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ソウルケイジ の商品レビュー

3.8

509件のお客様レビュー

  1. 5つ

    84

  2. 4つ

    245

  3. 3つ

    137

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2022/10/15

先日ドラマ“ストロベリーナイト”を見て、「そういえば過去に読んだなぁ、割と面白かったんだっけ」と思い出していた矢先、ブックオフでシリーズ2作目に出会いました。 “ストロベリー~”が血も涙もない猟奇的殺人であるのに対して、今回は心あるがゆえの事件。 シリーズのヒロイン・姫川玲子の...

先日ドラマ“ストロベリーナイト”を見て、「そういえば過去に読んだなぁ、割と面白かったんだっけ」と思い出していた矢先、ブックオフでシリーズ2作目に出会いました。 “ストロベリー~”が血も涙もない猟奇的殺人であるのに対して、今回は心あるがゆえの事件。 シリーズのヒロイン・姫川玲子の1作目とは違う側面も楽しめました。 事件はというと、新たな展開を見せる局面が(個人的には)複数回あり、なかなかの仕上がりだと思われます。 章毎に語り手が変わるので、様々な視点から事件を知ることができるのも良かったです。 途中、グロテスクな描写があるので迂闊にオススメはできませんが、楽しめました。 読み返す類の小説ではありませんが、テンポもよく、先が気になって2日間・数時間で読了しました。

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2022/10/02

姫川玲子シリーズ第二弾 内容とは違うが… それぞれいろんな夢を持ってる。 でもほとんどの人は夢で終わる。 口ばかりで夢ばかりみて 自分からは覚めるのが難しく なかなか夢から覚めないでいる。 早く夢から覚まして 行動に移せる人が夢への近道。 そして夢は叶うかもね。

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2022/09/27

【姫川玲子シリーズ第2弾】 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された! 近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに? なぜ手首だけが残されていたのか? 前作ストロベリーナ...

【姫川玲子シリーズ第2弾】 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された! 近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに? なぜ手首だけが残されていたのか? 前作ストロベリーナイトよりグロさは抑えめでミステリー、サスペンス好きな人におすすめの1冊。 ひとつの事件を通して世の中に存在する弱肉強食をしっかりと描いた社会派ミステリーだ。 最後にはどんでん返しもあり姫川玲子シリーズ中で1番面白い。 この作品は父性がキーとなっており、子供を持つ親には刺さる内容ではないだろうか。 悲しくて切なくて痛々しい物語だが心に残る1冊だった。 こんな人におすすめ ・社会派ミステリーが好きなひと ・刑事ものが好きなひと ・サスペンスが好きなひと ・東野圭吾作品が好きなひと(特に容疑者Xの献身)

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2022/09/25

多摩川の土手に停めてあった軽ワゴン車から、血塗れの左手首が見つかった。 多摩川近くの工務店のガレージが血の海となっており、左手首は工務店の経営者・高岡賢一のものであると判明した。 遺体なき殺人事件を追う、警視庁捜査1課10係・姫川班。 なぜ左手首だけ⁇ 真相を追ううちに、...

多摩川の土手に停めてあった軽ワゴン車から、血塗れの左手首が見つかった。 多摩川近くの工務店のガレージが血の海となっており、左手首は工務店の経営者・高岡賢一のものであると判明した。 遺体なき殺人事件を追う、警視庁捜査1課10係・姫川班。 なぜ左手首だけ⁇ 真相を追ううちに、過去の擬装が明らかになってくる… 高岡賢一は高岡賢一ではない⁇ 被害者は誰なのか⁇ 父親の子どもへの想い。 内藤和敏の息子への想い。 高岡の三島耕介への想い。 玲子の父の玲子への想い。 『殺してやりたい…できない。』 父性が事件解明へと繋がる… 左手首を切り落とすとは… 『私、高岡に会っている…』 日下にも父親として、夫としての一面があったんだと…人間味を感じる。

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2022/07/15

姫川玲子シリーズ2作目 警視庁捜査1課の刑事達が、多摩川土手の放置車両に左手首のみ残されていた奇妙な殺人事件を捜査していく作品。 直感で捜査を進める姫川玲子と徹底的に積み上げた事実から可能性を絞り込んでいく日下刑事、2人が正反対のスタイルで捜査を進める様子が対照的で面白い。 前...

姫川玲子シリーズ2作目 警視庁捜査1課の刑事達が、多摩川土手の放置車両に左手首のみ残されていた奇妙な殺人事件を捜査していく作品。 直感で捜査を進める姫川玲子と徹底的に積み上げた事実から可能性を絞り込んでいく日下刑事、2人が正反対のスタイルで捜査を進める様子が対照的で面白い。 前半は事態の進展が緩やかだったが、後半は次々に新事実が明らかになっていき、ページを捲る手が止まらなかった。 また、本書の大きなテーマになっている「父性」については、共感出来ない点が多いものの、いろいろ考えさせられるものがあった。 なお、前作程ではないものの、やっぱり身悶えてしまう位痛そうな描写があるので、読む際はそれなりの覚悟が必要である。

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2022/07/12

高岡と耕介の関係性がグッとくる。 日下の意外な一面が見れたのも面白かった。 読みながら推理して当たっていたりして、非常に楽しみながら読むことができた。

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2022/05/22

あまりにも姫川班の世界にはまって、ストロベリーナイトに続き一気読み。 さらに、わざわざFODに入ってドラマも視聴。連続ドラマの方はTSUTAYAしかないらしいのです) 連休中に何してるのだろう私という感じですが、テレビと小説がマッチしてるなって思ってます。

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2022/05/12

誉田哲也さんの警察小説、姫川シリーズ第2弾 多摩川土手に放置された車両から血まみれの左手首が発見された。近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。したいなき殺人事件として捜査が開始された。姫川玲子ら捜査1課が捜査を進める中で驚くべき事実が次々と...

誉田哲也さんの警察小説、姫川シリーズ第2弾 多摩川土手に放置された車両から血まみれの左手首が発見された。近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。したいなき殺人事件として捜査が開始された。姫川玲子ら捜査1課が捜査を進める中で驚くべき事実が次々と判明する。 誉田哲也さんの警察小説と言えば物語の初めにある序章からすぐに本の世界に引き込まれる。今回もとても充実した内容だった。

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2022/04/30

姫川シリーズ2。直感型の姫川と事実の積み上げで解決に導く日下との対比が面白い。両極端の捜査方法で嫌いあっていそうで、日下はそうでも無いということがわかって、姫川も変わってゆくのかな? 題名の「ソウルケイジ」はスティングの曲から取ったと解説にあり、探して聴いてみたがよく分からない。...

姫川シリーズ2。直感型の姫川と事実の積み上げで解決に導く日下との対比が面白い。両極端の捜査方法で嫌いあっていそうで、日下はそうでも無いということがわかって、姫川も変わってゆくのかな? 題名の「ソウルケイジ」はスティングの曲から取ったと解説にあり、探して聴いてみたがよく分からない。父の死を経て作られた曲で「父性」という事だった。確かに犯行の陰に父性がある上に、姫川や日下の父性も書かれている。犯人は最後に明かされるが、キーとなった保険は過去の分を含め問題は無いのだろうかと別な心配をしてしまう。

Posted byブクログ

2022/04/10

数年前に一度読んだことあるがもう一回読み直した。 スラスラ読めて面白かった!なかなかすごい痛々しいシーンもあったけど(・_・; 残された人がどうか何不自由なく過ごせますように。。。。あと、、菊田がんばれ!!笑

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