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Twitter社会論 の商品レビュー

3.4

198件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    74

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    3

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2011/12/12

内容というより、書店で手に取る人のことを終始想像していた。協調型で自発的に考えるより、他人の考えを自分の意見として取り込むタイプ。気を許した人に和を乱されると、相手が強ければなびき、相手が弱ければ激昂する、そんなイメージ。あとは、Twitterでお金の匂いを嗅ぎ付けた人かな。

Posted byブクログ

2011/12/07

Twitterのこれからが話題になっていたので、手にとった一冊。 政治に利用されたり、企業広報に使われたり、ゆるいコミュニケーションに使われたり。 使われ方は自由ですが、その中で実際にどのように使われているかを分かりやすくまとめて下さっていたので、非常に読みやすかったです。

Posted byブクログ

2011/11/30

http://john615hkt.blog.fc2.com/blog-entry-2.html Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田大介 洋泉社 191頁  本書は大学在学中からIT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数のメ...

http://john615hkt.blog.fc2.com/blog-entry-2.html Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田大介 洋泉社 191頁  本書は大学在学中からIT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数のメディアに原稿を執筆しているメディアジャーナリスト、津田大介の著書である。本書の初版が2009年11月なので当時は現在ほどTwitterが世間に浸透していなかったと思う。私自身も始めたのは2010年9月だ。  2010年4月時点で日本のTwitterの月間利用者数は日本で最も普及していたmixiを越え約1000万人に達した。現在も著しいペースで利用者数を増やしている。さてここまであたかも全員がTwitterとは何か知っているかのように話しているが説明しよう。 「インターネットを通じて140文字以内の『つぶやき』を不特定多数にリアルタイムに発信し、自分で選択した他人の『つぶやき』を受信するサービス」 ※ 本書より引用  このように著者はTwitterを説明している。私自身Twitterを利用していて、知人に勧めるときに必ず言われることがある。「それだったらmixiのつぶやきで良くない?」。mixiのつぶやき機能と異なることは、基本的に他人のつぶやきを受信するために相手の承認を必要としないことだ。承認を必要としないことによって、自分のつぶやきを不特定多数の人が受信することができる。またRT(リツイート)によって他人のつぶやきを引用して、自分のつぶやきを受信している人に発信することができます。つまりつぶやきの拡散性がmixiとは異なるということだ。  本書ではTwitterの「速報性」についても触れている。2009年1月にハドソン川で旅客機がハドソン川に不時着した事故を覚えているだろうか。このニュースの第一報がTwitterのつぶやきからだったのだ。1つのつぶやきがRTによって急速に広がり、既存のメディアを超えるスピードで全米だけでなく、世界中に広がった。また2011年3月11日に発生した東日本大震災においても同様の動きが見られた。  Twitterの基礎を説明したうえで、Twitterを利用したリアルタイム中継についての具体的な方法や効能を紹介している。またTwitterがメディアやジャーナリズム、政治・政策、マーケティングなど現実社会に対してもたらした様々なインパクトを具体的な事例を元に説明し、今後それらがTwitterによってどう変わっていくのかを考察している。また巻末には著者と勝間和代さんとの対談が収録してある。新書の中でもTwitterに関する書籍としては初心者が読んでも、上級者が読んでも楽しむことができる非常にお勧めな一冊だ。本書が発売されてから2年も立っていないが、twitterをとりまく環境は変化してきているので、ぜひとも、また著者にはtwitterに関する本を再び書いてもらいたいと私は思う。

Posted byブクログ

2011/11/24

勘違いをしていたらしい。 僕は報道などを見て、漠然と「2ちゃんねる×ブログ×SNS」みたいなものだと思っていたのだけれど、Twitterが目指しているものは、「電話」「メール」に続く「コミュニケーション・インフラ」だという。 そして、副題にもなっている「リアルタイム性」。...

勘違いをしていたらしい。 僕は報道などを見て、漠然と「2ちゃんねる×ブログ×SNS」みたいなものだと思っていたのだけれど、Twitterが目指しているものは、「電話」「メール」に続く「コミュニケーション・インフラ」だという。 そして、副題にもなっている「リアルタイム性」。 この2点が、とりわけ価値があることだと思う。 おもしろいのは、140字という制限が、書き込む人に「高度な文章能力」を要求している点だ。ダラダラ書くのも簡単、薄い内容を短い文章で書くことも簡単だが、140字に相応の内容を入れ込むことは、難しい。 さっき初めてTwitterを開いてみたけれど、ざっと見て、読む気がなくなった。「薄い内容」が多すぎる(僕の読解力が足りないかもしれないけれど) 。価値ある情報を得るには、多少の手間が必要に感じた。 Amazonの「1500円で送料無料」によって、書籍の価格に「1500円ライン」が生まれたように、Twitterによって、「140字の表現技術」が、1つのトピックになるだろう。

Posted byブクログ

2011/11/15

2年前の本です。この手の題材を扱った本は2年も経つと「期限切れ」になるのが常です。本書は時期的にジャスミン革命や東日本大震災でのtwitterの功罪に触れられていないのは残念ではあるものの、これから始めたいという人には、今でも十分に通用する内容ではないでしょうか。 「tsudaる...

