パリでメシを食う。 の商品レビュー
パリっていいよね〜憧れの街!と思い購入した本。それもかれこれ2.3年前かな、笑笑 そして昨年の春、念願のパリへ。やっと来れた〜やっぱりパリって素敵な街だなぁと思い、そういえばこの本だいぶ前に買ってたよなと思い出し、やっと読了。 ちょうどいま大学を休学している。何かになりたくて、...
パリっていいよね〜憧れの街!と思い購入した本。それもかれこれ2.3年前かな、笑笑 そして昨年の春、念願のパリへ。やっと来れた〜やっぱりパリって素敵な街だなぁと思い、そういえばこの本だいぶ前に買ってたよなと思い出し、やっと読了。 ちょうどいま大学を休学している。何かになりたくて、何かを果たしたくてがんばってきたものの、結局自分は何がしたいのか分からなくなってしまい、少し一息ついて改めて自分と向き合う時間をつくろうと思ったのだ。 そんなタイミングで再び出会えたこの本。 所々に描かれるパリの風景にこころ弾ませつつそこに暮らす、世間一般の常識からは外れていると思われるかもしれないけれど、何よりも自分と向き合い、なりたい姿を追いかける一人一人の人生に、とても勇気をいただいた。 たしかに「普通の話」かもしれない。だけれど「自分は何をしたいのか、なんのために生きるのか」このシンプルな問いにひたすら向き合い続ける彼らは、どこか今の私を後押ししてくれているような気がした。 周りがどんどん就職決まるなか、休学を選択してコレという目標もなくのらりくらりしている私は、世間一般のサクセスストーリーカタログには絶対に載ることはないだろうなぁ「できないダメな人間」だなぁとすら思うこともある。 それでも、だからこそ「なんのために生きるのか」という1番シンプルな問いに向き合うことができているのだとも思う。 長くなってしまったが、購入した2.3年前から時を経て今再び出会い背中を押してもらえたこと、とっても嬉しい。 まだまだ私もやってやろう!と思える素敵な本でした。
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図書館で借りて読みました。 コレがまた、1年待ちくらい。 その間にどんな本なのか調べたらよかったのに、 予約していたことを忘れていまして。 要するに、パリの美味しい食べ物のエッセイかと思ったんです。 が。 読み進めるうちに、タイトルに納得。 パリで生活する日本人に日本人がインタビ...
図書館で借りて読みました。 コレがまた、1年待ちくらい。 その間にどんな本なのか調べたらよかったのに、 予約していたことを忘れていまして。 要するに、パリの美味しい食べ物のエッセイかと思ったんです。 が。 読み進めるうちに、タイトルに納得。 パリで生活する日本人に日本人がインタビューして、その生き方、考え方を紹介した本。 久々に期待を裏切る内容。 読了の言葉がふさわしい。 自分は、甘々だな、と。パリでは、いや、世界では、もっと自分自身に正直に真っ直ぐに生きている人たちがいるんだな。と。 10年以上前の本ですが、内容は色褪せていない。コレもまたすごいって。
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パリでメシを食う。食レポじゃなかったのかと期待外れだったのは一瞬で、今では出会えて良かったと思える一冊。 生存バイアスかもしれないけれど、パリで生業をしている人たちはみんな自分に正直にまっすぐ努力を惜しまない人だった。周りの目や一般論は抜きにただ直向きに努力する。何事も始めるのに...
パリでメシを食う。食レポじゃなかったのかと期待外れだったのは一瞬で、今では出会えて良かったと思える一冊。 生存バイアスかもしれないけれど、パリで生業をしている人たちはみんな自分に正直にまっすぐ努力を惜しまない人だった。周りの目や一般論は抜きにただ直向きに努力する。何事も始めるのに遅いことはないし、続ければ形になっていくようだ。とても刺激的な一冊になった。
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パリで暮らす筆者がパリで暮らす日本人にインタビューしてまとめたルポ。人の人生っておもしろいですね。大きな名声を勝ち得た人ばかりが登場するわけではないですが、みんなそれぞれ自分の道に幸せそうに生きてます。もちろん、パリで不幸を感じながら暮らしている日本人もいるでしょう。でも、笑いな...
