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ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2010/11/26

娘視点での父親たちの意外な姿や普段の姿が垣間見れる面白い対談でした。 父親である水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫についてはさほど深く知っている訳でもなく(この3人の中では水木サンが一番知っている…といっても水深1cmくらいの深さだと思うが)、名前や有名な作品は知っているけども実際...

娘視点での父親たちの意外な姿や普段の姿が垣間見れる面白い対談でした。 父親である水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫についてはさほど深く知っている訳でもなく(この3人の中では水木サンが一番知っている…といっても水深1cmくらいの深さだと思うが)、名前や有名な作品は知っているけども実際は読んだことは無い、あるいは有名な作品は読んでるけどもその他の作品は未読…という方にとっては3人の作品を読んでみようかなという気にさせてくれる対談で、また娘視点での父親の姿は世間が作っている姿とは距離感や見方が違うので3人の新鮮な一面を感じることができた対談でもありました。 対談の合い間には「娘が選ぶ父の傑作漫画」というものが紹介されており、こんな作品も描いてたのか意外に感じる作品もあり楽しめました(にこにこ)。

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2010/11/22

水木しげる・手塚治虫・赤塚不二夫、それぞれの娘さんの対談。いろんな逸話のある先生方だけれど、身内それも娘という立場から語られるのはまた面白い。

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2010/08/30

朝連「ゲゲゲの女房」にすっかりハマッている母から、 「持ってな~い?」 と。 当然持ってますお母さん、「ゲゲゲの女房」貸したのも私ですし(笑)。 日本を代表するマンガ家、「水木しげる、故・赤塚不二夫、故・手塚治虫」の娘さんの鼎談集。かつて自分が職業としていたので、マンガ家の日常を...

朝連「ゲゲゲの女房」にすっかりハマッている母から、 「持ってな~い?」 と。 当然持ってますお母さん、「ゲゲゲの女房」貸したのも私ですし(笑)。 日本を代表するマンガ家、「水木しげる、故・赤塚不二夫、故・手塚治虫」の娘さんの鼎談集。かつて自分が職業としていたので、マンガ家の日常を「あー、それあたりまえ」から「さすが天才!」までエピソード満載。 一番頭がイイのは赤塚さんのお嬢さん、まじめな水木さんのお嬢さん、華やぎのある手塚さんのお嬢さん、三者三様。 昔、田中圭一さんが手塚先生の画風でものすごいオバカ漫画集「神罰」を出版したとき、「訴えないで得下さい!」というキャラの表紙のコシマキ(本の帯)に、るみ子さんが「訴えます!!ライオンキングは許せても田中圭一は許せません!!」とマジック描きして、「やるな」と思ったニヤリの過去あり(笑)。

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2010/08/29

巨匠たちの娘さんが、3人(+聞き手)での座談会のようなカタチで、父親たちの素顔を語る、という本。 まえがきの中で手塚るみ子氏が「娘というのは、遠慮なく父親を裸にします」と言っているとおり、確かにどんな立派な人物でも、娘の前ではただの人。しかも、女3人が寄り集まって「ウチはこんな...

巨匠たちの娘さんが、3人(+聞き手)での座談会のようなカタチで、父親たちの素顔を語る、という本。 まえがきの中で手塚るみ子氏が「娘というのは、遠慮なく父親を裸にします」と言っているとおり、確かにどんな立派な人物でも、娘の前ではただの人。しかも、女3人が寄り集まって「ウチはこんなだよ!そちらは?」みたいな、恐怖の暴露系女子トーク(下ネタ有り)が繰り広げられていますので、爆笑しながらイッキ読みしてしまいました。 座談会の様子をそのまま書き起こしたような形式なので、その会に自分も居合わせているような雰囲気なのも、ナイスです。 酒でも片手に、読みたいカンジ。 タイトルもサイコウです。 思いもよらなかった共通点であり、しかしこれ以外ないタイトルだと思いました。

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2010/08/25

朝ドラ「ゲゲゲの女房」の中で、上の娘が学校で、いじめられたり、利用されそうになったりする。それで、娘たちの本はないかと思っていたら、水木さん以外に手塚治、赤塚不二夫の娘たちによる対談集が出ていた。これは今年2月の出版だが、編集者は朝ドラ効果を考えたのだろう。娘というのは、父親が一...

朝ドラ「ゲゲゲの女房」の中で、上の娘が学校で、いじめられたり、利用されそうになったりする。それで、娘たちの本はないかと思っていたら、水木さん以外に手塚治、赤塚不二夫の娘たちによる対談集が出ていた。これは今年2月の出版だが、編集者は朝ドラ効果を考えたのだろう。娘というのは、父親が一番本音を出す相手でもある。息子が父親論を書くのは少ない。たいてい娘である。娘も父親にはきついし、きびしい。彼女たちの父親はやはり昔の世代、男尊女卑の考えがバックにあって、水木の娘をのぞけばあとの2人はそれに反抗するのだが、父親の死を機会に父親というものを見直し、父を愛していることを知り、父の仕事を後世に伝える仕事をすることになるのだから面白い。

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2010/08/24

偉大な漫画家でも娘にとってはただのパパ。 水木家ははやっぱ親子仲が飛び抜けていいな。 手塚先生はもっと長生きしていろんな作品を見せて欲しかったなあとよく思う。 でずにーの衰退とかをどう感じたんだろうとか気になる。 赤塚先生は私はおそまつくんとかもーれつア太郎とかバカボンを子供の頃...

