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実践行動経済学 の商品レビュー

3.5

61件のお客様レビュー

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2010/10/03

お勧め。 実験経済学でも、人々の行動のほとんどは積極的な選択の結果ではなく、習慣によって自動的に決まることが確かめられている。人々がそれを変えて意識的に選択するのは、今までの習慣ではうまく行かない新しい事態が生じたときだけだ。

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2010/09/05

via http://kashino.tumblr.com/post/1067323570/amazon-co-jp

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2013/03/24

感想は、こちら → http://mdef.blog29.fc2.com/blog-entry-57.html

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2010/03/28

どこかで読んだ内容だな。 デフォルトの話はなかなかだ。 デフォルトを悪用する商売ってあるよね。めんどくさい手続き踏んで解約しないと毎月小さい金額が自動で引き落とされていくみたいな。 デフォルトの罠と名付けよう。

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2013/11/24

・アニマルスピリットはマクロ系の印象 この本はミクロ系の印象が強い ・フレーミング + 損失回避 →日本破綻説とかも同様か?(恐怖で不要な物を買わせる)   a)省エネ対策すると、年間350ドル節約できる   b)省エネ対策しないと、年間350ドル損する   →aよりbの方が効果...

・アニマルスピリットはマクロ系の印象 この本はミクロ系の印象が強い ・フレーミング + 損失回避 →日本破綻説とかも同様か?(恐怖で不要な物を買わせる)   a)省エネ対策すると、年間350ドル節約できる   b)省エネ対策しないと、年間350ドル損する   →aよりbの方が効果的に人を説得できる ・首尾一貫した主張をする人は集団や活動に強い影響を与える(自分の思い通りの方向に動かせる)    主張を変えない人 →信用される   主張を変える人  →信用されない ・納税率、年金納付率、投票率について  ※同調効果   参加者が少ないという情報が広まる →参加率が上がる   参加者が多いという情報が広まる  →参加率が下がる ・利用可能性ヒューリスティクスにより、参加率が低いという誤認が広まった場合の対策   統計事実を広める + フレーミング ・不合理な消費者を守る為には、「競争」が必要   不当に高い(カモ用)価格→裁定機会(競争)→合理的な価格に落ち着く ・確定拠出年金の普及(アメリカ2006年、ニュージーランド2007年、イギリス2012年から実施)   自動加入方式   デフォルトの拠出率、投資対象 ←変えない人が多い   事業主のマッチング拠出 ・確定拠出年金の加入率UPする方法 →6章 ・投資を開始する人のポートフォリオは直近リターン(=開始タイミング)に影響される + 現状維持バイアス(一度決めたポートフォリオを変更する人は少ない)   →確かに自分も影響されている(リーマンショック後、安全資産の比率上昇) ・人はしばしば選択しないことを選択する 【以下の話は、アプリのユーザインターフェースにも通じると感じた】 ・刺激反応適応性 →ルック&フィール ・選択アーキテクチャ   デフォルト(人は最も抵抗の少ない経路を歩く)   エラーを予期する   フィードバックを与える   など 【以下、思いつき】 ・利用可能性(可用性)バイアス ←人生経験? ・楽観主義 + 自信過剰 →「平均以上」効果 →起業 ・学資保険   流動性   …低い(自由に引出せない)   リターン  …低い(ヘタすると目減りすることも)   取引コスト …高い(毎月の支払いが面倒)  →エコノ(経済的合理的=特殊な人)には魅力のない商品  →ヒューマン(経済的に不合理=普通の人)には魅力的な商品    上記事項はデメリットではなくメリット(大人版のブタの貯金箱)    無駄な支出(誘惑)を抑える仕組み(自制装置)  ※お金に色はない(エコノの思考)、しかし、色をつけた方がうまくいくこともある(ヒューマンの思考、心の会計という習性をうまく利用する)

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2011/08/07

本書では、リバタリアン・パターナリズムという撞着語法にしか聞こえない主義が開陳され、選択の自由と人々を「正しい」方向に向かわせるためのNudgeの使用法が語られる。その基本原理としてはiNsentivesUnderstand mappingDefaultsGive feedbac...

