ワーキング・ホリデー の商品レビュー
語り口がすごく軽いので、すらすら読めてしまう。 キャラもとっつきやすく万人ウケしそうなエンタメ小説
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ヒキコモリ探偵のミステリーなど いかにも創元推理文庫的な作品が面白かった著者が 普通の文芸小説を書きましたといった一冊 内容的には★3くらいが妥当かもしれないが 昔のホームドラマのような心地よさがある文章で嫌いではないので ★一つおまけ 新幹線移動に読むくらいがちょうどいい一...
ヒキコモリ探偵のミステリーなど いかにも創元推理文庫的な作品が面白かった著者が 普通の文芸小説を書きましたといった一冊 内容的には★3くらいが妥当かもしれないが 昔のホームドラマのような心地よさがある文章で嫌いではないので ★一つおまけ 新幹線移動に読むくらいがちょうどいい一冊
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元ヤンなホストが、 宅配ドライバー(リヤカー)になって、 初めて知った自分の子供が出てきて住み着いて、 な、ひと夏の騒動。 あいも変わらず、魅力的な登場人物とジンワリ来る話。 クロネコヤマトのリヤカーがかっこよく見えてしょうがない。 次作も期待中。
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元ヤンのホスト:大和の前に、ある日突然自分の息子と名乗る少年:進が現れて…という話。 「ひきこもり探偵」の坂木さんの作品。坂木さんの書かれるお話はいつも暖かくて優しくて、登場人物が魅力的です。 今回も主人公の大和と進をはじめとして、出てくる全てのキャラクターが現実ではこんな...
元ヤンのホスト:大和の前に、ある日突然自分の息子と名乗る少年:進が現れて…という話。 「ひきこもり探偵」の坂木さんの作品。坂木さんの書かれるお話はいつも暖かくて優しくて、登場人物が魅力的です。 今回も主人公の大和と進をはじめとして、出てくる全てのキャラクターが現実ではこんな人いないよってぐらい皆優しくて、良い人ばかり。ヤンキー上がりの大和でさえ、口は悪くても言ってることはまともだし、責任感もあって仕事に関しては至って真面目。突然押しかけてきた進に対しても、驚いたり戸惑ったりはするものの、放り出そうとはしないし、進の方も母子家庭のはずなのに父と二人の生活にも違和感を感じるでもなく、すぐに馴染んでます。 (私だったら、炎天下で一日働いて、風呂上りのビール(それも一日一缶のそれを!)を子供に取り上げられたら、問答無用で怒ってしまいますけども!大和優しいな。) 有り得ないな~と思いながらも、でもこの「幸せなマンネリ」とでもいうべき優しい世界観が凄くイイ!読み終わったあとのこのほのぼのまったり具合といったら…! 印象としては、宮部みゆきさんの「ステップ・ファザー・ステップ」と雰囲気が似てるかも。 ホラー好きの性として、普段読む本には血なまぐさい話が多いので、たまに坂木さんの作品を読むとほっとします。
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すごく楽しかった。外で読んでてマジで噴出しそうになっちゃったよ。 ホストのヤマトを訪ねてきた子どもは実は息子で、というお話ですが楽しかった。ヤマトと進が少しずつちゃんと親子になっていくのがよいよ。それにヤンキーなのに妙にジジくさいというか律儀なヤマトのキャラがすごくツボだった。 ...
すごく楽しかった。外で読んでてマジで噴出しそうになっちゃったよ。 ホストのヤマトを訪ねてきた子どもは実は息子で、というお話ですが楽しかった。ヤマトと進が少しずつちゃんと親子になっていくのがよいよ。それにヤンキーなのに妙にジジくさいというか律儀なヤマトのキャラがすごくツボだった。 坂木さんらしいやさしい物語だなあ。
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ある日仕事場に小学生がヤンキーあがりのホスト大和を訪ねてきて「初めまして、お父さん」と。それから男2人の夏休みだけの同居生活が始まり初対面の他人からだんだん家族になってゆくお話。少年の成長物語が大好きなので(どちらかというと成長するのは大和の方ですが)、いくらなんでも嘘がばれてま...
ある日仕事場に小学生がヤンキーあがりのホスト大和を訪ねてきて「初めまして、お父さん」と。それから男2人の夏休みだけの同居生活が始まり初対面の他人からだんだん家族になってゆくお話。少年の成長物語が大好きなので(どちらかというと成長するのは大和の方ですが)、いくらなんでも嘘がばれてまだ生きてるとわかった父親に書き置き残してひとりで会いに行った小学生の息子を夏休み中母親が放っておくわけないとかのつっこみどころは気にせず、とても楽しく読了。終わり方も安易なハッピーエンドでもないし、なかなか面白かったです。
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さすが!という感じ。個々のキャラクターがとても魅力的だ。実際にありそうでない話、でももしかしたらあるのかも。って感じの話。この人の本は好きだ!
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『ステップ・ファザー・ステップ』や『うさぎドロップス』に似た親子物。 ミステリィかと思いきや、完全なる日常系。しかして、坂木さんはこういう 方が合っているかもしれぬ。 手が掛からないように見える子供こそ、本当は構って欲しかったり甘え方を 知らなかったりする。なんとか自分を保って...
『ステップ・ファザー・ステップ』や『うさぎドロップス』に似た親子物。 ミステリィかと思いきや、完全なる日常系。しかして、坂木さんはこういう 方が合っているかもしれぬ。 手が掛からないように見える子供こそ、本当は構って欲しかったり甘え方を 知らなかったりする。なんとか自分を保っていても、自制の糸がぷつん、と 切れた時にこそ本当の素が見えるんだろう。 ぎこちなかったヤマトと進の「親子然」とした関係が変わっていく様子が 実に微笑ましかった。どうもこういうのに弱く、評価は甘め。
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すっきりと読みやすい作品。 「切れない糸」も読んだけど、坂木さんの作品は すっと入ってくるから自然とページが進んでいく。 知らないところで、 俺にも子供がいたら、どうしよう。
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