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光媒の花 の商品レビュー

3.7

254件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2025/11/13

人間のいいところも悪いところも余すことなく描かれている。それぞれの話で必ずミステリの要素が入っており、謎が解け、1つの答えが出てくる。 各話の登場人物たちが別の話でも出てくることで連作という形を保っており、各話の主人公たちの葛藤が普遍的なものであることを示しているようだった。 道...

人間のいいところも悪いところも余すことなく描かれている。それぞれの話で必ずミステリの要素が入っており、謎が解け、1つの答えが出てくる。 各話の登場人物たちが別の話でも出てくることで連作という形を保っており、各話の主人公たちの葛藤が普遍的なものであることを示しているようだった。 道尾秀介でなくても書ける作品で、連作にする意味がないと言われればそうかもしれないが、道尾秀介の連作ならではの味があり、連作にすることに作者が意味を感じている作品だと思った。

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2025/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

光媒の花 道尾氏の小説は「ラットマン」の他にアンソロジーに入っている短編を読んだだけだったのですが、トリックの技巧の方に重点があって人の描写はちょっとなおざりかな?という印象がありました。 本作で、その印象は無くなり、ちょっと好きな作家の仲間入りかなと思える内容でした。ちょっともの哀しいところが朱川湊人氏を思わせます。 隠れ鬼・虫送り・冬の蝶・春の蝶・風媒花・遠い光の6編の物語。各物語で主人公が少しずつ関連しながら入れ替わる形式で、前の物語の主人公のその後がその後の物語でわかったりするとても面白い構成です。 題材は、過去の殺人、虐待、孤独など暗いものですが、それを感じさせない語りがあります。 何故か、美空ひばりさんの「人はー哀しい、哀しいものですね・・・・人生って不思議なものですね」という歌が聞こえてきました。 竹蔵

Posted byブクログ

2025/04/07

図書館にて借りる、第140弾。 決して悪くない。が、道尾秀介でなくても書けるような。 道尾秀介に期待している内容ではない。 つまらなくはないが、凡庸な作品という印象。

Posted byブクログ

2024/01/27

素直になるのは 難しい。血の繋がりがあるがゆえに、素直に甘えることができない。血の繋がりがないから、頼って甘えるのが怖い。人の感情って、もっとシンブルだったらすれ違うこともないのかなぁと思った。

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2023/05/12

以外なストーリーの6編 認知症の母と暮らす一人息子は子どもの頃、父親の愛人を殺した ホームレスが殺された、殺したのは昆虫学者を夢みていた友人のホームレス ほのかに憧れた少女の為についた嘘 等々、でもそれぞれつながっていたストーリー 繊細な描写のストーリー

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2022/09/21

子供の立場と悩み 子供の悩みは大人の多くは理解でない。だから子供の悪さに対して親は上から一方的に叱る方が多くなる。子供目線での理解は難しいかも知れないが、ある書に子供にも理解する方法はあると。それは「叱るをやめて質問する事」だと言う。考えさせることで子供が社会の常理を理解すること...

子供の立場と悩み 子供の悩みは大人の多くは理解でない。だから子供の悪さに対して親は上から一方的に叱る方が多くなる。子供目線での理解は難しいかも知れないが、ある書に子供にも理解する方法はあると。それは「叱るをやめて質問する事」だと言う。考えさせることで子供が社会の常理を理解することにつながると言う事らしい。

Posted byブクログ

2022/09/11

向日葵の~以来遠ざかっていた道尾作品を読む。 相変わらず全体的に薄暗い。 ただ、本作は後半が希望をもたせるような形で終わっているので、悪くはない。

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2021/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

道尾秀介さんの本は薄気味悪くモヤモヤした気持ちになることが多く、好きなんだけど調子がいいときでないと読めない。この本もまたひぃーっと引き気味になってしまっていたところ、いつの間にかだんだんと希望が持てる方向へ進んでいき、珍しく読後感がよかったです。光媒の花…光=希望、希望や優しい気持ちは連鎖する…読了後にタイトルについて考えたりするのも余韻に浸って心地よいひとときでした。

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2021/08/21

'21年8月14日… 第三章「冬の蝶」まで読んで、中断。心が、引き裂かれてしまいました。 僕には、ちょっとキツいかも…読み終えるかどうか、時間をおいて考えます。 8月21日、読了。結局、読んでしまいました。そして、読んで良かった。 とても良い、読書体験でした。...

'21年8月14日… 第三章「冬の蝶」まで読んで、中断。心が、引き裂かれてしまいました。 僕には、ちょっとキツいかも…読み終えるかどうか、時間をおいて考えます。 8月21日、読了。結局、読んでしまいました。そして、読んで良かった。 とても良い、読書体験でした。道尾秀介さんに、感謝。 感想は、あえて語らないでおきます。未読の方、是非読んでみてください。

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2021/04/02

短編集。図書館で借りてきて、返却までに読み終わらないかも〜!と慌てて読み始めたけれど、わりあい短時間で読めた。 登場人物でゆるく繋がっているので、その繋がりを見つけると、登場人物たちに愛着が湧く。 わたしは第六章の「遠い光」が好きだった。

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