魔法使いの弟子たち の商品レビュー
ラストが賛否両論のようですが、私は好きです。 未来を知っているのは主人公だけ。 これが千里眼を持つ者の悲劇じゃないのかなと思います。 これからどうするのか想像をかきたてられます。
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- ネタバレ
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未知のウイルスによる人類滅亡の危機とパニックっていう題材はよくあるけど、ウイルスによって超能力という後遺症を得るっていうのは初めて読んだ。 この能力、ドラえもんの「もしもボックス」のようにその気になれば簡単に世界征服できるんじゃ?ってところがどうも… もちろん弱点もあるんだけども。 超能力者たちもその周りの研究者たちも、能力についてあまりにも軽率というか危機感がなさすぎるんじゃないかと。 リアリティがなかった。普通はこんな行動しないんじゃないかなと。 まあそもそも超能力自体がトンデモな内容だけど。 他にもツッコミどころがいっぱいあるけど、なぜか引き込まれて読んてしまうんですよね。 文章のうまさなのでしょうか。 私は好きでした。 途中から話が広がりすぎて、どこに落とし所を持って行くのかと思いきや…そのオチですか!というガッカリ感はあったけど、未来に希望が持てるような読者の想像に任せられたラストはそう悪くなかったです。 死にオチよりはよっぽどいい。
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ウィルス怖い!でも組織もっと怖い! 透視は夢みたいだね。しかし結局生き残るものは選ばれしものみたい。 結局なぜウィルスに打ち勝ったのかは書かれていない。 もう一度最初から読む気力はないけどよいどんでん返しだった。 とてもスピードがあって面白かった。
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山梨県の竜王大学で発生した謎のウイルスによる感染症。早い時点で病院を封鎖したにも関わらず、数多くの感染者を出し、死者はあっというまに百人単位へ。雑誌のライターである仲屋京介は現場へ取材に行ったが、早々に追い返されてしまう。しかし偶然にも竜王病院の関係者の婚約者という人物に出会え...
山梨県の竜王大学で発生した謎のウイルスによる感染症。早い時点で病院を封鎖したにも関わらず、数多くの感染者を出し、死者はあっというまに百人単位へ。雑誌のライターである仲屋京介は現場へ取材に行ったが、早々に追い返されてしまう。しかし偶然にも竜王病院の関係者の婚約者という人物に出会え、ラッキーと思ったのもつかのま、その婚約者が感染していたために仲屋も感染。一緒に生死の境をさまようことに。しかし仲屋もその婚約者も奇跡的に回復。そしてなんと後遺症として、不思議な能力を手に入れていた。 分厚いがサクサク読み進む。しかしながらなんというか・・・オチのない話を読まされた感じ?(苦笑)。いや、一応オチはあるのはあるのだが、結局それなのか~とちょっとガックリきてしまった。おもしろくなる要素はあちこちにあるのに、それを生かしきれていない気がする。あと、能力を手にいれた後のめぐみの、”見世物でもいいから後遺症を知ってほしい、それにはバラエティー番組がいい”という心情も理解しがたい。これだけの死者や被害者を出しているにも関わらず、それを笑い要素で報道するのはいかがなものだろう。そのせいで刺されそうにもなっていたが・・・ある意味当然の報いな気がしてしまう。
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なるほどー、そうやって落とすかー。 確かに賛否両論。でも、私は結構好きです。 致死率ほぼ100%のウイルスから生還した主人公たちが特殊な能力を持ってしまって、、、 という物語。 ウイルスものでも、ジェノサイドとは全く違って。 しかし、共通しているのは「未来への希望」。 こうい...
なるほどー、そうやって落とすかー。 確かに賛否両論。でも、私は結構好きです。 致死率ほぼ100%のウイルスから生還した主人公たちが特殊な能力を持ってしまって、、、 という物語。 ウイルスものでも、ジェノサイドとは全く違って。 しかし、共通しているのは「未来への希望」。 こういう小説ってホントにいいですよね。
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感染病が発生した病院が閉鎖された。 そこに取材したいと出かけた先で、自身も感染してしまった主人公。 そうして回復してみれば、題名通りの未来が。 とにかく、この先は一体どうなるのだろう? というのが気になって かなりの分厚さだというのに、さっさと読み切ってしまいました。 当然と言...
感染病が発生した病院が閉鎖された。 そこに取材したいと出かけた先で、自身も感染してしまった主人公。 そうして回復してみれば、題名通りの未来が。 とにかく、この先は一体どうなるのだろう? というのが気になって かなりの分厚さだというのに、さっさと読み切ってしまいました。 当然と言えば当然の世間の反応と、周囲の反応。 そして怖い、と思ってしまう自身の事。 平和に進めば、進化したそれが己を襲ってくる。 生命を維持する事は、己の意識とはまた別の動きとはいえ こうなってしまえば受け入れがたいものが出てくるのは当然です。 組織ですし、聞く耳もたない、というより、そんなもの、ですし。 納得できない、というのもあるでしょうけど。 しかしあの最後は…すごいです。 ようやく全貌が分かった、のもありますが、まさかそうくるとはw 確かに、他が起きているのに、なぜ起きないのだろう、とは思いました。 良かった、という感じではありますが、突如な事に どれだけ信じてもらえるのでしょうか…?
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とても面白く、一気に読んでしまいました。 井上さんの作品は初めてでしたが、そんなに癖もなく読み進めることができました(・ω・) 警察のこと、マスメディアのことなども深く考えるきっかけとなった。 ただ、最後の方のくだりがごちゃごちゃしすぎていたかな、と思いました。
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TV局や警察への「能力の証明」が「オルファクトグラム」とほぼ同じ流れなのが気になった。中盤からの展開がええー、という感じだったのでむしろあのラストが良かった。基本的には大満足。面白かった!
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ぐいぐい引き込まれるので、すぐに読めちゃいました。 設定としては今までにもあるような感じだし、 ラストはちょっとパッとしないのだけど、それでも星は4つです。 スピード感があること。 映像が目に浮かぶような描写が上手いこと。 (決して細かすぎず、しつこくないのが更に良い。) まぁ、...
ぐいぐい引き込まれるので、すぐに読めちゃいました。 設定としては今までにもあるような感じだし、 ラストはちょっとパッとしないのだけど、それでも星は4つです。 スピード感があること。 映像が目に浮かぶような描写が上手いこと。 (決して細かすぎず、しつこくないのが更に良い。) まぁ、あとは私が好みの話だからかなw 映画化されたら面白いでしょうね。
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