「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術 の商品レビュー
表紙がかっこよくて、思わず買ってしまいました。 齋藤さんの著作は、かなり読んでいますので、この本は、それらの総集編といった趣です。これ1冊で、読む、書く、話すの3分野をフォローできるのですから、そういう意味では、お買い得と言えるのではないでしょうか。 最初の部分で、イン...
表紙がかっこよくて、思わず買ってしまいました。 齋藤さんの著作は、かなり読んでいますので、この本は、それらの総集編といった趣です。これ1冊で、読む、書く、話すの3分野をフォローできるのですから、そういう意味では、お買い得と言えるのではないでしょうか。 最初の部分で、インターネットを検索して、それをコピペするみたいな、最近の世相を反映した話が出てきます。確かに手軽で便利なのですが、これでは本当に知的生産力が上がったことにはならないと、筆者は言います。 大切なことは、情報を一度、自分をくぐらせること、それをしなければ、その情報は本当に自分のものになったとは言えないし、知的生産活動は始まらないと、なかなか鋭い指摘です。 大学の研究というスタンスで言えば、これは間違いありませんが、我々一般人の場合どうなのかなあ。インターネットの検索でお手軽に済ませて、あとは余暇を楽しむというようなスタンスも「あり」なんじゃないかなあ。 とまあ、その辺は読み手の環境にもよりますが、何にせよ、著名な方の情報処理、知的生産のノウハウは、とても参考になります。
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”読む・書く・話すを一瞬でモノにする技術”という題ですが、一言でいうと情報のコントロール技術についての本だと思います。 情報を収集し、自分の血に変え、自分の言葉でアウトプットしていくことが大切ということでしょうか。題名とはちょっと違うイメージかもしれませんが、内容は読書の意義を説...
”読む・書く・話すを一瞬でモノにする技術”という題ですが、一言でいうと情報のコントロール技術についての本だと思います。 情報を収集し、自分の血に変え、自分の言葉でアウトプットしていくことが大切ということでしょうか。題名とはちょっと違うイメージかもしれませんが、内容は読書の意義を説明しているような気がします。
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情報は一期一会。情報を自分のものにするために、すぐにメモをとり、自分なりに咀嚼してアウトプットすべきという話。 そのアウトプットもトレーニングが必要で、自らに問い、自己検索をして、自分なりの言葉でその問いに答えることを続けるといいらしい。 メモを取ったり、手帳を書いたり、企画を...
情報は一期一会。情報を自分のものにするために、すぐにメモをとり、自分なりに咀嚼してアウトプットすべきという話。 そのアウトプットもトレーニングが必要で、自らに問い、自己検索をして、自分なりの言葉でその問いに答えることを続けるといいらしい。 メモを取ったり、手帳を書いたり、企画を立てたり、クリエイティブなことにチャレンジしたくなる内容だった。
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主に「10冊読書法」の章を読みました ●「本を読んだ」とはその本の内容を要約できるということ。決して初めから終わりまで全部読むことではない。 ●読んだものを人に話せる。課題や仕事に使える文がひとつでもあれば、その本と出合った価値がある。 ・・・そうは言っても読まなかっ...
主に「10冊読書法」の章を読みました ●「本を読んだ」とはその本の内容を要約できるということ。決して初めから終わりまで全部読むことではない。 ●読んだものを人に話せる。課題や仕事に使える文がひとつでもあれば、その本と出合った価値がある。 ・・・そうは言っても読まなかった部分にこそ自分の役立つ情報があったのではないかと心配になる。いくら全部読まなくてもいいと言われても自分のチョイスに自信がないから、結局最初から読み始め、何が大事だったのか分からないまま途中で挫折してしまう。そんな私にとって励ましの一文↓ 「大事なものを見逃すリスクよりも、1冊に時間をさばきすぎて他の本を読めなくなるリスクの方がずっと大きい!」 これからは勇気を持って読み飛ばそうと思う。
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テクニックや技術の話をしたいのでなく、情報を自分のものとして咀嚼する事の大事さ、が書かれていると思う。 でそれを実現する手段として色んなやり方を紹介している。
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本書を借りるつもりは全くなかったのだけれども, 目に付いたので,速読の練習に借りてみた。 タイトルにある「読む・書く・話す」を 一瞬でモノにする技術の本質を述べれば, 要するに,身体性を大切にしよう――ということなのだろう。 身体性は,斉藤さんのどの本にも通底している思想であ...
