ワーキング・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2011/08/24

初めて出会った父と子の一夏のお話。
月並みだけど、ほんわかして心が温かくなるお話でした。
進くんがまた良い子なんだな。
そして大和も元ヤンで一直線なヤツなので読んでいて気持ちの良い主人公でした。
続編あるらしいので楽しみです。

2011/07/31

こんな小学生は出来すぎだと思う…。いい子だわ、お母さんだわ、小学生としての付き合いもそつないだなんて。良い夏休みだったんだろうなー。冬休み編が楽しみ。

2011/08/01

引きこもり探偵三部作に出会ってから、
読み終えたあとのほっこり感が好きで読み続けている坂木さんの作品。
今回のテーマは「父と子」。

ホストとして働く大和のもとに、大和を「お父さん」と呼ぶ進が現れるところから物語は始まります。

突然現れた進と二人で暮らすことになった夏休みのお話です。

しっかり者で料理上手な息子
元ヤンキーなのにまっすぐで正義感の強い父

ちょっとぎこちないけど温かい二人の関係と、二人を取り巻く人たち（ホストクラブオーナーのジャスミンに、お客のナナ、ホストのユ雪夜…）の優しさにいやされました。

冬休み（続編）が待ち遠しい!!

2022/09/07

素直に面白いと思える作品に出会うと、楽しくなる。

父親として、人として成長する姿は読んでいて清々しい。

2011/06/30

元ヤンキーで現在はホストの主人公の元に、突然存在も知らなかった小学生の息子がやってくる。夏休みのあいだ二人で暮らすことになった父と子の物語。
劇的なストーリーはなくステレオタイプな展開だが、爽やかさに溢れており、喧嘩っぱやい父としっかり者の息子がどちらもいい味を出している。周囲もみないい人ばかりで、ほのぼのできる話。強いて言えば主人公が元ヤンキーにしてはまっとうすぎるかも。
宅配便の内部事情もわかって面白かった。

2011/05/31

｢お父さん。｣
突然、目の前に自分の息子を名乗る男の子が表れたら
自分はどのようなリアクションをとるだろう。

父として、子供に伝える本質ってなんだろう。

2011/05/30

やっぱり坂木さんの書くお話は大好き！
今回もほっこりさせられるお話でした。

ホストの仕事中に息子と名乗る少年がやってきて、夏休みの間一緒に暮らすことになった主人公。しかし仕事中に客に手をあげて首になり、次の仕事は宅配員！
帰宅すると出迎えてくれる家族のいるあたたかさや、力になってくれる様々な人の出会いが、彼の生活を大きく変えていきます。

世間では少し気遅れしてしまうような経歴。だけど、父親としてかっこつけようと奮闘する主人公と、あまりにもしっかりした息子とのやりとりがなんとも微笑ましい(＊＾＾＊)
個性の強いキャラクターばかりですがみんな集まることでどんどん温かくなっていく空気に、私まで心強い気持ちにさせられました。
家族の在り方、自分の生き方、ちょっとしたことを考えさせられるとても心に響くお話です。

2018/01/06

ホストをしているヤマトのところに小学生の息子が訪ねてきて、夏休みの間一緒に暮らす話。
可もなく不可もなし。

2018年再読。
面白かった！
何故か今回は楽しめたので、☆5に昇格。
続編もあるようなので読んでみたい。

2011/04/14

あれ？！日常の謎じゃない！！
なんというハートフルストーリー！！ｗｗ
ちょこちょこと謎は出てきていましたが、うん。
これはこれでとても面白い。
ていうか、進かわいいよ進。
大和かっこいいよ大和。
ウィンター・ホリデー、早く読みたいです。
家族３人で一家団欒している姿をはやく坂木氏の文章で頭の中に描きたいです。

2011/04/10

ホストの世界でも、少々荒っぽく元ヤンの地が出てしまう大和。
そんな大和の元に、家出した息子・進がやってきます。
その名字に心覚えはあるけれど…、まさか…、ホント！？

結局、ホストはクビになり、宅配便のドライバーに転身します。
家では、進がしっかり家事をこなしてくれて…。

初対面の親子が、夏休みを通してすったもんだの日々を過ごします。夏の終わりは、少々切なく…。

ホストクラブのオーナー、ジャスミンさん、同じくホストの雪夜、
宅配業者のスタッフたち…、みんな良い人ばかりなのでドタバタ、ジタバタしていても、どこか安心して読んでいられます。

伊藤たかみの『フラミンゴの家』を思い出します。どっちのお父さんも熱く、子どもにはめっちゃ甘いです