光媒の花 の商品レビュー
暗くて重いけど、やっぱり面白い! 徐々にミステリから離れて行くんだけど、そろそろコテコテのダークな本格が読みたい
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図書館で何気なく借りてきた道尾作品で した。 短編集だったからサクッと読めた。道尾さんの書くミステリーがやっぱり私は好きだなぁ
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道尾氏の短編。切ないんですよね、どこか儚いんですね、まるで虫や蝶のように・・・。うーん、1つ1つの作品は難しくないのですが、全体を通して読み解くとなると難しい内容だと思いました。再読するとまた変わった評価や感想になる1冊だと思いました。
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袋を裏返して世界を閉じ込めるという描写がおもしろかった。 大切なものを裏返した袋の中にいれ、自分は現実とともに袋の外である中の世界にいる・・・
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2012.2.10読了 素晴らしいです。 連作というほどではないが、登場人物が少しづつ重なっている短編集。 いつもの道尾秀介の世界、暗いけど温かい、小説ならではの薫りがする短編集です。 ただ、終わりの「遠い光」は、何だかとって付けたような感じがあって、無理感が強くある。 そもそも、短編集ではなくて、長編にして欲しかった。 いろいろな事情もあるのでしょうが、この作者には、長くて読み応えのあるものを書いて欲しいと思う。 期待しています!
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いつも道尾秀介さんの本にはすっかり騙されてしまうのでメモをしながら読み進めた。すると、6つの短編かと思いきやあちこちへ登場人物たちがリンクしていた。病気や殺人など決して明るい内容ばかりではないけれど、とても面白かった!
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まず一つに個人的に好きなパターンの連作だという点、 今までとはまた違った雰囲気のある作品だという点、 全体のテーマ性…かなり満足度の高い一冊でした。
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長編だと思い読んだら短編で少しがっかりしたが、少しずつ話が繋がっていた。もう一度じっくり読み砕きたいなぁという感じ。 どこで繋がってるんだろうと考えながら読んでしまったからかな?読み終わったあとしっくりこなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少しずつ世界が交わった六篇からなるお話。 サチが後に「ふつう」の日常を生きてるっていう、そこになんだか救われました。 袋を裏返して世界を閉じ込めるっていう描写、よかったなぁ あったかい気持ちになれる。
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淡い繋がりをもたせて連なっていく6篇のストーリー。表題は、虫を媒介とする虫媒花、風を媒介とする風媒花、から創作された造語。「光」が明確に共通テーマになってるわけではないけど、なんとなく納得のネーミング。ひらひらとストーリーを通じて登場する蝶が幻想感を醸し出してて良い感じだった。一...
淡い繋がりをもたせて連なっていく6篇のストーリー。表題は、虫を媒介とする虫媒花、風を媒介とする風媒花、から創作された造語。「光」が明確に共通テーマになってるわけではないけど、なんとなく納得のネーミング。ひらひらとストーリーを通じて登場する蝶が幻想感を醸し出してて良い感じだった。一番気に入ったのは、人間の心の機微が見事に描かれていた点かな。なかなか良かったです。
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