パリで暮らす筆者がパリで暮らす日本人にインタビューしてまとめたルポ。人の人生っておもしろいですね。大きな名声を勝ち得た人ばかりが登場するわけではないですが、みんなそれぞれ自分の道に幸せそうに生きてます。もちろん、パリで不幸を感じながら暮らしている日本人もいるでしょう。でも、笑いながら楽しく生きたい。パリってそんな人の集う町みたいです。楽しく幸せならば、東京でも同じですね!
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学生の頃に読んでたら自分の人生変わってたかもしれない、と思う本だった。そのくらいの衝撃。 なんやかんやあってパリで生計を立てている日本人10人の人生を辿る本。ここに出てくる人たちは、普通だけど普通じゃない。全てがうまくいってるわけではなくて、苦しみに耐えたり、うまくいかないタイミ...
学生の頃に読んでたら自分の人生変わってたかもしれない、と思う本だった。そのくらいの衝撃。 なんやかんやあってパリで生計を立てている日本人10人の人生を辿る本。ここに出てくる人たちは、普通だけど普通じゃない。全てがうまくいってるわけではなくて、苦しみに耐えたり、うまくいかないタイミングもたくさんあった。それでも前に進んで、この人たちの今に繋がってると思うと自然と涙が出てくる。 でもやっぱり全員に共通してると思うのはとんでもないバイタリティと根性!普通なら耐えられないと思うところを耐え抜いている。尋常ではない。 自分の人生は何歳からでも新しいことを始められるし、前に踏み出す力さえあればなんでもできるのかもしれないと勇気づけられる。生涯手元において、いろんな人にも読んで欲しい本。
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パリで暮らす10人の、リアルな暮らしの切り取り。とてもリアルで、とても等身大で、とても、共感する。物語のようだ。でも、全てがノンフィクションで、それぞれのエピソードの最後に本人の写真が載っていて、そこに、現実であることを思い出す。 綺麗な人生なんてなくて、でも、そんな生々しいリ...
パリで暮らす10人の、リアルな暮らしの切り取り。とてもリアルで、とても等身大で、とても、共感する。物語のようだ。でも、全てがノンフィクションで、それぞれのエピソードの最後に本人の写真が載っていて、そこに、現実であることを思い出す。 綺麗な人生なんてなくて、でも、そんな生々しいリアルが、とても美しい。
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読むのにかなり時間がかかった。 私が好む物語調のものでも無いし、有名な人や興味のある職業ばかりじゃないからだ。 でも、面白かった、まさに、参考になる話・サクセスストーリーじゃないんだけどだからこそ面白いっていうか。 私にも無限の可能性があるように思えた。なんなら来週からパリに住ん...
読むのにかなり時間がかかった。 私が好む物語調のものでも無いし、有名な人や興味のある職業ばかりじゃないからだ。 でも、面白かった、まさに、参考になる話・サクセスストーリーじゃないんだけどだからこそ面白いっていうか。 私にも無限の可能性があるように思えた。なんなら来週からパリに住んでるかもしれないし(笑) でもそれくらい本当に生き方って自由なんだ。 私もきっとパリは完全に好きにはなれないと思う、京都のほうが100倍生きやすいだろうし。 でも最近の私はなんでかパリに惹かれてる。モンマルトルから見たあの景色が忘れられないからだろうか。あの沢山の花が沢山ある街と、昼間からお酒を飲んで楽しそうに話してたパリジャンや手を繋いでデートするご老人たちが忘れられないからだろうか。 今このタイミングで読んでよかったな。 私もいつか花屋さんになりたいな~
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「…30代目前で、急に中途半端が嫌になった。3年後の自分を想像したとき、このままだと同じ場所で同じ仕事をしてる気がした。パリに行けば、3年後はぜんぜん違うことをしている。今行かなかったら、この先行くことはない…」 今の自分の心境そのもので、この本を読んで未経験からエンジニアを目指す決意をした(気がする)。 専門スキルを持って働く人たちにあこがれを抱きつつも自分は器用貧乏タイプなんだと自己を分析していた(そう思い込むことであこがれへの可能性を感じないようにしていたのだと思う)。 前職やそこを辞めてから働いた先で自分が器用どころか、逆に人より不器用なんだとわかったとき、あこがれへの可能性にようやく目を向けることができた。 「人と比べない」と言いつつもあいかわらず人と比べ続ける日々ですが、定期的に読み返したいなと思う本です。
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パリで6年近くすごした筆者が、パリに住む日本人10人の人生を聴き、一冊の書籍になった。 僕の生き方なんて誰の参考にもならないと言って取材に応じた人々。 パリに移住して、異文化の中で、ましてや、異国人の立場で、生き抜く厳しさとワクワク感は、想像以上であろう。 決して普通の人の人生で...
