赤い指 の商品レビュー
話としては面白くないこともなかったけど... ストーリー云々というより、(息子がクズなのは大前提として)主人公が家族に対してあまりに無関心で非協力的なところとか、奥さんに対しておまえって何度も言うところとか、その他登場人物の言動もなんか色々受け入れられなくて、全体的に不快感がすご...
話としては面白くないこともなかったけど... ストーリー云々というより、(息子がクズなのは大前提として)主人公が家族に対してあまりに無関心で非協力的なところとか、奥さんに対しておまえって何度も言うところとか、その他登場人物の言動もなんか色々受け入れられなくて、全体的に不快感がすごかった。
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碌でもない親子の話。再読だったのでラストの衝撃は覚えていた話。認知症、自分の家族にとっても遠い未来じゃないのかもしれない。本当の警察の捜査はどこまでするのか気になった話。
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ああ、これはまずいッ 涙腺が緩むとは〜(><) 『あなたが誰かを殺した』が面白かったので、同じ加賀恭一郎シリーズのずっと気になっていたこの作品を選んだ 良かった、上手いよなあ。。。 低姿勢でありながら、犯人宅をじわじわと追い詰めていく加賀 そして追い詰められていく犯人宅の切羽...
ああ、これはまずいッ 涙腺が緩むとは〜(><) 『あなたが誰かを殺した』が面白かったので、同じ加賀恭一郎シリーズのずっと気になっていたこの作品を選んだ 良かった、上手いよなあ。。。 低姿勢でありながら、犯人宅をじわじわと追い詰めていく加賀 そして追い詰められていく犯人宅の切羽詰まった様子が手に取るように同時に描かれていて面白い 家族を守る為警察の目を誤魔化そうとあれこれ必死に考えた作戦が凄い、というか酷い しかし真犯人が明るみになった後明かされた事実の方がもっと残酷だった! とても切ない 涙腺が緩んだ そして加賀自身の事情 それを知った時、さらに緩んだ(><) 二回に分けて来たか 「どういう風に死を迎えるかは、どう生きてきたかによって決まる。全てその人の生き様」 深い言葉だなあ 良い話だった いつか再読しよう 加賀恭一郎シリーズ、面白い
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直前に読んだ「卒業」より遥かにリーダビリティがアップ 一発アイデアっぽいかな?と思ったら 前後に細かな謎とき ・なぜ加賀は父親を見舞わないのか ・将棋の差し手 があって話しの深みが増す 基本は倒叙推理 自宅で殺された少女、犯人は引きこもりがちな息子 職場から呼び出された男は妻から 息子を殺人犯にしたくない、と懇願されて…… タイトルは読み終えてみるとナルホド 面白かった
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赤い指 東野圭吾 加賀恭一郎シリーズ⑦ ∞----------------------∞ 松宮登場巻!加賀さんを「恭さん」と親しく呼んでいるのって、周りには聞こえないようにしてるんだろうか?きっとみんな羨ましがってるぞ。 家族の関係について考えさせられる巻。この犯人家族だったり加賀父子だったり松宮と叔父の関係も含め、家族の数だけ色んな形がある。 けど、この最悪犯人家族は本当に酷い。妻が1番根本だったのではと思う。ちょっとの些細なことでも我慢ならない人じゃないだろうか。そんな嫁姑の仲の悪さを疎ましく思い帰らなくなった夫。そんな家庭で良い子が育つとも思えない。だからって自分の犯した殺人事件を人のせいにするような犯罪者となった息子が被害者という訳では無いけど。 それを痴呆の母親がやったという話を作り出すのも異常。 刑事が作り話に気付いて、密かに訴えてきてるのが分かってるのに、嘘をつきとおそうとしているのはどんな感情なのか。この夫に関しても、息子を守ってるのではなくて、ただ色々面倒事を回避してるだけ。 こんな家族と住んでいる母親(おばあちゃん)は、ボケた振りぐらいしたくなる。最後、加賀さんによるとそれだけじゃなかったのではという更に深い話が。 加賀父は自分に厳しい人だった。加賀さんは父の死に目に会いたいとかなかったのかな。まぁそんなイメージもあまりないし、父の願いを叶える方を優先したってことだろうけど。 このシリーズは人情味があって心に訴えるが多いな。 2024/01/04 読了
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東野圭吾さんの18年前の作品。 加賀シリーズの7作品目にあたるとのこと。昨年「あなたが誰かを殺した」が書店に並び、加賀シリーズを読んでみようと思い至り順番を検索した際に、こちらの「赤い指」から読むのをおすすめしているサイトを多く見たのでそこに従いこちらの作品から順を追って読んでみ...
