天国旅行 の商品レビュー

三浦しをん【著】

2013/01/19

「死」をテーマにした短編集。

「死」が描かれてはいるが、それ程重たい作品ではなく、「死」というものを色々な角度から描いている。

2013/01/18

"心中"にまつわる短編集
死にたい人、残された人などなど…
森の奧、遺言、初盆の客、が好きです。全部前半ですね笑

2013/01/12

心中がテーマの短編集、と帯に書いてあったから暗くて重い話ばっかりかと思ったら、ほっこりする話あり、ミステリーっぽいのありで全編楽しめました。
さすがしおんさん。

2012/12/04

心中をテーマにした短編集。
死を扱うからには重くドヨ〜ンとした話を覚悟したが、さすがはしをんさん。ゾクッとする話あり、ほっこりする話あり、最後まで読み手を掴んで離さない。
『初盆の客』では心中の定義を覆されたような気持ちになった。同時、同場所で手を繋ぎ合って死ぬ行為だけを指すんじゃなく、身も心もあなたに殉じますという念があれば、それはもう心中なんだなぁと。
あ、でも美化はいけません。

2012/12/01

死と向き合いながら前向きに生を志向する向日性の短編集。同じモチーフを扱いながらあらゆる設定、視点から物語は多彩に展開する。ひたひた押し寄せる恐怖が固唾を呑む緊張を持続させる。次のページで何が起こるか見当もつかない意外性は最後まで目を離すことを許さない。ファンタジックで明るい幽霊も出てくる。これにはどうしようもなく御しがたい切なさに心は激しく揺れた。いずれの作品も心に滞り残る印象深いシーンがあり満足度は高い。

2012/10/31

富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、一家心中で生き残った男の記憶…。「心中」をテーマにした短編集

2012/10/28

心中をテーマにした短編集。
透明感のある文章で心地よい。けど短編は長編に比べ物語にずっぽりは入りきれないまま終わってしまうことがあるのであまり好まない。ま、まぁまぁ面白かった

2012/10/27

君は夜
ロマンチックな話かと思いきや、ゾゾッ
生まれ変わっても強い愛があればまた結ばれる？

どの話も不思議な毒をそなえてる。

2012/10/13

短編集　7編収録
共通テーマが「心中」なのですが、ドロドロ感はなく読後感もいいです。
それぞれに趣が異なっているので、読んでいて飽きない。　　
「森の奥」「星くずドライブ」「SINK」が好み。　「星くずドライブ」はラストで号泣。軽いタッチでサラリと書かれているのに、切なくてたまらない。　
「遺言」のラスト1行にはやられました。ここまでの静かに激しい愛情（激情）をアタシは知らない。

2012/10/08

死にまつわる短編集。自殺だったり遺書だったり、心中だったり幽霊だったり。後味は話によりけり。
2012/10/6