カッコウの卵は誰のもの の商品レビュー

東野圭吾【著】

2010/01/29

東野圭吾さんの新作。今までの作品に比べると物足りなさを感じるけど、面白いです。久しぶりにスキーがしたくなりました。

2010/01/26

内容紹介
スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。

2010/01/30

この本を読んだきっかけは、東野圭吾が好きだからです。
この本の内容を簡単に説明します。
物語は血のつながっていない親子の話で、
ある事件をきっかけに、父親による実の母親探しが始まるのです。
先が気になってしまい読みたくなる本です。
事件の方も意外な展開を見せ、またっく予想がつかない展開です。
そして、カッコウの卵には、実はもう一つの意味があるのです。
これも予想外だったことの一つなのですが、
ちょっと内容を考えさせられる内容であります。
詳しくは読んで考えてもらいたいです。

2019/01/16

スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。超人気作家の意欲作!

《2010年1月22日　読了》

2010/01/22

今回も楽しませていただきました。ちょっと犯行の動機とその手法には、かなり無理があり現実的にはあり得ないと思いますが、最近の犯罪は現実の方が小説よりもあり得ない犯行だったりしますからねえ。

骨髄移植と来たか・・・なるほど。うまい追い込みでした。これで俄然、展開が気になるようになり、徹夜してでも読みたくなるかも。とにかく読ませることに関しては感心するほどうまいです。

前作、新参者のしっとりとした雰囲気が好きでしたが、今回のエンターティメント風も映画化などには映えるかもしれません。でも、どうしても、犯行の動機と言うか、正確には動機はいいとして、だからといってこんな犯行を仕組むのか、と言うところが納得いかない感じでした。