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デフレと円高の何が「悪」か の商品レビュー

3.5

45件のお客様レビュー

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2022/03/17

デフレ・インフレ・円高・円安についてわかりやすく書いていた本。 どうすれば日本経済が良くなるのか?をリフレ派の意見として著されていた。

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2022/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 10年ほど前に出版された上念さんの本。デフレ脱却には金融緩和すべしという超基本的なことをおさらいできた本であった。また、産業政策の効果というものについてあまり分かっていなかったが、マクロで見るとたいして効果ないんだなと分かった。  経済記事なんか読むと、日本の経済を立て直すには、上述した産業政策や構造改革をどうすれば云々とダラダラ書いているものが多いが、まずお金を刷れってなんで言わないのかと思う。

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2020/04/03

勝間和代さんらの「反デフレ」キャンペーンの第一弾。 ただ、後に「リフレ派」と呼ばれる「反デフレ」の本は、 多く出ていることも知る。 複数読んで理解を深めるのがいいと思います。

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2019/05/04

金融を知らない人にでもわかりやすく書かれている! 今、何をしたらよいのか?! がよくわかる1冊でした!

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2018/11/12

この本を読むと、デフレがなぜ良くないのかが、ほんとうによく分かる。 デフレと円高がどう自分たちの暮らしに影響するのかを具体的に説明してくれている。また歴史を振り返って説明してくれ、今の状況は昭和大恐慌に匹敵する恐ろしい状態であることがよく分かった。 日銀と政府はデフレ脱却のための...

この本を読むと、デフレがなぜ良くないのかが、ほんとうによく分かる。 デフレと円高がどう自分たちの暮らしに影響するのかを具体的に説明してくれている。また歴史を振り返って説明してくれ、今の状況は昭和大恐慌に匹敵する恐ろしい状態であることがよく分かった。 日銀と政府はデフレ脱却のための効果的な策をなぜ打たないのだろう。この本を読むと、ますます理解できなくなる。

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2018/10/20

輸入小麦などの価格上昇に伴うパン等食品の値上げ、ガソリンの値上げがあって、生活実感的には全然デフレじゃなかったときも本当はデフレだった等という経済の基本がよく分かった。経済初心者にはわかりやすくて良かったです。

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2018/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本経済がどう回ってるのか、分かりやすく解説した入門書。初心者には読み易くて非常に嬉しい。 他方、国の要職に就いている方の発言に対して「トンデもない!」などと批判的なコメントが目立つため、読んでてあまり気持ちの良いものでは無いです。コメントに対して対案や改善策を具体的に提示してたらまたテイストが変わってたかも。

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2015/12/24

デフレはお金が不足した状態 だからお金を刷って、モノとお金のバランスを元に戻す デフレとは、物価下落が2年以上継続している状態 消費者物価指数CPIは、5年ごとに基準改定、バイアスにより0.9%高めの数値が出る 変動の大きい生鮮食品を除く、コアCPI 食料およびエネルギーを除く、...

デフレはお金が不足した状態 だからお金を刷って、モノとお金のバランスを元に戻す デフレとは、物価下落が2年以上継続している状態 消費者物価指数CPIは、5年ごとに基準改定、バイアスにより0.9%高めの数値が出る 変動の大きい生鮮食品を除く、コアCPI 食料およびエネルギーを除く、コアコアCPI ハイパーインフレ、年率13,000%の激しいインフレ、過去にドイツ、ハンガリー、ジンバブエ 日本では戦後でも年率59%のインフレ

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2015/05/12

上念司氏による「ダメ!デフレ、絶対に」の信念のもとに勝間和代氏曰く「誰でも分かるような平易な言葉による説明で」書かれた一冊。確かに難しい用語をなるべく使わずに分かりやすくを第一に書かれているのが文面から伝わった。国の借金から最後の日本人のくだりがとても面白い。五年前の民主党政権時...

上念司氏による「ダメ!デフレ、絶対に」の信念のもとに勝間和代氏曰く「誰でも分かるような平易な言葉による説明で」書かれた一冊。確かに難しい用語をなるべく使わずに分かりやすくを第一に書かれているのが文面から伝わった。国の借金から最後の日本人のくだりがとても面白い。五年前の民主党政権時に書かれた本だが経済の基礎を学ぶという意味では新しさは関係ないと思う。社会の授業を寝て過ごした自分のための一冊。 (以下興味を持ったところのみ要約) デフレとは「物価下落が2年以上継続している状態」のことで最大のデメリットは失業。「いずれ価格が下がるだろう=物価下落期待」に世の中全体が覆われる。 すると、いくら売っても儲からない状態になり、ついにお店は倒産する。倒産までの過程で、従業員の新規採用は控えられ、時給は減らされる。さらに、最終的に倒産すると、従業員は全員失業。「モノが売れない原因は日本人の心が豊かになったから」をはじめとするという考え方が常識として浸透しているがそれは間違い。 モノよりもお金を欲しがる現在。モノと交換するためのものなに手段が目的化してしまっている。継続性がないのでこれはマイナスのバブルといえる。 デフレの副作用では円高が最悪。円高のせいで、日本人が一番高い労働力となる。 物価(一般価格)が上昇するには、世の中全体のお金の量が増える必要がある。産業政策ではお金の量は増えない。中央銀行は通貨発行を通じて単独でインフレが起こせる。 ハイパーインフレ。年率約1万3000%の激しいインフレのこと。今年100円だったジュースが翌年130万円になってしまうというトンデモないもの。現在日本ではハイパーインフレの条件を満たすことができないので懸念の必要なし。 消費税を増税してもお金そのものが増えるわけではない。お金不足によってバランスが崩れるとデフレになる。デフレ下での消費税増税は絶対負けるギャンブル以外の何ものでもない。 国の借金は維持可能性が大事。国の借金は1円でも元本を返せるかという借金の維持可能性の方が問題になる点がマスコミ報道で見落とされている。864兆円(国民一人当たり678万円)という巨額な債務残高のほとんどが、実は返済する必要が無い。人口減少の末、最後の日本人は、政府としては巨額の負債を抱えているが、国民としては巨額の国債という資産を保有していることになるので相殺できる。 金本位制とは何だったのか。 紙幣を発行する際にその裏付けとなる金を保有しなければならないという制度。交換レートは固定。 「国際貿易のトリレンマ」 ・固定相場制(金本位制) ・資本移動の自由(外国への投資、または外国から自国への投資の自由) ・金融政策の自由(自由に通貨を発行したり、吸収したりすること) この2つを達成すると他の1つは絶対に達成できなくなるという法則。 大蔵大臣高橋是清はスーパーヒーロー。即座の金本位制からの離脱によって、通貨発行の上限を撤廃し、さらに国債の日銀引受によって実際にお金の量を増やした。いち早く金本位制から離脱した高橋是清こそ賞賛されるべき。 お金の量を増やすことを政策目標として採用することを政府に提言した。 2010年1月20日初版1刷発行 2010年2月25日 3刷発行 著者 上念司 発行所 株式会社光文社 2014.1.4 MORIOKA TSUTAYAで購入

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2014/07/27

アベノミクスを導いた立役者の1人上念さんの本。 デフレの問題点が明確にわかりやすく書かれている。 デフレは、結局庶民のマインドが内向きになってしまい消費が滞る事が問題なのだ。 紙幣の供給を増やす事で、インフレが起こり消費が高まり景気が回復する。

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