魔法使いの弟子たち の商品レビュー
兎に角、突拍子もない発想自体が凄いと思います。 設定が有り得無いだけに、展開なども有り得無いのですが、それを引っ張って行って、最後まで一気に読ませる旨さが有ります。 散らばって収拾がつかなくなるのではと思いましたが、纏めて来る辺りが井上夢人の凄ところ。
Posted by
主人公が超能力を持つというSFちっくな設定だったが、「こんなことが現実に起こったら…」と思わせられ、突拍子も無い内容というよりはなかなか現実感がある設定だった。しかし現実感に重きを置いているからかもしれないが、主人公たちが強すぎて超能力を使うシーンでもあまり緊張感が沸かなかった。...
主人公が超能力を持つというSFちっくな設定だったが、「こんなことが現実に起こったら…」と思わせられ、突拍子も無い内容というよりはなかなか現実感がある設定だった。しかし現実感に重きを置いているからかもしれないが、主人公たちが強すぎて超能力を使うシーンでもあまり緊張感が沸かなかった。主人公達以外の超能力者出現の時も一方的だったし。また終わり方があっけなすぎかな。
Posted by
第1部完、で第2部が始まって欲しいと思う終わり方だった。 面白かったけど、何か惜しい。 これは希望エンドなんだと思いたい。
Posted by
謎のウィルス発生からミステリーになるかと思いきや、ちょっとファンタジー?しかし一気に引き込まれた。異能者の悲しみを感じられたが、終盤は結構駆け足で進み、ラストは切なかった。
Posted by
ウイルスものかと思いきや超能力もので、超能力ものかと思いきや、一種のタイムトラベルものという変則的な作者らしい作品だった。が、やっぱり今のところクラインの壷(こちらは岡嶋二人としてだが)が一番かな。
Posted by
ウイルスパニック。 非現実なストーリーなのに体感したかのようなリアリティーでわくわくどきどきしながら、すんなり読めてしまった。 面白い!!!
Posted by
非現実的な話ではあるけど、面白かった。 最後どうするのかと思って読んでたら・・・オチがいまいちでした。 まあ、あれ以外終わり方があるのかって話なんですけどね。
Posted by
致死率ほぼ100%のウィルスに罹りながら生還した4人の物語。 生還した4人にはそれぞれ変わった後遺症が発現し、超能力ともいえる力を操るようになる。 そんな力を持ち、しかも傷つけられることすらない、という超人間みたいな存在になった4人には、 警察すら手出しが出来ないため、も...
致死率ほぼ100%のウィルスに罹りながら生還した4人の物語。 生還した4人にはそれぞれ変わった後遺症が発現し、超能力ともいえる力を操るようになる。 そんな力を持ち、しかも傷つけられることすらない、という超人間みたいな存在になった4人には、 警察すら手出しが出来ないため、もうやりたい放題・・・ なんて、そんな傍若無人なことは全くなく、 みんな非常に繊細な心を持っています。 そして、そのために、 最強の人間(の体)になりながら、 悩み苦しみ、逃避生活を送ることになってしまいます。 後半の、ウィルスの正体に迫って行く場面は、ドキドキさせられます。 結末も、井上夢人さんならではのどんでん返しになっていて、 本当に楽しめます。
Posted by
ウィルスパニックから始まり、物語は意外な方向に転んでいくが、休む暇を与えないほど引き込まれる。このままではスケールが果てしなく広がってしまうのではないかというところで、ぎりぎり荒唐無稽にならない地点で落とし込むラストも、これでいいのだと思う。
Posted by
魔法=超能力。 話しの内容は非現実的だが、そこは井上夢人の表現力、あたかも目の前で自分が体験している様に、ドキドキしながら読めた。 最後は自分的にちょっと…だけど、読んで損はしないと思う。
Posted by