天国旅行 の商品レビュー
<内容>そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。
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2010.06.26. 心中の物語。しをんちゃんは、エッセイではあんなに突き抜けておもろいのに、なんで小説になるとこんなにダークなんだろう。それにしても、表紙が気色悪い。縁起悪い感じ。 2010.04.04. しをんちゃんの新刊が。日曜の書評欄下にある広告で知って、慌てる。今度...
2010.06.26. 心中の物語。しをんちゃんは、エッセイではあんなに突き抜けておもろいのに、なんで小説になるとこんなにダークなんだろう。それにしても、表紙が気色悪い。縁起悪い感じ。 2010.04.04. しをんちゃんの新刊が。日曜の書評欄下にある広告で知って、慌てる。今度はどんなだろう。予約しようと思ったら、まだ入荷されていない模様。 →予約8人待ち。
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7つの短編はすべて「心中」をテーマにしているのだけれど、重苦しくも感傷的でもなく、非常に淡々としていて読みやすかった(特に前半の3編は)。後半になっていくにしたがって、若干、読後この後この人たちどうなっちゃうんだろう、と不安な気持ちになったりもしたけれど。個人的には心中をテーマに...
7つの短編はすべて「心中」をテーマにしているのだけれど、重苦しくも感傷的でもなく、非常に淡々としていて読みやすかった(特に前半の3編は)。後半になっていくにしたがって、若干、読後この後この人たちどうなっちゃうんだろう、と不安な気持ちになったりもしたけれど。個人的には心中をテーマにしているのになんだか妙な明るさのある「初盆の客」が好きかもしれない。
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心中をテーマにした7つの短編集です。 それぞれが死と生の狭間にいて、重いかなーと思いましたが、そこは、しをんさん。 所々にクスッとした笑いもあり、細いながら光を残す感じがとても良かったです。 私は、『初盆の客』と『SINK』が好きでした。
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