もう、怒らない の商品レビュー
この本を読んだら、まるで仏教の本を読んだのきがする、論理的には確かにそうだけど、でも本当はどうだろう、怒るのは体に悪いと分かっているですが、たまに抑えられない怒ってしまうです。。。
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誰かを怒ることで、一番しんどいのは、怒っている自分。 誰かを変えることはできないけど、自分を変えることならできる。 だったら、怒るのを止めてみてはどうだろうか。 怒りで、相手は変わらないのだから。 少しはラクな人生になるかもしれないです。
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年越しの除夜の鐘は人間の煩悩の数と同じ88回鳴らされるという。本書は、その煩悩の中から欲望、怒り、迷いの3つを引き合いに出し、日常におけるストレスを受け流すための自分自身の在り方について書いている。仏教がその原点とはなっているものの、書中に著者が何度も言っているように、これは道と...
年越しの除夜の鐘は人間の煩悩の数と同じ88回鳴らされるという。本書は、その煩悩の中から欲望、怒り、迷いの3つを引き合いに出し、日常におけるストレスを受け流すための自分自身の在り方について書いている。仏教がその原点とはなっているものの、書中に著者が何度も言っているように、これは道としてのいわば仏道である。平易な文章による穏やな語り口で終始説法されるが、東京大学出身のインテリ住職で、若干31歳ということで驚かされる。怒りというストレスは、身体にも結果的に大きな負担を掛けることとなり、全くもって生産的ではない。現代社会で特に都会で生活する人は、ストレスから解放されることは難しそうであるが、結局のところストレスというのは自分の頭に生じるものである。心の在り方で、それは抑えることができるという。理論的な心理学ではないので、当然、いろいろな矛盾点や疑問点は残るものの、それは著者の唱えるところの仏道とは本質的に合わないものであろう。大きな心を以って煩悩を理解し、客観的にそれらを見つめることができれば、ストレスをうまく回避することも可能となるのではないかとも思えた。
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