東野圭吾さんの18年前の作品。 加賀シリーズの7作品目にあたるとのこと。昨年「あなたが誰かを殺した」が書店に並び、加賀シリーズを読んでみようと思い至り順番を検索した際に、こちらの「赤い指」から読むのをおすすめしているサイトを多く見たのでそこに従いこちらの作品から順を追って読んでみる事に。 読んでいる最中にだいぶ昔にドラマで観た作品だと思い出す。 しかし例の如く殆どを忘れている。 認知症の話等も絡む物語というのも相まって自分の記憶力の薄さも物語と結びつきを持つような感じになってしまった。 テーマは「親子愛」、親と子のその間柄限定の共有している思い出と慈しみと愛情が絡み合う物語。 物語としてはスマートで読み易く、しかしそれ以外で考えさせられる事が多い作品だった。 自分が年を重ねていけば、当然親も年を重ねていく。その中で根本にある愛だけはしっかりと育み続けなければならない。例え仕事やら余裕やら優先的都合やらで自分に出きることや共有する時間や機会が少なくなろうと、その根本にある愛情だけはしっかりと持ち続けようと思う。 そう投げ掛けられる様な作品だった。 次の「新参者」「麒麟の翼」連続して読んでみよう。
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原作を読んで、ドラマ観て、また原作に戻ってきた。 葛藤の中の愛。私が母となった時、この行動が出来るだろうか。
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加賀恭一郎シリーズにハズレは無いと思っているが特にオススメの本。 加賀恭一郎シリーズはたくさん出ていて手を出しにくい人もここから読んでほしいと思う。 事件解決とそれに関連する家族間の感情、そして加賀恭一郎にもスポットが当たっており、今後のシリーズ作品につながる部分も多いのでオス...
加賀恭一郎シリーズにハズレは無いと思っているが特にオススメの本。 加賀恭一郎シリーズはたくさん出ていて手を出しにくい人もここから読んでほしいと思う。 事件解決とそれに関連する家族間の感情、そして加賀恭一郎にもスポットが当たっており、今後のシリーズ作品につながる部分も多いのでオススメ。
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東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ⑦ 加賀の従兄弟である松宮脩平、初登場! 舞台は二世帯で暮らす家族の家庭。 祖母、父、母、息子の4人家族。 「自分の子を守りたい」 その思いからそれぞれがそれぞれの嘘をつく。 その嘘が明らかになった時、親の愛の偉大さに気づく作品。 タイトルが『赤い指』の理由も終盤に!
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嫌な気分になる内容でしたが、加賀さんの洞察力により思惑通りに解決。加賀さんの力を見せつけられた1冊。最低な加害者家族でそのみっともなさや浅はかさが、ゾッとします。 順不同に読んでますが、加賀さんのお父さんの最期があり、切ない。そして松宮くんは、ちょっとトゲトゲな時期。事件は1冊...
嫌な気分になる内容でしたが、加賀さんの洞察力により思惑通りに解決。加賀さんの力を見せつけられた1冊。最低な加害者家族でそのみっともなさや浅はかさが、ゾッとします。 順不同に読んでますが、加賀さんのお父さんの最期があり、切ない。そして松宮くんは、ちょっとトゲトゲな時期。事件は1冊で完結するけど、加賀さん達家族の話しの進展があるのがこのシリーズの見どころですよね。
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