魔法使いの弟子たち の商品レビュー
分厚いので、通勤で読むのを犬猿していたが、あっと言う間に読んでしまった。ある程度まで先読みする癖のある人達には心地好いと思う。 ただ、ダレカガナカニイル程何度も読み返す気持ちになれなかった。私の心がピュアじゃなくなったからだろうか?
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分厚い本だが、平日の夜中に一気読み。井上夢人の長編は、ひさしぶりだが、本当に上手い。 ミステリというよりSFだが、巷でほとんど話題にならないのが、不思議な一冊。 ラストが、少し物足らなかったのが、残念。
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話のスケールが大きい。最後は一体どうなるだろ?と期待が膨らんだ分、なんともスッキリしない終わらせ方でちょっと残念。未来は変えられるんだろうか。。。
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井上夢人さん、すんごいの書きましたね〜。面白かった。凶悪なウィルスに罹患して多くの死者が出る中、奇跡的に命を取り留めた数名が、超能力者になっていた…。という、書き方によっては、”タダ設定が奇抜なだけの本”に終わりそうな作品が、井上夢人が描くと、ここまで昇華する。分厚さも気にならず...
井上夢人さん、すんごいの書きましたね〜。面白かった。凶悪なウィルスに罹患して多くの死者が出る中、奇跡的に命を取り留めた数名が、超能力者になっていた…。という、書き方によっては、”タダ設定が奇抜なだけの本”に終わりそうな作品が、井上夢人が描くと、ここまで昇華する。分厚さも気にならず一気に読めた。
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。
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未知のウイルス+超能力系。どちらも好きなジャンルなため、年末、徹夜が続く超多忙時期にもかかわらず、一気に読んだ。 非常に面白かったのだが、後半がちょっぴり微妙。何というか勢いがそがれたというか、そっちに行っちゃうの?というか、前半のスピード感が落ちてしまったのが残念。落ちも正...
未知のウイルス+超能力系。どちらも好きなジャンルなため、年末、徹夜が続く超多忙時期にもかかわらず、一気に読んだ。 非常に面白かったのだが、後半がちょっぴり微妙。何というか勢いがそがれたというか、そっちに行っちゃうの?というか、前半のスピード感が落ちてしまったのが残念。落ちも正直、残念だった。
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後半が荒い。 前半から中盤までは非常に面白かった。テレビに出た後から何かおかしくなったような気がする。 ・千里眼能力の設定が不徹底。 ・乗り移り能力の詳細も曖昧。 ・ボスザルの攻撃力が不明。どのような殺傷能力を備えているのか、描写がない。 ・ラストのヒロインの急激な心変わりがあ...
後半が荒い。 前半から中盤までは非常に面白かった。テレビに出た後から何かおかしくなったような気がする。 ・千里眼能力の設定が不徹底。 ・乗り移り能力の詳細も曖昧。 ・ボスザルの攻撃力が不明。どのような殺傷能力を備えているのか、描写がない。 ・ラストのヒロインの急激な心変わりがあまりにも不自然。 ・ラストの落ちが残念すぎる。
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バイオハザード、生き残りの生理的変化と、設定・展開ともすごく魅力的で久しぶりにわくわくしたのだけれど、後半からちょっと尻すぼみで残念だった。
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エンターテイメント小説はかくあるべきである。設定、キャラクター、話の構成ともにとりわけ独創的であるとは言えない。が、とにかく優れたストーリーテリングで一気に読ませてくれる。とりわけ、超能力の描写が素晴らしかった。透視能力の描き方は絶品、各々の能力が伸びていく過程もまったく予想でき...
エンターテイメント小説はかくあるべきである。設定、キャラクター、話の構成ともにとりわけ独創的であるとは言えない。が、とにかく優れたストーリーテリングで一気に読ませてくれる。とりわけ、超能力の描写が素晴らしかった。透視能力の描き方は絶品、各々の能力が伸びていく過程もまったく予想できずに物語に引きづり込まれた。そう来るかーと予想を裏切られる喜びを久しぶりに小説によって味わわせてくれた。ただ、予知能力の扱いにかなりてこづったように見受けられた。未来を知る能力と、私たち読者そのものの存在は互いにその物語において神様的な視点を持ちうる。この二つを両立させながら物語として成立させるのは非常に困難だったかもしれない。巨大なサルが出てきたあたりから、小さいながらも話の綻びが出てきて、最後のほうはそれが少し許容範囲を超えてしまった感がある。
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