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通天閣 の商品レビュー

3.6

139件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2015/10/24

クソみたいな人生だ、生きる意味がない、誰にも必要とされてない。 そんな人生の中にいる、男、女の話。 確かに、誰かを愛すことをできれば、死のうと思わないかもしれない。最後まで読んでそう思った。 私、本を読んでも視覚的な想像ができない。 人の感情ばかり想像して、情景を思い浮かべようと...

クソみたいな人生だ、生きる意味がない、誰にも必要とされてない。 そんな人生の中にいる、男、女の話。 確かに、誰かを愛すことをできれば、死のうと思わないかもしれない。最後まで読んでそう思った。 私、本を読んでも視覚的な想像ができない。 人の感情ばかり想像して、情景を思い浮かべようとしない。 それができたら、この人の本をもう少しおもしろく読めるかも

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2015/09/07

大阪の通天閣辺りならこんなことありそうだなって思う。汚くて人臭い、自分が持つ大阪のイメージ通りの世界。 大阪のちょっといい話。 西加奈子って初めて読んだが、このユーモラスかつ温かい感じは好きだな。

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2015/08/26

津村記久子さんの(いわゆる「仕事小説」的な)作風が好みで、本書の解説を津村さんが書いているので、面白いにちがいないと思い購入。 書き出しは、例えば津村さんの『ワーカーズ・ダイジェスト』が好きな読者なら、ぐっと引き込まれるはず。 しかし、物語が進めば進むほど、引き離されていきま...

津村記久子さんの(いわゆる「仕事小説」的な)作風が好みで、本書の解説を津村さんが書いているので、面白いにちがいないと思い購入。 書き出しは、例えば津村さんの『ワーカーズ・ダイジェスト』が好きな読者なら、ぐっと引き込まれるはず。 しかし、物語が進めば進むほど、引き離されていきました。 基本的に「悪人」を描かない作風が、本作では却って好感をそいでいるような・・・。

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2015/08/20

何も変わらないようで、日々何かが積み重なり少しずつ変わっていく。『何も変わらないこと』ってないなあ。。 登場人物たちの生活や心情を読んでいて、そんなことを思った。

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2015/07/20

・4作目。第24回織田作之助賞受賞。 ・大阪みなみの、変な人たち、でも普通の人たちがかかえる悩み、頑張って生きている感の物語。 ・もっとシンプルにすっきりしたいが、もう一回読めるかな。

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2015/07/15

恋人に振られた女 と 残りの人生をただ過ごす男 が 通天閣を背景に 日常を過ごす 最後の大絶叫告白は面白かったが、それまでが内面をあまり起伏なく描くところがイマイチだった。

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2015/06/20

なんか別に⁇って感じだった。 期待しすぎたかな⁇ とにかくゲロとかのシモ描写や、 人物造形が汚くて嫌になった。 別に綺麗じゃなきゃ、ってタイプじゃないんだけど、なんだかな〜。

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2015/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物は、少しひねくれていて、あまり幸せとは思えない人ばかり。 けれど、最後は希望で終わる。 悩んだことのない人なんていないだろうし、自分の現状を呪うこともあるだろう。 一見幸せに見える人も、実はそんな過去があったり現在があったり。皆同じようなものなのだ。 肝心なのは考え方である。 本当は皆幸せになりたい。 その一番の近道はきっと自分の心の中にあるのだと思う。 ところどころで、著者のユーモアに笑った。 それは、この小説をとても親しみやすく、味のあるものにしている。 そう、ユーモアとは文中だけでなく、生きていく上で欠かせないものなのだ。 大阪という土地柄も必要不可欠の要素である。 通天閣、言ったことは無いけれど、これが東京タワーだったらこのお話は成立しないだろう。 悲喜こもごも、この世はまさに人間交差点なんだな。

Posted byブクログ

2015/03/01

生きる、というよりも、こなす、が近い毎日。 社会人生活も四年目に入ろうとしてる今、 40過ぎのおじさんに自分を重ね合わせてしまってる ことに気付いて、寂しいようなむなしいような いつか自分もこうなってしまうんだろうか、 なんて不安も覚えつつ読みました。 毎日生きるってこんな感...

生きる、というよりも、こなす、が近い毎日。 社会人生活も四年目に入ろうとしてる今、 40過ぎのおじさんに自分を重ね合わせてしまってる ことに気付いて、寂しいようなむなしいような いつか自分もこうなってしまうんだろうか、 なんて不安も覚えつつ読みました。 毎日生きるってこんな感じやと思うし、 ドラマみたいな出来事がたくさん起こる 星の下には生まれてない人が殆どなんやろな。 それでも毎日何か起こる。 嬉しくないことも、気分悪いことも、 変なことも、楽しいことも。 この小説も同じで、そんな状況が劇的に変わる訳じゃないけど、 何かは起こるし、生活は続いていく。 僕の人生もこんな愛すべきものになればいいなと思いました。 津村記久子さんの解説もとても良かった。 冗長じゃなく、面白く読まれたことが伝わってきて、 わかりやすいです。

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2015/02/25

強く生きていかねばと思わされた。 ただ時間をこなしているだけではもったいないね。 毎日大切に生きたいな。

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