Twitter社会論 の商品レビュー
『tsudaる』(twitterでイベントなどを生中継すること)の語源ともなった、津田大介氏の著作。 twitterの概要から、著書のtwitter活用術、社会へのtwitterの影響力についてなどが述べられている。 本書ではtwitterの持つ特徴が大きく分けて六つ挙げ...
『tsudaる』(twitterでイベントなどを生中継すること)の語源ともなった、津田大介氏の著作。 twitterの概要から、著書のtwitter活用術、社会へのtwitterの影響力についてなどが述べられている。 本書ではtwitterの持つ特徴が大きく分けて六つ挙げられていたが、個人的に気になったのは、twitterのオープン性についてである。 通常、ウェブサービスはアクセスが伸びて成長過程にあるときは、ユーザーの満足度を高めるために、機能をどんどん増やし、サービスを肥大化させていくものである。ミクシィしかり、モバゲーしかりである。それに比べて、twitterの提供するサービスはとにかくシンプル。基本的に140字以内でつぶやくだけである。 筆者はこのハードルの低さゆえtwitterがユーザー数を増やしていると述べる。 本書はtwitterの概要やその特性について知りたい人はおススメ。 twitter入門書です。 twitterに関してある程度知識があり、より深く研究したい方は、他の書籍を読まれることを薦めます。
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2009年。まだ日本においてTwitterの黎明期に書かれた本です。 確か「ウェブはバカと暇人のもの」の中で、Twitterの解説書としては非常に良いと論評されていたので、遅まきながら読んでみました。 重要なフォーラムなどをTwitterで実況する、「tsuda」るという造語...
2009年。まだ日本においてTwitterの黎明期に書かれた本です。 確か「ウェブはバカと暇人のもの」の中で、Twitterの解説書としては非常に良いと論評されていたので、遅まきながら読んでみました。 重要なフォーラムなどをTwitterで実況する、「tsuda」るという造語を生み出した、張本人です。 確かに、Twitterの本質を洗い出し、わかりやすく解説してあります。 SNSとして、Google+が真打か?という感じですが、個人的にやはり、最も使用頻度の高いインフラとしてはTwitterです。 意図されたものかは今ひとつ不明ですが、140文字という制限が逆にモバイルとの親和性をより一層際立たせて、使い勝手の良いものにしているのでしょうか。 各種プラグインでmixiやフェイスブック等と同期させているので、発信のベースになっています。 あとは、属人性等によって、各SNSを使い分けると。 ジャスミン革命やオバマ大統領の選挙ツールとしての使用などのバックボーンなども丁寧に解説しているので(今となってはソースは古いですが、最近は特に大きな事例はないようで)その可能性がわかると思います。 印象に残ったのは、通常サービスは(mixiなどをみても)どんどんとスペックが大きくなっていくものなのに、Twitterは進化するに連れてどんどんと機能などをそぎ落としてシンプルになっていったということ。 サードパーティなどの連携する機能やプラグインなどは多くなっていますが、Twitter本体は極限までシンプルに。 これが使いやすさの根本なのかなと思います。
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一年以上前に執筆された本だが、三章のTwitterとジャーナリズム、政治、ビジネスとの関係は、考察は考察が鋭い。 ジャーナリズムとの関係において、事件等発生した場合、プロの記者による報道を1次情報とし、その前の事件現場の一般人からのTwitterによるリアルな報道を0.5...