偉大な漫画家でも娘にとってはただのパパ。 水木家ははやっぱ親子仲が飛び抜けていいな。 手塚先生はもっと長生きしていろんな作品を見せて欲しかったなあとよく思う。 でずにーの衰退とかをどう感じたんだろうとか気になる。 赤塚先生は私はおそまつくんとかもーれつア太郎とかバカボンを子供の頃に 少し見た程度であまり知識はない。 でもかなり自由奔放で父親としては…って感じた。 水木先生の作品は朝ドラの影響で読んでみようと思ってたけど、 手塚先生も赤塚先生も読んでみようと思った。

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2010/08/16

お盆の間に実家で読んだ本① 水木・手塚・赤塚三氏の娘御の対談集。 好き放題話しています(笑) いまいち話に方向性がないのが生々しいです。 娘御を見ていると、 お父上の人柄や家庭の様子がおぼろげながら浮かんできます。 手塚氏の娘御は、プライドが高そう。自信があるんだな。 赤塚氏...

お盆の間に実家で読んだ本① 水木・手塚・赤塚三氏の娘御の対談集。 好き放題話しています(笑) いまいち話に方向性がないのが生々しいです。 娘御を見ていると、 お父上の人柄や家庭の様子がおぼろげながら浮かんできます。 手塚氏の娘御は、プライドが高そう。自信があるんだな。 赤塚氏の娘御は、発想が奇抜そう。さすが芸術家だわ。 水木氏の娘御は、様子窺い中。まだ腹を割ってないな。 と、勝手に想像しながら読んでました。 女3人寄れば何とやら・・・聴き手は大変そうだ。

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2010/08/16

タイトルが一番面白かったです。昭和を彩った漫画家三人の娘さんたちによる座談会なんだけど、「偉大な」と形容される父に焦点を当てたいのか、そうした父の娘として生きたという共通体験からなにかを浮かび上がらせたいのか、どっちつかずで散漫な内容でした。 紙メディアの役割が地殻変動しつつある...

タイトルが一番面白かったです。昭和を彩った漫画家三人の娘さんたちによる座談会なんだけど、「偉大な」と形容される父に焦点を当てたいのか、そうした父の娘として生きたという共通体験からなにかを浮かび上がらせたいのか、どっちつかずで散漫な内容でした。 紙メディアの役割が地殻変動しつつある今、貸本漫画から週刊誌全盛期、テレビアニメの時代へと、それぞれ国民的人気を得た三作家について、肉親という視点から見えてくるものをもう少し引き出せたのでは。物足りなさが残ります。 それぞれが選ぶ父の作品として、あまり採録される機会のなさそうな短編(赤塚については「レッツラゴン」からの抜粋)が掲載されているので、マニアには価値があるのでは。

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2010/08/15

日本漫画史に偉大な足跡を残す有名漫画家たちが娘たちの目にはどう映っていたのかについて語られる鼎談。 3人ともいわゆるそのへんの普通の人なわけがないので、語られるエピソードも当然普通ではないはずなのですが、このクラスになると普通じゃない行動=普通のことなので、何を語られてもさもあり...

日本漫画史に偉大な足跡を残す有名漫画家たちが娘たちの目にはどう映っていたのかについて語られる鼎談。 3人ともいわゆるそのへんの普通の人なわけがないので、語られるエピソードも当然普通ではないはずなのですが、このクラスになると普通じゃない行動=普通のことなので、何を語られてもさもありなんて気がするのが問題か。大英博物館のミイラは多すぎてありがたみがないようなもんか。それは違うか。 3漫画家のファンの方にどうぞ。

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2010/08/10

今、「ゲゲゲの女房」もドラマでやってますが、 ドラマ内の「嘉子ちゃん」こと、水木先生の次女・悦子さん、 手塚治虫先生の娘・るみ子さん、赤塚不二夫先生の娘・りえ子さんの 娘さんトーク&娘さんチョイスの父親の1編漫画の本です。 うん、さすが全員大先生の娘さん、これは皮肉ではなく、 ...

今、「ゲゲゲの女房」もドラマでやってますが、 ドラマ内の「嘉子ちゃん」こと、水木先生の次女・悦子さん、 手塚治虫先生の娘・るみ子さん、赤塚不二夫先生の娘・りえ子さんの 娘さんトーク&娘さんチョイスの父親の1編漫画の本です。 うん、さすが全員大先生の娘さん、これは皮肉ではなく、 「父の偉大さ」をほどよい距離で受け止め、受け継いでいて 素敵だなぁと思いました。 親父さん3人のお人柄は、漫画に現れてますね。 水木先生は硬派な中にも暖かい、て印象があるし、 赤塚先生はご本人は作品以上?に破天荒(笑)、 手塚先生は医学博士だったところからも伺える賢さを感じるというか。 あと、それも影響しているのか手塚先生が「エロ描写」ではぶっちぎり(笑)。 一番遊びが派手だった赤塚先生が一番エロではない、というのも面白い。 あと、りえ子さんが一番豪快(いい意味で)、 悦子さんがおっとりされた方、て印象で、面白いところも親父さんに似るんだなと思いました。

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