「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術 の商品レビュー
方法論の部分は異なるけれど、語っている内容はどの本も大体同じ。ノートを使えという人もいれば、手帳に書き込めという人もいる。 アプローチの仕方は違えど、到達して欲しい部分はそうズレていない。 3色ボールペンは便利なんだろうけど、その便利さにかまけてスタイルを気にしないようには...
方法論の部分は異なるけれど、語っている内容はどの本も大体同じ。ノートを使えという人もいれば、手帳に書き込めという人もいる。 アプローチの仕方は違えど、到達して欲しい部分はそうズレていない。 3色ボールペンは便利なんだろうけど、その便利さにかまけてスタイルを気にしないようにはなりたくない。そりゃあ便利だろうけど、粋じゃないじゃんということが世の中にはたくさんある。 確かに色分けするとわかりやすいけど、そこであえて3本のボールペンを持ち歩く人間になりたい。3色ボールペンをみると、便利さへの屈服を感じる。 電車に乗っていて、前に座っている人が、ほぼ日手帳に三色ボールペンでマインドマップを書いていのを見たとき、冷たい視線で眺めてしまった。その人はお世辞にも粋な人には見えなかった。何故か、そこに便利という怠惰に抗うマインドがないように感じたから。
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今のインターネット社会でどう本や情報と接していくべきか書いてある本だった。コンピュターはどんどんバージョンアップしていく時に、人間をどうバージョンアップさせていくかが書いてあった。
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図書館で借りて読む。 深い教養の持ち主ができる人、豊かな人間性を身につけており知識があるというだけでは教養という言葉の真意には届かない。
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この本を読む前に『一冊の手帳で夢は必ずかなう』を読みました。そちらもよかったのですが、個人的には齋藤氏のこの著書の方がためになりました。
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基本的には、斎藤氏の他の著書で書かれていることのサマリーであり、目新しい物はそれほどない。書かれていることはそのとおりであり、間違っていない、為にはなる。ただ、なぜ、読む、書く、話すが”一瞬”でモノに出来るのかよくわからない。
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著者は3色ボールペンを駆使して本にあれこれ書き込んで自分のものにすることを推奨していたが、図書館で本を借りて読んでいる自分としては、出来ない事だったので、自分流にアレンジする事も難しいように感じた。 インターネット検索で得た情報は、身にならない説明は納得! しかし、しかし、とても...
著者は3色ボールペンを駆使して本にあれこれ書き込んで自分のものにすることを推奨していたが、図書館で本を借りて読んでいる自分としては、出来ない事だったので、自分流にアレンジする事も難しいように感じた。 インターネット検索で得た情報は、身にならない説明は納得! しかし、しかし、とても残念な記述があった。 余談のように出てきた東電社長は素晴らしい逸材のように紹介していた 部分は、この本のイメージを台無しにしてくれた。 著者のように沢山本を読み教養溢れた人物でも、人を見る目は養い得な いものだと著者自分で証明しているかのように見えてしまった。 会社の非常時にこそ正しい判断を行わないといけない社長が、このあり さまなのだから、その人物が素晴らしい人だったと書いてある事で この本に対する信頼性は0に等しくなるくらいのものだと感じた。
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齋藤孝に言わせれば『読むことは(書くことも)スポーツと同じだ』ということである。『量的な蓄積が質的な変化を引き起こす』んだそう。そういえば、高校のときはとてつもなく部活に打ち込んだことを思い出す。 本書で参考になったのは次の一節(至極当たり前のことではある)。『自分にとって何が重...
齋藤孝に言わせれば『読むことは(書くことも)スポーツと同じだ』ということである。『量的な蓄積が質的な変化を引き起こす』んだそう。そういえば、高校のときはとてつもなく部活に打ち込んだことを思い出す。 本書で参考になったのは次の一節(至極当たり前のことではある)。『自分にとって何が重要なのか。求めているものが何なのか。それをしっかり把握していることが、サーチする場合の最重要ポイントになるということだ。(“二割読んで「完読」と同じ結果を得る”の節)』 読書は自分を磨く手段の一つであるが、最近はずいぶん遠ざかってしまったような気がする。常に目的意識を持ち、多読と精読を両立させながら、また本と触れ合う機会を増やしていきたい。
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『声に出して読みたい日本語』の斎藤孝さんの本。齋藤さんは多作なので敬遠していたが、本書はとてもよかった。もっとも基本的な読む、書く、話す力を向上させる方法をビジネス的に書いている。しかも、古くさい伝統的なリテラシーの本ではなく、ITスキルをふまえている。
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「真の情報活用とは、頭の働きを良くし、知的生産力を鍛えることなのだ」という気付きを促したい。そのために必要な情報の効率的な吸収の仕方、上手な保存方などを具体的に述べていこうと考えている。」 要するに、どうすれば本から効率的に知識を得られ、それを自分なりにアレンジし、かつ、それをしっかり相手に伝えられるか、そのノウハウを解説している。 参考になった事項は以下の通り。 ・検索力を向上させる手法 →自分への問いかけ(ex:~について読むならベスト3!は?) ⇒読む前に質問事項をいくつか立てて読むとよりいいかも! ・直感に従う、その決断の速さの裏には経験の量がある ⇒まさしく、木村秋則さんはその典型。 ・芋づる式読書法で広く読む ⇒就職活動で使ったけど、読書にも応用が利くのか。言われてみればそうだ。 ・他者の力を借りて読む ⇒読書会とかしたい! ・究極の情報源は「人に会う」 ⇒まさしく!!僕もトムに会えたから音楽を始めた!(読書も同じことなのか?) (ちょっと物足りなかった) ・どうすれば早く読めるかという点についてのスキルがあまりかかれていなかったという点。 ・直感のメカニズムについてもう少し触れてほしい。漠然といしていてイメージしづらい。 ⇒これだけでは「読む・書く・話す」を一瞬ではものにできない ⇒題名が大げさだよねw
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「考える力」のためには絶対的なインプットが必要で、その手法を工夫すれば、鍛えることができる、とわかる本 「思考法初心者」にお勧め。 情報を一度自分にくぐらせる、問題意識を持つことがアンテナを立てることにつながる、引っかかった情報にフックをすけて脳内に収容する、その絶対的知識が創...
「考える力」のためには絶対的なインプットが必要で、その手法を工夫すれば、鍛えることができる、とわかる本 「思考法初心者」にお勧め。 情報を一度自分にくぐらせる、問題意識を持つことがアンテナを立てることにつながる、引っかかった情報にフックをすけて脳内に収容する、その絶対的知識が創造性を生み出す。
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