神の守り人(上) の商品レビュー
"猟犬"に追われているチキサとアスラをかばって、2人の生き残れる道を考えるバルサとタンダの優しさに、胸がぎゅっとなる。 危険な道と知りながら、その道をどう切り抜けようかと共に考える2人は、ベストパートナーだと思う。 バルサとアスラが逃げ込んだヨゴの街の面々(...
"猟犬"に追われているチキサとアスラをかばって、2人の生き残れる道を考えるバルサとタンダの優しさに、胸がぎゅっとなる。 危険な道と知りながら、その道をどう切り抜けようかと共に考える2人は、ベストパートナーだと思う。 バルサとアスラが逃げ込んだヨゴの街の面々(マーサやタチヤ)たちの優しさと、臨機応変な対応に救われる。 チキサとアスラが笑って暮らせるような未来が来るといいなあ。
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バルサとタンダが事件に巻き込まれ、 つきつ、離れつしながらも、 やっぱりお互いの信頼の絆ってものは強いんじゃない?? と、再認識しました。 それにしても“信じる”ということは、 時と場合ではこんなに恐ろしいものなのかと、 背筋が寒くなりました。 ハードカバーは既読済。 文庫が出...
バルサとタンダが事件に巻き込まれ、 つきつ、離れつしながらも、 やっぱりお互いの信頼の絆ってものは強いんじゃない?? と、再認識しました。 それにしても“信じる”ということは、 時と場合ではこんなに恐ろしいものなのかと、 背筋が寒くなりました。 ハードカバーは既読済。 文庫が出たので、自宅用に購入しました。
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バルサの用心棒回。 やはり彼女の実力は凄いのだと再認識。 戦いだけでなく、逃亡スキルなどなるほど、と。 チャグムの父親、帝はなかなかとっつきにくい人物だけれど 国を治めるのは難しいのだと領主や南北の差など リアリティが凄い。 この世界の人って、どの位のパーセンテージで異世界を感じることができるのだろう。。 呪術師をインチキだと言う人もあまりいないし。 登場人物も多いが、全然苦にならないのも凄い。
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このシリーズは、どの巻も、本当に外れがない。 この巻も、存分に楽しんだ。 テレビで放映された実写ドラマは、かなり、この巻と次巻の内容が元になっていたようだ。 ドラマのイメージの喚起力に富んだ表現も素晴らしかったのだけれど、しかしやはり強烈なイメージに目を奪われ、どうしても話の展...
このシリーズは、どの巻も、本当に外れがない。 この巻も、存分に楽しんだ。 テレビで放映された実写ドラマは、かなり、この巻と次巻の内容が元になっていたようだ。 ドラマのイメージの喚起力に富んだ表現も素晴らしかったのだけれど、しかしやはり強烈なイメージに目を奪われ、どうしても話の展開についていけなくなったところがあった。 (そして、そんなコメントばかりしてる気がする。) サーダ・タルハマヤーの伝説と、カシャル、そして王家の結びつきなどは、やはり本で読んだほうがよく呑み込める。 十五歳で、妹の禍々しい力を目の当たりにしたチキサの心の痛みや、大量殺戮に向かうかもしれないアスラを、今殺すべきか、そうならない未来の可能性に賭けるべきか、その決断の結果を自らの責任として引き受けようとするタンダの姿が胸に迫る。
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NHKの精霊の守り人 シーズン2 「悲しき破壊人」を観て 興味を持ち守り人シリーズに手を出した。 TVは終わってしまったけど、11月の最終章までに 追いつかねば。 私的には「闇の守り人」がワクワクしたが、順を追って読むことで、バルサを含む周りの人々が成長し、状況が変わっているのが分かってくる。 バルサとアスラが罠であろう呼び出しに応じたところで今回は終了。 次が楽しみだ。 しかし・・・・小説には関係ないが、NHKの配役はおおむね納得いくのだが、 シハナ役の真木よう子 ビジュアルはとっても芯が強くて、謎めいていていいけど、あの話し方は何なんだろう???? 謎だ。
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精霊の守り人、闇の守り人、夢の守り人、虚空の旅人2014年まで読んだがNHKTVドラマ化を昨年、今年と見だしてからまた続きが読みたくなった 恐ろしい力を持つアスラとの出会いでバルサがその罠の中に嵌る結末を読んでみたいと思った
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守り人シリーズ第5巻・上。バルサはある時、人買いに連れられた兄妹を助けてしまう。二人の背景には国をまたいだ陰謀が隠されており、妹アスラにはロタ王国の未来を揺るがす秘密の力が宿っていた。 国のため、未来のため、自分自身のため。それぞれの立場があるからこそ想いは複雑に絡み合い、一筋...
守り人シリーズ第5巻・上。バルサはある時、人買いに連れられた兄妹を助けてしまう。二人の背景には国をまたいだ陰謀が隠されており、妹アスラにはロタ王国の未来を揺るがす秘密の力が宿っていた。 国のため、未来のため、自分自身のため。それぞれの立場があるからこそ想いは複雑に絡み合い、一筋縄にはいきません。下巻も楽しみ。
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夢の守人を読んでから随分と経ってしまいましたが、たまたまNHKでやっていたドラマのワンシーンを見て「続きを読もう」と思いました。感想としては、「どうしてもっと早くに読まなかったの!!」です(苦笑)。正直夢の守人あたりから、だんだんと面白味が下降気味と感じていたため、上下巻に手を出...
夢の守人を読んでから随分と経ってしまいましたが、たまたまNHKでやっていたドラマのワンシーンを見て「続きを読もう」と思いました。感想としては、「どうしてもっと早くに読まなかったの!!」です(苦笑)。正直夢の守人あたりから、だんだんと面白味が下降気味と感じていたため、上下巻に手を出すのは少々気後れしていました。ですがそんなことをすっ飛ばすくらい、面白く一気に読めてしまいました。バルサの強さと弱さを兼ねそろえた姿が凛々しくて、最後までノンストップで読み切ってしまいました。闇の守人とどちらがお気に入りかと聞かれると…。うーん、悩みます(笑)
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いいところで終わってて続きが気になる!バルサの相変わらずの格好良さと優しさ、痺れる。アスラの今後はどうなるのかな?
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壮大な物語で面白かった。バルサの芯の強さ、女性であるがゆえに、男性よりも下に見られるが、それでもくじけずに、人のために尽くす姿、子供思いであることもバリバリのキャリアウーマンのような存在感で良い。王国の人物らの確執、残酷な出来事もあり、目をそらしたくなるが、これらが物語のキーとな...
壮大な物語で面白かった。バルサの芯の強さ、女性であるがゆえに、男性よりも下に見られるが、それでもくじけずに、人のために尽くす姿、子供思いであることもバリバリのキャリアウーマンのような存在感で良い。王国の人物らの確執、残酷な出来事もあり、目をそらしたくなるが、これらが物語のキーとなる部分でもあるだろう。チキサとアスラの登場で、国の物語が更に彩りが増していて、一生懸命に、生きる道を模索する姿が良い。更にふたりの今後にも期待、幸せになって欲しいと思う。アスラのためにバルサはどう動くのか、救えるのか、下巻へ。
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