1,800円以上の注文で送料無料

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族ならではのエピソードを知ることが出来る。 やれと言われた水木しげるの娘が一番肩の力が抜けている一方で(当時存命だったことも大きいが)、手塚娘・赤塚娘は使命感を持とうと気張ってるようにも思えた。 名乗ってないが、司会者が持っている逸話・知識も油断できない。また、注釈に紛れて来るクスグリも見逃せない

Posted byブクログ

2019/10/29

漫画界の巨匠、手塚治虫、赤塚不二夫、水木しげるの娘達の対談。 日本を牽引した3人の裏話、家庭事情など、娘の目から見た父の姿について語る。 現役時代は、普通の父親としてしか見ていなかった娘達も、父と疎遠になったりいなくなったりすると、父の偉大さが判るようになるらしい。今はマンガを読...

漫画界の巨匠、手塚治虫、赤塚不二夫、水木しげるの娘達の対談。 日本を牽引した3人の裏話、家庭事情など、娘の目から見た父の姿について語る。 現役時代は、普通の父親としてしか見ていなかった娘達も、父と疎遠になったりいなくなったりすると、父の偉大さが判るようになるらしい。今はマンガを読まなくなった自分も、小学生の頃は手塚治虫のブラックジャックが好きだった。普段はクールで高い診療費を吹っ掛ける愛想の悪い医者だが、事件が起きると全力で立ち向かう。そういう気概のある人物に憧れたものだ。 ヒューマニズム溢れるマンガを描ける作家だから、素晴らしい家庭を築いていたかと思いきや、仕事に没頭して、あまり家庭には構わない面があったらしい。 娘たちの対談で語られる父親から受けた印象は、手塚治虫は仕事中毒で競争心が強い、常にライバルを気にする面があった。赤塚不二夫は遊び、酒に溺れるが、生活が仕事と直結、アイデアは抜群。人を信用し過ぎて、何度も窮地に陥るようなお人好しだった。水木しげるは、苦労人。来た仕事は断らない。でも人付き合いが苦手。仕事に役立つ情報はキッチリ整理していたように几帳面な性格だったようだ。 身内しか知らない面白いエピソード満載で、読んでいて何度も笑ってしまった。

Posted byブクログ

2017/10/30

その名も知れた漫画家の大御所、 水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の娘たちの座談会。 父たちも大変だったけど、 それに伴い、一緒に暮らす家族というのも・・・。 しかし、普通とは異なる環境ゆえか? なんか普通じゃない娘たちですね~♪

Posted byブクログ

2016/03/10

人気漫画家は多忙 それぞれの生活も個性的である 事業起こして負債をかかえたりで生活は派手ではなく苦しい面もあったような

Posted byブクログ

2013/03/31

ああもう、タイトルだけでやられてしまった。 これでピンとくる人はある程度より上の年代の人だと思うが、 僕は実は、タイムリーには経験していないのだ、 ゲゲゲも、レレレも、らららも。 それでも、手塚治虫、赤塚不二夫が現役の時代を知っていて、その連載を同時代で追体験できた、というのはと...

ああもう、タイトルだけでやられてしまった。 これでピンとくる人はある程度より上の年代の人だと思うが、 僕は実は、タイムリーには経験していないのだ、 ゲゲゲも、レレレも、らららも。 それでも、手塚治虫、赤塚不二夫が現役の時代を知っていて、その連載を同時代で追体験できた、というのはとても恵まれた時代を生きてきたと思う。 その作家が死んでしまった後に、新たに一ファンとしてその作品を知る、という出会い方もいいけど、マンガという特に同時代性が強いメディアにおいては、その場で体験できる、というのは非常な強みだと思う。 そういう点で、僕はゲゲゲもレレレもらららも、同時代では体験できなかった世代な訳で、非常に悔しいのである。 この本は、タイトル通りあまりにも有名な三人の漫画家の娘が、縦横無尽に鼎談スタイルでその父を語り尽くす、という本。 娘ならではの視点で、巨人が解体されていくのは面白い。

Posted byブクログ

2013/01/19

水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の娘さんたちの対談本。 人気漫画家としての父親に対して反発したり、時には偉大さを感じたり、困ったことがあったり、 家族目線で巨匠たちが語られています。 おもにギャグテイストです。 (2013.01.18読了)

Posted byブクログ

2012/12/02

偉大な漫画家のお嬢さんたちの対談で、おもしろかった。有名人の子弟というのも大変なんですねぇ。ただ、あまり記憶に残らなかった。こういう類いの本の場合は仕方ないか。

Posted byブクログ

2012/11/02

『ゲゲゲの娘』・・・「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるの次女水木悦子。『レレレの娘』・・・あの「天才バカボン」赤塚不二夫の長女赤塚えり子。『ラララの娘』・・・「鉄腕アトム」手塚治虫の長女手塚ルミ子。 そう、この本はいずれも戦後の日本マンガ界を代表するマンガ家の娘が、それぞれの父親につい...

『ゲゲゲの娘』・・・「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるの次女水木悦子。『レレレの娘』・・・あの「天才バカボン」赤塚不二夫の長女赤塚えり子。『ラララの娘』・・・「鉄腕アトム」手塚治虫の長女手塚ルミ子。 そう、この本はいずれも戦後の日本マンガ界を代表するマンガ家の娘が、それぞれの父親について語った座談会の本なのである。 最年長の水木が存命で、より若い赤塚と手塚が先に亡くなっているのも皮肉だが、亡くなって始めて父親と向き合ったというえり子とルミ子の話が身につまされる。 興味深いのは、3人とも“娘”だということ。娘から見た父親像は時にシビアでしかし愛情に満ちている。

Posted byブクログ

2012/08/30

対談なのであっという間に読めました。水木しげるの面白エピソードがもっとたくさんあるかと思ったけど、故人の手塚治虫、赤塚不二夫の娘たちのほうが思い入れが強いというか、話していることが多かったです。

Posted byブクログ

2012/07/13

大御所漫画家の娘さん三人の座談集。 偉大な親を持つゆえの裏話とか、心の葛藤とかが女性ならではの明るさで書かれている。これが息子座談だったらまた違う雰囲気になったんだろうなーと。 三大巨匠の有名作品だけではなく、もっと読み切りや小作品なども読んでみたい気持ちにさせられる本でした。

Posted byブクログ