一年以上前に執筆された本だが、三章のTwitterとジャーナリズム、政治、ビジネスとの関係は、考察は考察が鋭い。 ジャーナリズムとの関係において、事件等発生した場合、プロの記者による報道を1次情報とし、その前の事件現場の一般人からのTwitterによるリアルな報道を0.5次情報と捉え、その上でジャーナリズムがどうあるべきかを論じているところは秀逸。 Twitterのビジネス利用につき複数のパターンに分類して考察している点は鋭くビジネス利用者に有益。 'tsudaる'(Twitterによる実況中継)技術の解説は、人の話のポイントを素早く掴み方にも共通するところあり。
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判り切ってたけど、まだ何か収穫があるかもしれないと思って読んだが、内容の薄っぺらさに唖然。乗っかりビジネス、一発屋。たった一年前なのにこれ程中身が無いのは文が稚拙なだけではないだろう。時間を無駄にした感が半端ない。
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いつだったか、ラジオを聞いていたんです。 すると、こんな発言が。 「それでは、曲のリクエストはFAX、メール、またはツイッターで、じゃんじゃん送ってきてください」 いやあ、これは衝撃でした。 つまるところ、電話やFAX、メールなんかの連絡手段と同列のものとしてツイッターが存在をし...
いつだったか、ラジオを聞いていたんです。 すると、こんな発言が。 「それでは、曲のリクエストはFAX、メール、またはツイッターで、じゃんじゃん送ってきてください」 いやあ、これは衝撃でした。 つまるところ、電話やFAX、メールなんかの連絡手段と同列のものとしてツイッターが存在をしている。 もちろん、一概にそう言ってしまうのは問題なわけですが、 しかし何故ツイッターがそのように使われたのか、その解答がこの本にはありました。 早い話が、このラジオのツイッター利用法は「リアルタイム性」に注目をした結果というわけですな。 僕自身はツイッターを活用していないんですが、 何か考え事をした時や面白いアイデアが浮かんだときにちょろっとツイッターでつぶやくと面白いのかも。 さらさらメモ帳に書き込んだり、 ケータイにメモしたりという手もないわけではないけれど、意外とめんどくさい。 その点、ツイッターなら楽しんでできそう。 ログとして溜まっていくのを見るのもウキウキするだろうし、 誰かからの反応があればこんなに嬉しいことはない。 以前、友人と「積ん読」について会話をしたときに彼は、 「『積ん読』はその時に、そういう本に興味があったということを知るツールだ」 というようなことを言っていたのです。 なるほどなーととても衝撃を受けた意見だったのですが、 ツイッターのログがそれと同様の効果を為しうるのではないかという期待はできそう。 ただ、そうした際に「コミュニケーションツールとしてのツイッター」と 「アイデアの層を積み上げるツールとしてのツイッター」という両立は難しいのかも? ぐちゃぐちゃといろいろなつぶやきが層を成しているというのは 見ていても混乱するだけかもしれない。 いずれにせよ、ツイッターの使い方をアレコレ思案するだけでも、だいぶ楽しそう。 ああ、それから僕もtsudaってみたいなあ。 そういえば、津田さんがこないだ、NHK『ようこそ先輩』に出演していたのは驚いた。 金髪の兄ちゃんがああいう場に出るってなんか違和感。イイ意味で。 【目次】 はじめに 第1章 ツイッターとは何か? 第2章 筆者のツイッター活用術 第3章 社会に広がるツイッター・インパクト スペシャル対談 勝間和代×津田大介 つぶやく力―ツイッターの可能性を探る おわりに
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
電子書籍で読んだ。正直言って、この会社の電子書籍は性能が悪い。ほんの内容以前に、この機能の悪さに頭に来た。ブックマーク機能を使って読んだところを開こうとしても、保存したブックマークの一番古いブックマークに富んでしまう。また、ブックマークを削除してもゾンビのように復活する。便利で電子書籍を使うのに、その機能の悪さにやられるとは参った。 内容については、FacebookとTwitterの区別が付いていないようで、中東の政変を先導していると記載されている。これは明らかにFacebookの間違い。その他の記述も、あらゆる雑誌で記事になっている内容である。機能が悪かったのが強かったかもしれないが、残念な本になってしまった。
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前半がツイッターの概要で、中盤は津田大介とツイッターの馴れ初め、後半は対談という構成。時間がなければ前半だけでOK。
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読み終わってから1週間も経っていないのに、もう感想を忘れてしまった。読んだ直後に書いたほうがいいね。ほんとに。 tsudaるの語源となったtwitter使いの津田さんの本。若干今更感があるものの、有名所は読んでおけということで読みました。twitterの特徴を「1.リアルタイム性...