本書を借りるつもりは全くなかったのだけれども, 目に付いたので,速読の練習に借りてみた。 タイトルにある「読む・書く・話す」を 一瞬でモノにする技術の本質を述べれば, 要するに,身体性を大切にしよう――ということなのだろう。 身体性は,斉藤さんのどの本にも通底している思想である。 中高生が,本書を読むと得るものは多いだろう。 ちなみに,『究極の情報源は「人と会う」』の節で, 斉藤さんが東電の勝俣恒久会長をインタビューし, 会長の人となりに少し触れている。 勝俣会長は,非常に誠実で公正明大なお方らしかったです。 本書が発行されたのは,2009年8月。 つまり,震災の前である。 あの震災後,逃げ回っていた会長を知っているだけに, 公正明大との評価に,思わず噴出してしまった。 身体性に頼りすぎるもの問題であることの証左かもしれない。
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スマートノートの第5フェーズに応用したい一冊。3色ボールペンは私も愛用中。本に直接どんどんラインを引いてしまうのも実践してた。そういう意味では目新しさはないけど、よりノートを書くのが楽しくなりそう^^
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明大教授の齋藤孝さんの本。 斎藤さんの本は、『読書力』『質問力』などで多々拝読させていただいている。 この本は、大学の図書館に特集で置かれていたことがきっかけで読むに至った。 本書の問題意識は、「真の情報活用とは、頭の働きをよくし、知的生産力を鍛えることなのだ」という部分にあ...
明大教授の齋藤孝さんの本。 斎藤さんの本は、『読書力』『質問力』などで多々拝読させていただいている。 この本は、大学の図書館に特集で置かれていたことがきっかけで読むに至った。 本書の問題意識は、「真の情報活用とは、頭の働きをよくし、知的生産力を鍛えることなのだ」という部分にある。 特に印象に残った箇所は、「理解」に関する定義の部分だ。 情報が大量にあふれる時代において大切なことは、丸暗記ではなくて、情報を噛み砕き、中身を理解していくこと。また、情報に共感することも理解の発端となりえる。 これは新しい視点だった。 情報があふれる現代では、ニュースなどをそれとなく読み流してしまいがち。それも悪くはないが、たまにふと気になったテーマについてメモをして、後日自分で探求し、中身を理解していくことは大切だなと思った。 また、積ん読の処理について、「本を読了する期日を決めてしまう」方法は、すぐに活用させていただいた。
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本を読む。大事な箇所や気になった箇所に線を引く。書き込む。メモを取る。視点を変える。人と会う。そして教養を深めよう! また、3色ボールペンを使ったインプットの方法が紹介してあります。 色を分けることで情報も分けることができ、頭に入って気安いようです。 本田直之さんの「レバレッジ・...
本を読む。大事な箇所や気になった箇所に線を引く。書き込む。メモを取る。視点を変える。人と会う。そして教養を深めよう! また、3色ボールペンを使ったインプットの方法が紹介してあります。 色を分けることで情報も分けることができ、頭に入って気安いようです。 本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」にも似た内容でした。
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安易な検索機能の弊害、手帳と三色ボールペンの活用法、読書の重要性など、割とありきたりなことが述べられているけれど、わかりやすくてすっと入ってくる感じ。 ・情報は一期一会で、出会った瞬間のインパクトは二度と訪れないのだから「録画」してもだめ ・本の目次はレジュメと同じ ・あふれる情...
安易な検索機能の弊害、手帳と三色ボールペンの活用法、読書の重要性など、割とありきたりなことが述べられているけれど、わかりやすくてすっと入ってくる感じ。 ・情報は一期一会で、出会った瞬間のインパクトは二度と訪れないのだから「録画」してもだめ ・本の目次はレジュメと同じ ・あふれる情報から必要なところを見抜く力を養うには多読が必要 などが印象に残った。
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