たまたま の商品レビュー
「リアリティは見る者の目の中にある」 というのは私の考え方の根幹(になるよう意識しているもの)だけれども。 難しいよね。この本が面白いのも、自分の考え方に似てるってのが大きいかもしれないしね。個人の趣味だから別に良いんだけど。また読みたいなあ。今度は腰を落ち着けて。
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世の中に起こっている偶然を人はなぜ必然と考えてしまうのか。 成功者、その逆の人々、それは必然ではなく、偶然によってもたらされた結果。つまり偶然の積み重ねの結果である。 その認識をもつだけでも世の中の見方は変わってくる。 1ついえるとするならば成功するためには、その分、数をうつ...
世の中に起こっている偶然を人はなぜ必然と考えてしまうのか。 成功者、その逆の人々、それは必然ではなく、偶然によってもたらされた結果。つまり偶然の積み重ねの結果である。 その認識をもつだけでも世の中の見方は変わってくる。 1ついえるとするならば成功するためには、その分、数をうつという事が重要である。失敗が増えれば結果として成功も増えるだろうということ。 挑戦、チャレンジを多くするのが本質的な成功方法だということだろう。
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日常に起こっているたまたまをいかに人間は、必然だと勘違いするかが明確に書かれている。自分を信じきらずに、たまたまかもと疑うこころが大事。
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私がこの本を手にとったのもたまたま。普通に読むと面白い。しかしこの本を読むことで成功者になれるかどうかは…答は読んだ人だけ分かる。
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半分くらいが行動経済学や認知バイアスに関する話で、もう半分で統計や確率に関する数学の発展の歴史を追っていく感じ。著者は物理学者→脚本家→ゲームプロデューサーと面白い経歴の持ち主で、幅広いものの見方はそこからきているのかも。彼によるとその成功も「たまたま」。割と理解しやすい内容で読...
半分くらいが行動経済学や認知バイアスに関する話で、もう半分で統計や確率に関する数学の発展の歴史を追っていく感じ。著者は物理学者→脚本家→ゲームプロデューサーと面白い経歴の持ち主で、幅広いものの見方はそこからきているのかも。彼によるとその成功も「たまたま」。割と理解しやすい内容で読みやすい。名前も似ている「まぐれ」も一歩進んだ内容でお勧め。
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前提条件をきちんととらえないと結果が変わる。ある成果は技量によるのか運なのか判断するのは難しい。(キングやルーカスになれなかった人はごまんといる。能力だけではない。お金持ちを崇めすぎない。) 先に自分なりの仮説を見いだすと自ら反証してみる人は少ない。あやふやなデータは自分に都合よ...
前提条件をきちんととらえないと結果が変わる。ある成果は技量によるのか運なのか判断するのは難しい。(キングやルーカスになれなかった人はごまんといる。能力だけではない。お金持ちを崇めすぎない。) 先に自分なりの仮説を見いだすと自ら反証してみる人は少ない。あやふやなデータは自分に都合よく解釈する。 「能力を成功へと結びつける綱は緩んでいる場合もあるしぴんと張っている場合もある」一万一回目は来る!
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確率的な問いに、直感はしばしば誤った答えを出す。熟考しても誤った答えを出すことがある。 そういうことを気づかせてくれる本のひとつ。
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twitterで知り合った方より紹介頂き手に取った本。 確率論に関する本は今までじっくり読んだ事がなかったので、 普段、触れない分野についての読書はよい刺激になった。 僕は確率論については、まったくうといし、この本の内容について 語れるほど理解はできていないのだが、多分、読むとき...
twitterで知り合った方より紹介頂き手に取った本。 確率論に関する本は今までじっくり読んだ事がなかったので、 普段、触れない分野についての読書はよい刺激になった。 僕は確率論については、まったくうといし、この本の内容について 語れるほど理解はできていないのだが、多分、読むときの精神 状態によって、どんな見方もできてしまいそうな感じ。 いろんなイメージしやすい、わかりやすい事例を元に説明してくれて いるが、一つ、わかった事は、外的要因に自分の精神を乱される 事は非常に意味のないことだということだ。 数年後、もう一度、読み返してみたい本。 多分、その時はまた違う発見がある。
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<目次> プロローグ 第1章 ランダムネスという不思議な世界 ──ベストセラーは「たまたま」生まれる? 第2章 「それっぽい」話の危険性 ──真実と「一部」真実の法則 第3章 直観はすべての選択肢を把握できない ──カルダーノの「標本空間」がもつ威力 第4章 「たまたま」成功する...
<目次> プロローグ 第1章 ランダムネスという不思議な世界 ──ベストセラーは「たまたま」生まれる? 第2章 「それっぽい」話の危険性 ──真実と「一部」真実の法則 第3章 直観はすべての選択肢を把握できない ──カルダーノの「標本空間」がもつ威力 第4章 「たまたま」成功する確率を知る ──パスカルの果たした二つの貢献 第5章 大数の法則と小数の法則 ──何人調べれば当選は確実とわかるのか? 第6章 「あなたが死ぬ確率は一〇〇〇分の九九九!」 ──ベイズ的判断と訴追者の誤謬 第7章 バラツキを手掛かりに真実をつかむ ――測定と誤差の法則 第8章 ランダムネスを逆手に取る ――カオスの中の秩序 第9章 パターンの錯覚と錯覚のパターン ――「偶然」の出来事に勝手に意味を見いだす 第10章 ドランカーズ・ウォーク ──ランダムネスとうまく付き合っていくために 訳者あとがき どちらが早いのかは調べていないが、「リスク・リテラシーが身につく統計的思考法」や「まぐれ」等で紹介されているような事象が紹介されている。解説では「リスク・リテラシーが身につく統計的思考法」の方が詳しく分かりやすいかと思われる。が、学術的ではなく、生きる術という意味ではこの本から得られるものは多い。 ちょっとした偶然の積み重ねが結果に雲泥の差をもたらすという事実は、日本での商売上の迷信みたいなもの(謙虚さや便所掃除、いいものが思い浮かばないが、)が未だに言い伝えられている理由なのではないだろうか?著者の経歴、著者の母の生い立ちの経験と勉学の両方からのことばとして大変興味深かった。
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