読み終わってから1週間も経っていないのに、もう感想を忘れてしまった。読んだ直後に書いたほうがいいね。ほんとに。 tsudaるの語源となったtwitter使いの津田さんの本。若干今更感があるものの、有名所は読んでおけということで読みました。twitterの特徴を「1.リアルタイム性」「2.伝播力が強い」「3.オープン性」「4.ゆるい空気感」「5.属人性が強い」「6.自由度が高い」の6点をあげており、これまでにないWebサービスとして肯定的に紹介しています。twitterもfacebookも今では日本でもだいぶ浸透してきており、いまとは状況が違うような描写もありましたが、なぜこんなに流行っているのかの理由を垣間見るのにはちょうどいいと思いました。 2011/6
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Twitterがなぜ圧倒的な指示を受けるのか、社会にもたらす影響、これからの関わり方についての考察。 Twitterは既存メディアやジャーナリズムを駆逐するものではなく、既存メディアの足りない部分を補完するもの。
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(2011.06.24読了)(2011.06.03借入) SNS、twitter、Facebook、等、世の中の話題になるネットサービスが次々に登場するけれど、使ってみなければわからないのはどのサービスも一緒だろうけど、どんなものか全く分からない状態では、誰かに教えてもらうか、自...
(2011.06.24読了)(2011.06.03借入) SNS、twitter、Facebook、等、世の中の話題になるネットサービスが次々に登場するけれど、使ってみなければわからないのはどのサービスも一緒だろうけど、どんなものか全く分からない状態では、誰かに教えてもらうか、自分で勉強するしかない。 ということで、遅ればせながら、ツイッターに関する本を読んでみました。 勝手に携帯電話向けのサービスと思っていたのですが、携帯電話からもできるけど、通常のパソコンでも大丈夫のようです。とりあえずそれが収穫だったかな。 章立ては、以下の通りです。 第1章、ツイッターとは何か? 1、ツイッターでいま、何が起きているのか? 2、ツイッターとは何か? 第2章、筆者のツイッター活用術 1、筆者のツイッター個人史 2、「tsudaる」技術 第3章、社会に広がるツイッター・インパクト 1、ツイッターとジャーナリズム 2、ツイッターと政治 3、ツイッターとビジネス スペシャル対談 勝間和代×津田大介 ●サービスの開始(3頁) 2006年7月。2011年6月の現在から5年前。日本語版は、2008年4月。 ●どのようなサービスなのか(4頁) 基本的には、今現在自分が何をしているのかを140字以内で投稿し、同じように投稿された他人の他愛ない日常を読む、たったそれだけのサービス ●ツイッターの魅力と可能性(5頁) ときに扇情的で、ときに知的興奮に満ち、時に新たな出会いをもたらし、時に欲求不満の解消場所となる ●使い方(25頁) 無料のID登録作業を行った後「いまなにしてる?」という質問に140字以内で答えて「投稿する」ボタンをクリックすればいい。投稿された「つぶやき」は、即座に自分の「タイムライン」に反映され、同時に全世界に公開される。 ●フォローを始めると(52頁) 「仕事はかどらなくするツールナンバー1じゃないか」 ツイッターは込み入った話には向いていない(54頁) つぶやきは「いまなにしてる?」に縛られていない、何をつぶやいても構わない(55頁) 何かの現象や出来事、ニュースを目の前にしたときに、そこから派生して感じたことや普段から考えていることをメモ的につぶやく(55頁) ●津田さんの使い方(56頁) 1、日常報告 2、時事ニュースやネットで話題になっていることに対する感想や解説 3、日々生活している中で突如思いついた提案や教訓、冗談など 4、イベントの中継、tsudaる 5、自分の活動に関する告知 ●速報性(87頁) 現在メディアが担っている「伝達機能」は、これから間違いなく多くの部分をツイッターにとって代わられる。 (2011年6月26日・記)
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