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カッコウの卵は誰のもの の商品レビュー

3.3

465件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    124

  3. 3つ

    224

  4. 2つ

    45

  5. 1つ

    4

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2019/03/21

スキーヤーの父と、スキーの才能を受け継いだ娘。スポーツの遺伝子研究の話を持ちかけられるが父は良い顔をしない。 スキーヤーの妻の突然の死をキッカケに出てきた不可解な諸々の謎とは… 科学×ヒューマンドラマ×ミステリ。東野圭吾こういう展開好きだよね 東野圭吾は中学生くらいの頃からず...

スキーヤーの父と、スキーの才能を受け継いだ娘。スポーツの遺伝子研究の話を持ちかけられるが父は良い顔をしない。 スキーヤーの妻の突然の死をキッカケに出てきた不可解な諸々の謎とは… 科学×ヒューマンドラマ×ミステリ。東野圭吾こういう展開好きだよね 東野圭吾は中学生くらいの頃からずーっと、読書の基本、くらいの立ち位置で色々読んできた作家さん。久しぶりに立ち返って読んだら、説明の丁寧さが健在だなーと思うと同時に丁寧過ぎて「わかりやすすぎ」が感情移入の妨げになる箇所もあった感。悪巧みめいた話のやりとりとかは懇切丁寧に書かれるとかえって胡散臭く見えて読みながら冷めてしまう

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2019/02/22
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相変わらず世界観にすぐ入れるし、先が気になって一気に読み進めてしまった。緋田の人となりが頭に浮かぶ。 面白かったけど、智代に風美が引き渡されることになった経緯や、智代が自殺したのは何故なのか、犯人の心理も納得できるような、できないような。 布石が色んな所に飛んでいて、もう少し突き詰めたい点が残ったまま、終わってしまった気がした。

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2018/12/18

東野圭吾の作品はすんなりと入ってくる。 その感覚は読んでいるのではなく聞いていると言う感覚に等しい。 今回も楽しく聞かせていただきました。 内容としては少し物足りなさが残りました。 ただ、それは東野圭吾水準だからの話であって、一般的に見たらかなりレベルは高いと思います。

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2018/12/13
  • ネタバレ

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あれ?これ読んだことある? って読みながらよくよく思い出すと『魔力の胎動』の出だしと同じでワロタw 作品の振りが大きい東野さんの小説は不安要素がいっぱいであまり読まないようにしているんだけど、これ面白いから時間の隙間にでも読んでと本を借りたので仕方がなく読んだ。 読みながら、ああ、これは力の入ってない作品だなってすぐに察した。 そして一番嫌いな「手紙」オチ。 後半読んでてこれはボリュームが足りないし、いろいろ手抜きだし間違いなく強引に幕閉じるなって思っていたら案の定手紙ですべての謎が解けました、だ。 なんでこの人が人気作家さんなのか疑うレベル

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2018/12/09

ここ最近有川浩ばかり読んでいたので、その後に読むと、「あれ?胸キュンは?」とラブコメ要素を探してしまう。柚木あたりが風美の相手役かなあなどと、脳内で勝手にカップリングしていたが、最後までそういう展開にはならなかった。ねんのため書いておくが、本作は、男女間の愛でなく親子愛がメイン。...

ここ最近有川浩ばかり読んでいたので、その後に読むと、「あれ?胸キュンは?」とラブコメ要素を探してしまう。柚木あたりが風美の相手役かなあなどと、脳内で勝手にカップリングしていたが、最後までそういう展開にはならなかった。ねんのため書いておくが、本作は、男女間の愛でなく親子愛がメイン。 東野圭吾は人間を肯定的に描く人なので、読後感はよい。 でも、人が死にすぎ。話の展開上、死んでてもらわないといけなかったのだろうが、風美の育てのお母さんで、緋田の奥さんは、なんで自殺したのか?子供を盗んできたわけではなかったはず。だから、人の子を盗んだという罪の意識で死んだわけではないよね?とすると、夫に本当のことを黙っている罪悪感で自殺?

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2018/11/19

人間の持つ性質を決めるのは遺伝子だけだろうか、と考えさせられた。ミステリとして捉えるとあまり面白くはない。

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2018/11/12

期待のアルペンスキー選手の出生に隠された物語です。 19歳の緋田風美は将来を有望されたアルペンスキー選手。 父・宏昌もまたかつてオリンピックに出場した元アルペンスキー選手。 しかしこの親娘は本当の親子ではない。 しかし風美の所属する会社では。スポーツの才能を遺伝子レベ...

期待のアルペンスキー選手の出生に隠された物語です。 19歳の緋田風美は将来を有望されたアルペンスキー選手。 父・宏昌もまたかつてオリンピックに出場した元アルペンスキー選手。 しかしこの親娘は本当の親子ではない。 しかし風美の所属する会社では。スポーツの才能を遺伝子レベルで研究しており、父・宏昌にとって、なんとしても事実を知られてはいけなかったが、事態は思わぬ方向へ。 最初に「本物の親子ではない」という複雑な謎ではないなと思いきや、物語はその謎がどんどんと深まっていき、スピード感が増していきます。 ミステリーの醍醐味らしく、読者にいろんな推理をさせてくれる書き方がやはり上手いですね。 表題の意味も「風美は誰の子なのか?」という安易なものではなく、なるほどと納得してしまいました。

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2018/06/10
  • ネタバレ

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あー、面白かった。 子どもには好きなこと、興味のあることをさせるのが、大前提。 カッコウの卵は誰のものでもない。雛自身のものだから。

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2018/06/05

娘にはスキーヤーとしての才能があり、 父親には誰にも言えない秘密があった。 畑中弘恵と妻の間には、どんなやり取りがあったのか? 妻は自殺以外の選択はなかったのか? 話は面白かったけど、 ところどころ雑な感は否めなかった。

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2018/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野さんが書く親子の物語にはいつも泣かされてしまう。 期待しているわけではないのに、父親の心の動きが すーっと自分の胸に沁み込んでくる。

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