと広々とした気持ちになりました。と同時に私の中のパリ暮らしの持つ甘ったるいイメージは払拭されました。