2年前の本です。この手の題材を扱った本は2年も経つと「期限切れ」になるのが常です。本書は時期的にジャスミン革命や東日本大震災でのtwitterの功罪に触れられていないのは残念ではあるものの、これから始めたいという人には、今でも十分に通用する内容ではないでしょうか。 「tsudaる」の語源にもなったカンファレンスのtwitter中継のテクニックには納得させられました。 ジャーナリストではなくても0.5次情報→1次情報、という観点を持ってtweetしてみることに、twitterの価値をあげるヒントがありそうです。真面目にtwitterを使いなおそうかなと思える本でした。

Posted byブクログ

2011/11/01

なんであんなに持てはやされてるのかと思ってたが、なんかわかるような気がする。 リアルタイム性とフォロー制と140文字制限がTwitterの単位を小さくして、可能性を高めてるんんだな。

Posted byブクログ

2011/10/29

Twitterを二年以上使っている状況で読んだが、全体的には冗長に感じてしまった。これは既に体感されている部分が多いためにそう感じたものと思う。黎明期に起きた出来事やあとがきのあとがきに記載されている将来的な話は興味深かった。

Posted byブクログ

2011/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

① ビジネスモデルがないということ 筆者は「リアルタイム性」「伝播力が強い」「オープン性」「ゆるい空気感」「属人性が強い」「自由度が高い」を主なツイッターの特徴として挙げている。リアルタイム性や伝播力などに関しては今さら繰り返す必要はないと思うが、「オープン性」とそれに関連する筆者が別箇にあげた「明確なビジネスモデルがない」という点は他のネットサービスとツイッターを差異化させている大きな特徴であると再認識した。APIとはツイッターの機能を他のウェブサービスやアプリケーションに取り込んで利用する際に必要な機能のことであるが、ツイッター社はこのAPIを外部の開発者向けに公開している。これがオープン性たるゆえんであり、他のネットサービスでは考えがたいものである。この公開は功を奏して補足的なサービスは国内外問わず多く制作されている。これは他のSNSなどが囲い込みを意図してどんどんサービスを肥大化させていくのと対照的である。創業者のジャック・ドーシーは一貫してツイッターが電話やメールと同列の当り前の公共インフラとして機能することを望んでおり、その姿勢のあらわれだということができる。 個人的には震災の際に一部の人たちが必ずしも必要でないことやらデマやらツイッターでつぶやく度に「技術を駆使して世の中の役に立っちゃっているオレたち」みたいなセルフイメージをちらつかせる事にある種の不気味さを覚えていたのだが、もしツイッターが可視化されないレベルまで公共インフラとして定着すればそんな事もなくなるのだろう。 ② ツイッターと既存メディア 筆者は既存マスメディアが担ってきたジャーナリズムとしての役割に「伝達機能」と「監視機能」と「議題設定機能」などを挙げている。しかし「伝達機能」という点においてはツイッターが持前の「リアルタイム性」で以て競合、あるいは代替しつつあるということを例として過去の事件をいくつか取り上げることで指摘している。これは既存メディアが独占することで利益を得ていた情報の公共財化が進行することを示している。これはある意味で既存メディアは独占していた商品を手放すこととなるわけでインパクトは大きい。このような状況下で既存メディアは裏取りによって正確性を確かめることに特化していけばよいと筆者は提案する。もしツイッターのリアルタイム性が完全にマスコミの速報性を凌駕すればマスメディアの特オチへの逆インセンティブを弱め、正確性への特化に有利に働くであろうとしている。これはデマも流布しやすいというCGM全般の弱点をマスコミが補助することともなるので相互補完的な関係性も築きうる可能性がある。 ③ ツイッターと実際の想定されうる活用ケース 筆者は地震などの震災の際におけるツイッターの使用されかたについても、利点と弱点の両面から過不足なく指摘しており、まるで東日本大震災におけるツイッター上での様々な動向を予見していたかのようである。繰り返しになるがデマも「伝播力」の強さによって拡散しやすいというのは一つの大きな弱点である。筆者の論によればマスコミはこのようなデマを指摘する役割があるわけだが今回の震災ではどうだったのだろうか。確かにネット上で間違った情報に注意し惑わされないようにという呼びかけは比較的早期からあったもののデマの具体的な内容などに関しては少し遅れ気味だったような気もする。 ビジネスにおけるツイッターの活用に関しては何例か成功している米企業をとりあげながら活用例を提示しつつも、必ずしも「真似をすればすぐ効果が表れるわけではない」というような形で限界も同時に指摘している。 政治に関しては議員(ないし大統領)側からの選挙での活用の可能性はいうまでもなく、民からの働きかけの可能性として①法案の文言の審議が「tsudaられて」いるときにパブリックコメントを形成しやすいこと②選挙の際に法案ベースで議員を選びやすいことなども挙げている。 数あるツイッターに関する本の中で、ツイッターの弱点や限界に関して冷静である点にこそ本著の大きなアドバンテージがあるように思う。「ツイッターでビジネスを加速する方法」のようなハウツー的なものを読む前にこちらの本を読むべきなのは間違いないだろう。

Posted byブクログ

2011/11/28

(推薦者コメント) Twitterとは何か。Twitterは世界をどう変えるのか。2ちゃんねるやmixiではもう語りきれない、インターネット世界の現代を語るために必要なツール「Twitter」と、その社会への影響性を考察する。

Posted byブクログ

2011/08/21

・8/20 読了.Twitterについてみんな難しく考えすぎじゃないかなぁ.何もたいそうなこと考えなくて普通に使えばいいと思うんだけど.

Posted byブクログ