終の住処 の商品レビュー
いろいろなことを考えさせられる本でした。ページ数も活字数も少なく、主人公の長い半生を、たったこれだけのボリュームで表現してしまうところは、やはり筆者の並々ならぬ力量を見せつけられる思いでした。 主人公の生き方や価値観に対する嫌悪感を丸出しにした書評がたくさんありますが、それだけ...
いろいろなことを考えさせられる本でした。ページ数も活字数も少なく、主人公の長い半生を、たったこれだけのボリュームで表現してしまうところは、やはり筆者の並々ならぬ力量を見せつけられる思いでした。 主人公の生き方や価値観に対する嫌悪感を丸出しにした書評がたくさんありますが、それだけ読者の感情に揺さぶりをかけている証左であり、やっぱり芥川賞を受賞するだけの作品なんだなと。
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文章は読みやすかった。 でも読んでいて寂しくなった。こんな淡々と浮気するものなのかな。信じられない。11年口聞かないのも信じられない。 ペナントはさらっと読んだら意味が理解できなかった。
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確か芥川賞を取った作品。 詩の様にサラサラ流れる文章が美しい。 心にスッと入って、スッと出て行くような文章。
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何年か前の芥川賞受賞作です。ストーリーそのものよりも、作者が、私の会社の先輩の部活の先輩だということ、作者の友達の体験した実話が物語のモチーフとなっていることばかりが気に なった作品でした。。
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うーん。芥川賞。。とも言えるのだけど、芥川賞でも好きなのもたくさんあるし・・。これわかる人、面白いとかんじる人に講義してもらいたい。読解力がない自分には読み込めない。
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表題作及び書き下ろしは「芥川賞受賞」という冠が無ければ気づかないようなもの、しかし「書きたい小噺を時系列に沿いながら?あれこれ表したもの」だとしたら、それはそれで丹念に書かれているので読後が良い。
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一文が長く、「、」がやたら多い。 目読してるのになんだか息切れしそう。 私にとっては難解な表現が多く、ついていけない。 もう作者の本は読まないと思う。
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芥川賞受賞作品として読んでみた。 ・・・・が、読後感の余韻に浸ることもなく暗いという感想しかない。 皆さんのコメントの中には、良いと表現されている方もいるので、人の感性や受けとめかたも違うので面白いと思った。
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表題は、結婚して長らく連れ添っている奥さんの存在が不思議な雰囲気をかもし出している意外、何の魅力もない小説。 表現も文学的というには怪しい箇所がいくつかあるため、途中で気になって読むのがとまってしまった。 夢うつつのような現実感を表現したいのだろうが、作家自身がその域に達してない...
表題は、結婚して長らく連れ添っている奥さんの存在が不思議な雰囲気をかもし出している意外、何の魅力もない小説。 表現も文学的というには怪しい箇所がいくつかあるため、途中で気になって読むのがとまってしまった。 夢うつつのような現実感を表現したいのだろうが、作家自身がその域に達してないのではないだろうか。 「ペナント」という作品が収められているが、こちらは全く意味不明。
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