本書では、リバタリアン・パターナリズムという撞着語法にしか聞こえない主義が開陳され、選択の自由と人々を「正しい」方向に向かわせるためのNudgeの使用法が語られる。その基本原理としてはiNsentivesUnderstand mappingDefaultsGive feedbackExpect errorStructure complex choicesの6原則があり、中でもデフォルトの使用に重点が置かれている。たとえば、確定拠出年金などは、ほとんどの人がきちんと運用をしていないので、予めもっとも望ましいファンドがデフォルトとして提供されるべきだという。表立っては主張しないパターナリズムのようにも感じられるが、「難しく、複雑で、まれにしか行わない意思決定を、フィードバックが乏しく、学習する機会がほとんどない場面で行うとき」は自由な選択に任せても不幸な結末にしかならないという。行動経済学の本というよりは政策決定などの話が中心。訳も直訳調で読むのにやや疲れる感じ。・臓器移植は明示的な同意がないと行えないことになっているが、これを推定同意(特に指定していない限りは同意とみなす)にすると臓器提供率は16%上昇する

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2010/08/14

ヒューリスティック(経験則) - アンカリング - 利用可能性 (事例をどれくらい簡単に思いつくかによって可能性を評価する) - 代表性(AがカテゴリBに属する可能性がどれくらいあるかの判断を、AがBに対する自分のイメージや固定観念にどれくらい似ているかを自問して答えを出す) ...

ヒューリスティック(経験則) - アンカリング - 利用可能性 (事例をどれくらい簡単に思いつくかによって可能性を評価する) - 代表性(AがカテゴリBに属する可能性がどれくらいあるかの判断を、AがBに対する自分のイメージや固定観念にどれくらい似ているかを自問して答えを出す) 自分に対する過度の楽観主義と自信過剰 ものを失う痛みは喜びの2倍(そのため損失回避的になる) 現状維持バイアス(注意力のなさが原因のひとつ(はいはい、なんでもいいよ)) フレーミング(100人のうち90人が生きている。100人のうち10人が死ぬ。年間350ドル得をする。年間350ドル損をする) システム1とシステム2 腹と脳 自動システムと熟慮システム ヒューマンとエコノ 狭量な「実行者」と、先を見通す力のある「計画者」 ホットとコールド 自制心の問題(ホットな状況の影響)を解決するために - 外部装置を使う - 心理会計を採用する

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2013/07/22

・まえがきのみ読書して返却・3章まで読書(10/06/24)→情報にバイアスがかかるとそちらに流される、誘導に弱い等、情報によって行動がどのように切り替わるかが平易に書いてあり面白い。

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2009/11/01

Nugde=注意や合図の為に人の横腹を肘で優しく押したり、軽く突いたりすることが原題の行動経済学に関する本。人々がより良い生活を送るために、人々の行動を予測可能な形で変える環境を作る、選択的アーキテクトのこと。例えば、アムステルダム・スキポール空港の男性用トイレでは、便器に黒いハ...

Nugde=注意や合図の為に人の横腹を肘で優しく押したり、軽く突いたりすることが原題の行動経済学に関する本。人々がより良い生活を送るために、人々の行動を予測可能な形で変える環境を作る、選択的アーキテクトのこと。例えば、アムステルダム・スキポール空港の男性用トイレでは、便器に黒いハエの絵が描くことで、飛沫の汚れを80%減少させた等、社会福祉制度、貯蓄などあらゆる点でのナッジの有効性を説明する。経済学というよりも、広義の公共選択論として捉えた方が良いかも。

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2009/10/04

行動経済学をベースとした社会的システム構築についての本。 悪くないが個人が実践するわけではない(政府・企業レベル)ので、自分の行動での実践法を知りたい場合は注意(その場合こんな本は手に取らないと思うが)。

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