光媒の花 の商品レビュー
素直になるのは 難しい。血の繋がりがあるがゆえに、素直に甘えることができない。血の繋がりがないから、頼って甘えるのが怖い。人の感情って、もっとシンブルだったらすれ違うこともないのかなぁと思った。
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以外なストーリーの6編 認知症の母と暮らす一人息子は子どもの頃、父親の愛人を殺した ホームレスが殺された、殺したのは昆虫学者を夢みていた友人のホームレス ほのかに憧れた少女の為についた嘘 等々、でもそれぞれつながっていたストーリー 繊細な描写のストーリー
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子供の立場と悩み 子供の悩みは大人の多くは理解でない。だから子供の悪さに対して親は上から一方的に叱る方が多くなる。子供目線での理解は難しいかも知れないが、ある書に子供にも理解する方法はあると。それは「叱るをやめて質問する事」だと言う。考えさせることで子供が社会の常理を理解すること...
子供の立場と悩み 子供の悩みは大人の多くは理解でない。だから子供の悪さに対して親は上から一方的に叱る方が多くなる。子供目線での理解は難しいかも知れないが、ある書に子供にも理解する方法はあると。それは「叱るをやめて質問する事」だと言う。考えさせることで子供が社会の常理を理解することにつながると言う事らしい。
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向日葵の~以来遠ざかっていた道尾作品を読む。 相変わらず全体的に薄暗い。 ただ、本作は後半が希望をもたせるような形で終わっているので、悪くはない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
道尾秀介さんの本は薄気味悪くモヤモヤした気持ちになることが多く、好きなんだけど調子がいいときでないと読めない。この本もまたひぃーっと引き気味になってしまっていたところ、いつの間にかだんだんと希望が持てる方向へ進んでいき、珍しく読後感がよかったです。光媒の花…光=希望、希望や優しい気持ちは連鎖する…読了後にタイトルについて考えたりするのも余韻に浸って心地よいひとときでした。
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'21年8月14日… 第三章「冬の蝶」まで読んで、中断。心が、引き裂かれてしまいました。 僕には、ちょっとキツいかも…読み終えるかどうか、時間をおいて考えます。 8月21日、読了。結局、読んでしまいました。そして、読んで良かった。 とても良い、読書体験でした。...
'21年8月14日… 第三章「冬の蝶」まで読んで、中断。心が、引き裂かれてしまいました。 僕には、ちょっとキツいかも…読み終えるかどうか、時間をおいて考えます。 8月21日、読了。結局、読んでしまいました。そして、読んで良かった。 とても良い、読書体験でした。道尾秀介さんに、感謝。 感想は、あえて語らないでおきます。未読の方、是非読んでみてください。
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短編集。図書館で借りてきて、返却までに読み終わらないかも〜!と慌てて読み始めたけれど、わりあい短時間で読めた。 登場人物でゆるく繋がっているので、その繋がりを見つけると、登場人物たちに愛着が湧く。 わたしは第六章の「遠い光」が好きだった。
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6章の連作短編集。 第1章「隠れ鬼」のノスタルジックで隠微な雰囲気がなかなかいいなと思いつつ読み進めていると、唐突に殺伐とした話になる。 そこでどうも興を殺がれてしまいました。 別に殺伐としているのが悪いわけではなくって、唐突なのが違和感あり。 作為的に過ぎるように感じる。 ...
6章の連作短編集。 第1章「隠れ鬼」のノスタルジックで隠微な雰囲気がなかなかいいなと思いつつ読み進めていると、唐突に殺伐とした話になる。 そこでどうも興を殺がれてしまいました。 別に殺伐としているのが悪いわけではなくって、唐突なのが違和感あり。 作為的に過ぎるように感じる。 その過剰な作為性は、第4章の耳の聞こえなくなった少女や第5章のカタツムリの件りでも同じく感じられてしまう。 あんまりそういうの趣味じゃないんです。 殺伐とするなら、最初っからその雰囲気が流れている第3章みたいなほうがよいと思うし、第6章みたいに地味だけどオーソドックスな作りのほうが著者の筆力も映えるように思います。 やっぱり空気の統一感って小説にとって大事だと思うのです。
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六つの話からなる短編集だけど、連続短編集で何処かでそれぞれの登場人物が絡んでくる。 色々な種類の話があり全体的には暗い話が多いけど、 どの話も最後は少しだけど、ほんのささやかな光が差し込んでくるような終わり方をするところが良かった。 『もう、 駄目だと思った ...
六つの話からなる短編集だけど、連続短編集で何処かでそれぞれの登場人物が絡んでくる。 色々な種類の話があり全体的には暗い話が多いけど、 どの話も最後は少しだけど、ほんのささやかな光が差し込んでくるような終わり方をするところが良かった。 『もう、 駄目だと思った それでも世界は、 続いていた』 という帯の言葉に惹かれた。
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前の章での登場人物の誰かが次の章でメインになるという構成で、三章あたりからどこに居たんだ?っと言う感じでついつい前に戻って探してしまいます(笑) 最後の章では、一章と繋がり、結果ループしていきます。確かに人の繋がりって分からないところで繋がってたりしますもんね(^^;) 本作はミ...
前の章での登場人物の誰かが次の章でメインになるという構成で、三章あたりからどこに居たんだ?っと言う感じでついつい前に戻って探してしまいます(笑) 最後の章では、一章と繋がり、結果ループしていきます。確かに人の繋がりって分からないところで繋がってたりしますもんね(^^;) 本作はミステリー要素はあまりなく、進めば進むほどヒューマン要素が強くなり、道尾秀介っと思って読んだので、ちと拍子抜けでした(-ω-;)
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