神の守り人(上) の商品レビュー
アスラがかわいかった。心がほぐれていく様子の描き方が上手だなぁと思いました。お風呂につかったり、きれいな洋服を着たり、衣装づくりを手伝ったり。初めての体験をしている時って、心がちょうどよく無防備になるのかも。その時やさしく見守ってくれる人がいたら、うれしいしね。 アスラの無垢さと...
アスラがかわいかった。心がほぐれていく様子の描き方が上手だなぁと思いました。お風呂につかったり、きれいな洋服を着たり、衣装づくりを手伝ったり。初めての体験をしている時って、心がちょうどよく無防備になるのかも。その時やさしく見守ってくれる人がいたら、うれしいしね。 アスラの無垢さと内に秘めた恐ろしい力がどうぶつかってしまうのか、続きが楽しみ! バルサの母性本能も、どんどん濃くなっているし。
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恐ろしい力を持った人は、いつか脅威になる可能性があるからといって、殺されなければいけないのか。 バルサは今回のお話でも、かっこいい。 一つ一つの場面が色鮮やかに浮かんでくるような文章や、世界。後篇まで守り人の世界に入り浸って一気に読んだ。タンダとバルサの今後も気になる。
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バルサたちが生きる世界がはらむ矛盾や為政者の思惑がこの巻からよりよく分かってきて物語にのめりこむことができると思う。バルサが主人公になると、自分に年齢が近いので親近感がより湧きます。タンダとの関係、この先どうなるのかな…といらぬ心配もしてしまったり…ふふふ。
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期待を決して裏切らず。面白いです…。残酷な神を宿してしまった少女を巡り護ろうとする気持ちが交差する。続き読みたくてしかたないです…。バルサ姐さん頑張って!!
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アスラという少女の中にいるサーダ・タルハマヤを巡る物語。 憎いもの全てを瞬時に凪ぎ払う神がサーダ・タルハマヤだ。 そんな力を少女が持つことを知りながらも女用心棒のバルサは、 アスラを助けることを選ぶ。アスラが人にとって脅威である可能性も、 認識していたが、あくまで目の前にいるア...
アスラという少女の中にいるサーダ・タルハマヤを巡る物語。 憎いもの全てを瞬時に凪ぎ払う神がサーダ・タルハマヤだ。 そんな力を少女が持つことを知りながらも女用心棒のバルサは、 アスラを助けることを選ぶ。アスラが人にとって脅威である可能性も、 認識していたが、あくまで目の前にいるアスラを見る事を止めない。 バルサはロタ王国の歴史にもタルの民が迫害されている事実にも、 囚われておらず自由だ。だからスファルやシハナとは立場が違う。 スファルが使命を全うしようとする事もシハナが自身の理想を描き、 行動したことも基本的にはバルサの精神と同じだと思う。 この話に出てくる人間は皆、立場が違うだけで一流の人間だと思う。
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女用心棒バルサは逡巡の末、人買いの手から幼い兄妹を助けてしまう。ふたりには恐ろしい秘密が隠されていた。ロタ王国を揺るがす力を秘めた少女アスラを巡り、〈猟犬〉と呼ばれる呪術師たちが動き出す。タンダの身を案じながらも、アスラを守って逃げるバルサ。追いすがる〈猟犬〉たち。バルサは幼い頃...
女用心棒バルサは逡巡の末、人買いの手から幼い兄妹を助けてしまう。ふたりには恐ろしい秘密が隠されていた。ロタ王国を揺るがす力を秘めた少女アスラを巡り、〈猟犬〉と呼ばれる呪術師たちが動き出す。タンダの身を案じながらも、アスラを守って逃げるバルサ。追いすがる〈猟犬〉たち。バルサは幼い頃から培った逃亡の技と経験を頼りに、陰謀と裏切りの闇の中をひたすら駆け抜ける! (裏表紙紹介文より) *** 時期的には、「虚空の旅人」と重なる物語でしょうか。 バルサとタンダの急接近!?にニマニマしてしまいましたが。 チキサとアスラの幸せを願いつつ、下巻へ。
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虚空の旅人を読んだ後、すぐに既刊を読みたくなって上下巻を購入しました。 前作の旅人と違い、バルサの旅はやはり泥臭い。でもそれがバルサの生き方だなぁ。
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チャグム主人公の旅人から、再び、女用心棒バルサの守り人シリーズへ。タンダに付き合って訪れたロタ王国で、偶然出合った容姿端麗な奴隷とされた幼い兄妹。かつての自分の面影と重ね、つい助けてしまったバルサだが、妹のアスラは国をもゆるがす恐ろしい力を持つ少女だった。 国に追われる少女をか...
チャグム主人公の旅人から、再び、女用心棒バルサの守り人シリーズへ。タンダに付き合って訪れたロタ王国で、偶然出合った容姿端麗な奴隷とされた幼い兄妹。かつての自分の面影と重ね、つい助けてしまったバルサだが、妹のアスラは国をもゆるがす恐ろしい力を持つ少女だった。 国に追われる少女をかつての逃げ続けた日々の経験を最大限に生かし、逃げるバルサ、追う王国の手先。逃げる旅の中で知る、少女の中の闇。少女に覆いかぶさる闇から、バルサは彼女を守ることができるのか。緊迫の上巻。
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バルサの回。 薄いと思ったら上下巻だったのか。 舞台はサンガル編でちょっと登場したロタ王国へ。 そして新キャラぞくぞく登場。 細かい感想はまとめて下巻に。
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幼馴染の薬草師で呪術師見習いのタンダと出かけた短槍使いのバルサ。 そこでたまたま出合った容姿端麗な兄妹を見捨てることが出来ずについ助けてしまったことから隣の国、ロタ王国の大きな陰謀に巻き込まれてしまう二人。 子供故の純粋さは時に本当に怖いと思う。 このままあの兄妹を生かしておけ...
幼馴染の薬草師で呪術師見習いのタンダと出かけた短槍使いのバルサ。 そこでたまたま出合った容姿端麗な兄妹を見捨てることが出来ずについ助けてしまったことから隣の国、ロタ王国の大きな陰謀に巻き込まれてしまう二人。 子供故の純粋さは時に本当に怖いと思う。 このままあの兄妹を生かしておけば巻き起こるだろう惨事・・・ けれど殺さずに済む道もあるのでは?? あぁ!! この物語の結末は一体どう言う風につくの!!??
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