ソウルケイジ の商品レビュー
やっぱり面白い…。。 姫川玲子シリーズ良い!! 今作はそこまで華やかさのある話では無いものの、父性をテーマにして、感情を揺さぶられるような話になってました。 前作とは打って変わって姫川と日下がスポットに当たり、それぞれの対比がよく出ていました。 子を思う気持ち、同じ境遇にある子の...
やっぱり面白い…。。 姫川玲子シリーズ良い!! 今作はそこまで華やかさのある話では無いものの、父性をテーマにして、感情を揺さぶられるような話になってました。 前作とは打って変わって姫川と日下がスポットに当たり、それぞれの対比がよく出ていました。 子を思う気持ち、同じ境遇にある子の気持ち、それぞれが入り乱れて、かなり面白い読書体験ができました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夫の友人からお借りしました。 姫川玲子シリーズとは知らずに読み始めたので、玲子が出てきたときにはあっ!と声が出てしまいました。竹内さ~ん(涙) ものすごいどんでん返しがあるとかではないですけど、練られたストーリー展開は読みごたえもあり(グロい描写もあるけれど)一気読み必須です。 テーマもね、凄惨ともいえる殺人事件を舞台としながらもキーワードは「父性」。 ジーンとくる場面もあったりして、警察小説ではあるけれど人間描写がよかったな。
Posted by
誉田哲也さん、姫川シリーズ2作目。 今回の作品もドラマで収録されていたようだが全く覚えていない。 「ソウルケイジ」ってなにかと調べてみたらアイルランドの童話らしい。そこに物語がリンクしていたかはその童話を知らないためわからない。作者はその童話に何かを絡ませてこのタイトルをつけたの...
誉田哲也さん、姫川シリーズ2作目。 今回の作品もドラマで収録されていたようだが全く覚えていない。 「ソウルケイジ」ってなにかと調べてみたらアイルランドの童話らしい。そこに物語がリンクしていたかはその童話を知らないためわからない。作者はその童話に何かを絡ませてこのタイトルをつけたのだろうか?自分にはわからないし、本作品を読んでもピンとこなかった。 前作「ストロベリーナイト」もそうだったが、今作品も警察小説の王道のような作品。張られていた伏線は途中で予想がついてしまう。 ただ面白いのは姫川の捜査一課内のライバル達、前作は勝股(ガンテツ)、今作は日下。二人のキャラがあるためこの2作は2作を通じて生きてくると感じる。姫川も含め捜査一課の警部補達のキャラが三者三様で面白い。 今作品の方が事件の奥深さを感じ、境遇の理不尽さや生い立ちやその意味も読み取れて面白く感じた。ただかなり予想通りの展開と結末になってしまった。 姫川シリーズ、また機会があれば読んでみようと思う。
Posted by
ドラマを先に見てしまったので、すでに登場人物のイメージがチラチラしてしまった。 ほかの方の感想はうなづけるので、私の視点は姫川玲子の仕事に対する一途さと常に前を向こうとする強さ。好きだな。
Posted by
姫川シリーズ第二弾 中盤から戸部はもうこの世に居ないんだろうなぁと思って読んでいたが、そう簡単に話を終わらせないところがさすがだった。
Posted by
姫川玲子シリーズ。 今回は姫川玲子と日下主任の対比が表現され、日下主任の人柄が描かれている。皆キャラがあって面白い。事件の当事者の視点と刑事の視点が入れ替わるスタイルも読んでいて飽きない。 次の次にまたこのシリーズを読む予定。
Posted by
父性を主題とした事件。姫川と日下のライバル対決はなかなかの展開、一方、菊田とのラブストーリーは興醒め感を拭えず、残念
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2023年92冊目】 こちらも再読。若干覚えていたので(事件そのものは全然覚えてなかった)、どういう風に真相にたどり着くんだっけ……と思いながら読み進めました。途中で「あれ、DNA……」と思ったら、そんなトリックでしたっけ。ものすごく血の気が引きました。特に、「落とす」シーンは。あんまり想像力を働かさないようにしたんですけど、下手なホラー小説より怖かった。 登場人物の関係性がちょっと複雑なのですが、ひも解いてしまえばいたってシンプル。井岡さんが出てくるとちょっと安心してしまう不思議さがありました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内藤和敏として妻・息子を事故に遭わせてしまい、 高岡賢一に生まれ変わり三島耕介を育てる その全てを知る戸部真樹夫を殺し一生を終える 読み終えて1番感じたのは 人を殺しているのに、同情する気持ちだった 高岡賢一に生まれ変わらなかったら、こんなに苦しまなかったのではないか 過去をネタに脅し続けた戸部真樹夫のせいでこんな人生が出来てしまったのではと心底同情した 身体の切断の描写が生々しくグロいが面白い 姫川を取り巻く環境は騒々しい割には変化なし 今回は日下との絡みが多く、お互いを認めてはいるものの相容れないというやり取りが面白かった
Posted by