1,800円以上の注文で送料無料

ワーキング・ホリデー の商品レビュー

3.9

263件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2024/08/01

突然息子です、と現れた子を前に、奮闘する元ホストの父親。母親の承諾も省いていきなり家で預かるとか、色々とざっくりし過ぎていて心配になるけど、親子の絆が結ばれていく過程が良い。誰一人悪い人がいないのも気持ちよく読めた。

Posted byブクログ

2024/07/16

元ヤン大和の前に突然現れた息子だと言う進。慣れない子供との生活、妙に大人びた、と言うか渾名が「お母さん」という進にときには小言を言われときには親らしく叱りときには大騒ぎしながら初めての夏休みを過ごす。進が来たときなぜ母親の由希子に連絡しない?由希子も進から連絡があったからって家出...

元ヤン大和の前に突然現れた息子だと言う進。慣れない子供との生活、妙に大人びた、と言うか渾名が「お母さん」という進にときには小言を言われときには親らしく叱りときには大騒ぎしながら初めての夏休みを過ごす。進が来たときなぜ母親の由希子に連絡しない?由希子も進から連絡があったからって家出した進をそのまま大和と話もせず行かせたままにしちゃうの?電話でいいから話そうよ、何年間も会ってない間に何がどうなってるかわからないじゃない、と身もふたもないことをちょっと思いました。

Posted byブクログ

2024/07/04

和菓子のアンに出てくるお店や人がここでも出てくると目にし、この本自体よりもまずはそっちに興味を惹かれ手に取った。 初めて知った"自分には父が居た!?”"俺の息子だと!?”で、こんなスムーズに関係性がいくものか!?という現実的な思考はあったものの、物語の世界を楽...

和菓子のアンに出てくるお店や人がここでも出てくると目にし、この本自体よりもまずはそっちに興味を惹かれ手に取った。 初めて知った"自分には父が居た!?”"俺の息子だと!?”で、こんなスムーズに関係性がいくものか!?という現実的な思考はあったものの、物語の世界を楽しむことにしよう!と切り替える。 憎めないキャラクターで読み始めたきっかけから変わり、この作品自体が好きになった。 和菓子のアンとの同じ世界線に居ることを感じられる楽しみと共に、このシリーズ楽しめると実感しながら続篇を読み始める。

Posted byブクログ

2024/06/27

個人的再読シリーズ 元ヤンホストのヤマトの前に突然息子と名乗る小学生が現れる お客様に手を上げてしまった大和(ヤマト)はクビになり、アルバイトの宅配便ドライバーに転職する 口は悪いが真っ直ぐな大和と家事全般得意なお母さんのような出来すぎた息子の進 ぶつかって期待して傷付いて、泣...

個人的再読シリーズ 元ヤンホストのヤマトの前に突然息子と名乗る小学生が現れる お客様に手を上げてしまった大和(ヤマト)はクビになり、アルバイトの宅配便ドライバーに転職する 口は悪いが真っ直ぐな大和と家事全般得意なお母さんのような出来すぎた息子の進 ぶつかって期待して傷付いて、泣いて笑って、濃くて短い一夏が過ぎていく 2人を取り囲む面々、ホストクラブオーナーのジャスミン、ジャスミンの同級生にして営業所のボス、冷静沈着な仕事仲間のリカさんも温かく心強い 特にジャスミンは、家出同然の大和を拾って教養を叩き込んでくれた大恩人、お客様のために手を上げたヤマトにケジメをつけさせ自身が関わっている宅配ドライバーの仕事を紹介する 揺るぎない核があってマカン・マランシリーズのシャールに通じるところがある 雨の中ずぶ濡れになりながら配達に来た大和におじいさんが新井クリーニング店と印刷されたタオルを渡してくれる 和菓子のアンシリーズのアンちゃんも住んでいる商店街のお店、同じ世界線に生きているんだなと思うと何だか嬉しくなった

Posted byブクログ

2024/06/14

うん、面白かった。頭を使わずに楽しめて、すっきりした。 坂木さんの小説に登場するキャラクターたちはみんな心が豊かで、ちょっとクサい部分も含めて、私は好きです。

Posted byブクログ

2024/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大和が段々と「父親」になっていく姿にほっこりした。 大和が進をおんぶするシーンの、「重いのが嬉しいなんて、初めて知ったぞ。」という一文が大好き。

Posted byブクログ

2024/01/21

ヤマトの性格が良すぎて読んでいて気持ちが良かった。親になるのに戸惑いながらも、親らしくヤマトなりの親らしさで伝えたいことを伝えていくところはなかなかできないし本当に素敵な展開でした。 ご飯がご飯が進くんもお料理上手でしっかり者で2人の遺伝子のいい部分をきちんと受け継いでいるんだろ...

ヤマトの性格が良すぎて読んでいて気持ちが良かった。親になるのに戸惑いながらも、親らしくヤマトなりの親らしさで伝えたいことを伝えていくところはなかなかできないし本当に素敵な展開でした。 ご飯がご飯が進くんもお料理上手でしっかり者で2人の遺伝子のいい部分をきちんと受け継いでいるんだろうなと想像。ヤマトの親バカぶりもほっこりしますが、進が最後に甘えた所は感動しました。 職場の皆も濃いキャラ揃いも、素敵なメンバーで全てにおいてほっこり安心な作品として楽しめました。 冬休みが、3人のほっこりと希望のあるみらいがたのしみです

Posted byブクログ

2023/12/21

 初めて出会った父と息子の夏物語。お互い初体験のことばかり。すれちがったり、恥ずかしかったり、泣いたり、笑ったり。面白いのに奥が深い作品だと思った。  主人公(大和)が父親としての喜びを体験していく過程がほのぼのする。  子供(進)がしっかり者で、大和の生活を整えていくところ...

 初めて出会った父と息子の夏物語。お互い初体験のことばかり。すれちがったり、恥ずかしかったり、泣いたり、笑ったり。面白いのに奥が深い作品だと思った。  主人公(大和)が父親としての喜びを体験していく過程がほのぼのする。  子供(進)がしっかり者で、大和の生活を整えていくところが何とも面白い。  周りの人たちが優しく、二人の事を応援してくれていた。その温かさに胸を打たれた。 「死ぬより悲しいことは、忘れられること」 「進は子供だからこの夏を忘れるかもしれない。けど、俺は忘れない。それで今は充分だ」このフレーズが大好きで泣けた。

Posted byブクログ

2023/11/26

突然現れた息子さんと ひと夏を過ごすストーリー テンポよく ホッコリしました。 他の本も読みたいと思います♪

Posted byブクログ

2023/11/24

坂木さんの本って良い意味で普通。 大どんでん返しのストーリーを読む体力はないけど、読みやすくて安定して面白い本が読みたい!て時に手に取りやすい。 今回もそんな読みやすい1冊だった。 ミステリ要素はほぼ皆無で人情と家族の絆ものって感じ。 由希子との別れエピソードが軽いなーと思っ...

坂木さんの本って良い意味で普通。 大どんでん返しのストーリーを読む体力はないけど、読みやすくて安定して面白い本が読みたい!て時に手に取りやすい。 今回もそんな読みやすい1冊だった。 ミステリ要素はほぼ皆無で人情と家族の絆ものって感じ。 由希子との別れエピソードが軽いなーと思ったけど、実際の別れだって全てに重いストーリーがあるわけじゃないし。 これからの由希子さんと大和の関係がどうなるのか布石が投じられて終了。 個人的にはもうちょっとミステリっぽい方が面白いと思うけど、そうすると「先生と僕」になっちゃうかな?

Posted byブクログ