魔法使いの弟子たち の商品レビュー
オチとか、あまりに荒唐無稽な能力とか、 ちょっと大きくしすぎちゃった感じがするけど、 おおむね面白く読んだ。 というか、岡島二人ファンとしては、 作者が続けて書いているというだけで、うれしいんだけど・・・ これを、病院の待ち時間に読んだ私って・・・
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。 タイトルからファンタジーなのかと思っていたら、いきなりアウトブレイクもので、感染列島!?かと思ったら実は超...
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。 タイトルからファンタジーなのかと思っていたら、いきなりアウトブレイクもので、感染列島!?かと思ったら実は超能力ものでした。分厚い割にはさくさく読めます。 どうやって収集をつけるのかと思ったら、そういうオチでいくとは思わなかったです。途中の展開がおもしろかっただけにオチはいまいちかなあと思いました。
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どこかで見たような定番のオチだったが、”定番”は読者に受け入れられやすいモノだからこそ”定番”なんだと感じた。 私個人としてはハッピー(?)エンドが好きであり、先を考えさせてくれるこのおとしかたは好きである。 また大衆の描き方など、様々な部分が現実に即しており、そのぶん世界観を...
どこかで見たような定番のオチだったが、”定番”は読者に受け入れられやすいモノだからこそ”定番”なんだと感じた。 私個人としてはハッピー(?)エンドが好きであり、先を考えさせてくれるこのおとしかたは好きである。 また大衆の描き方など、様々な部分が現実に即しており、そのぶん世界観を頭に描きやすく感じた。
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面白かった!! 厚いのに一気に読んでしまったくらい、ハマりこんだ。 最後のオチはちょっとと思うけれど、ある意味希望の持てる 終わり方なのがいいと思うな。 ありえんだろ?ってことがあるのが、小説の世界なんだしね。
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帯と中身がここまで乖離している作品も珍しいかも。本当に帯を描いた人は作品を読んでいるのか疑問。というか、読んでこれを描いたというなら素晴らしすぎるセンスだと思う。中身は面白いだけに帯が残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<図書館抄録> 山梨県内で発生した致死率100%近い新興感染症。 ワクチンが作られたものの、発生当初の「竜脳炎」感染者で意識が戻ったのは3名だけ。 彼らは「後遺症」として、不思議な能力を身につけていた…。 『小説現代』連載を書籍化。 **************************************** むむむ、久々にいっき読み。おもしろかった!!! 彼らが授かった後遺症とは、いわゆる「超能力」というもの。 ひとりは、念動力 ひとりは、透視力 ひとりは、?? 若返り&憑依力? そしてなによりも驚くのは、完璧なる「生体防御システム」。 彼らは、外部からのどんな攻撃(体内の悪性ウィルスや、蚊や、外部からの暴力や、突発的な事故など)にも、無意識のうちに対抗でき、かつ完全に排除できてしまうという力。 さてさて、この魔法使いたちは、どうなってゆくのか。その原因とは?? 結末には、う〜むむむむ、と唸ってしまったけど、止まることの無い脅威の進展には、こう締めくくるしかなかったのかなぁ。 とにかく、久々に興奮した。 念動力や透視力の場面の描き方なんか、読んでて爽快!! こういう、日常的なSFって大好き♪ 少し残念なのは、頁数のわりに、説明設定に腑に落ちない部分が残ること。 理解を得られず解決のない、超能力についての説明など、世間との対話の部分がくどくどしく、少々だれてしまった。
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謎のウィルスの蔓延というパンデミックものを思わせる冒頭から話はドンドンと予想外の方向へ。500ページ超の厚さを感じさせないリーダビリティは圧倒的ながら、ラストは少し物足りなかったかも。
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。壮大なる...
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。壮大なる井上ワールド、驚愕の終末—。 ******************* 待たせしました。9年ぶりの最新長編! 感染爆発した竜脳炎。生還した四人のウィルスは拡大を防ぐが、一人の意識不明者以外は、不思議な能力を獲得する。壮大なる井上「魔法」ワールド、驚愕の終末——
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このオチはなぁ。。。 途中までは面白くなりそうな予感にワクワクしただけに、後半のずるずる感と最後のオチにはがっかり。
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お名前は存じ上げておりましたが、初めて手に取りました井上夢人さん。 タイトルに惹かれました。 分厚いので時間がかかるかと思いきや…面白くてサクサク読んじゃいました! ふむ。岡嶋二人名義のも読んでみよう。
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