パリで6年近くすごした筆者が、パリに住む日本人10人の人生を聴き、一冊の書籍になった。 僕の生き方なんて誰の参考にもならないと言って取材に応じた人々。 パリに移住して、異文化の中で、ましてや、異国人の立場で、生き抜く厳しさとワクワク感は、想像以上であろう。 決して普通の人の人生ではなく、生きるパワーと勇気のお裾分けを頂いた気分である。
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6几帳面さと常識が幅を効かせる東京。几帳面すぎるんだよな、 17 ずっと同じような毎日でいいのか? 43ただ美味しい料理が作れるようになれればそれでいい。人のためとかじゃなくて、自分の理想として、こうなりたい、こう向上したいというのを目指してればいい。 51心配してるとそっちに行...
6几帳面さと常識が幅を効かせる東京。几帳面すぎるんだよな、 17 ずっと同じような毎日でいいのか? 43ただ美味しい料理が作れるようになれればそれでいい。人のためとかじゃなくて、自分の理想として、こうなりたい、こう向上したいというのを目指してればいい。 51心配してるとそっちに行っちゃう。考えすぎだ。 67理由なんていらないのか。何かやるときに理由なんて探しても見つからないかもと思いたい。 そう、これなんだ!そこには、彼女がずっと忘れられなかった調理場の緊迫感があった。レストランの面白さってそこなのかなって思います。その時その時で緊張感がある。お客さんが来てわーってなって、帰れば一息つける。その波が面白いんでしょうね。 上昇するために生きているんでしょ、人って。 この世の中には何をしたいかを語る奴が多すぎる。思っているならやらないと。口先だけになってないか。 パリでなら生きていける。自分が楽っていったらこっちなんですよね。パリでは思っていることを口に出しやすい。 もっと自由に暮らしたい。明日の仕事めんどくせーなーって毎日働いてる。違うだろ、それは。明日が楽しみって思える暮らしをしたい。 やっているときは楽しい。一瞬だけだけど。 向いているかどうかなど構わずに、ただひたすらに続けてきた。それを情熱と言わずになんと呼ぶのか。その続けてきたという事実だけで、充分なのかもしれない。 生活の中心が仕事ってありえないよな。幸せに生きるための手段としての仕事なんだよな。仕事は人生においてあくまでもサブ。仕事のことばっかり考えてるのは違うかなと思う。 海外で仕事がしたいじゃなくて、海外で暮らしてみたい、それでいいじゃん。 勝ち組とか負け組とか、そんな単純な分類には当てはまらない生き方。人は本当にどう生きてもいい。時間やお金に縛られながらも、安定して生きるのも一生。サクレ・クール寺院を眺めながら好きなことをして怒るのも一生。 なんか言葉以外に何か自分のこれだ、というものがあって、それで暮らすのもありかもな。 パリで暮らしてみたい。ゆっくり。ヨーロッパで暮らすようになったら、このせかせか感は無くなるのかな。
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