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レインツリーの国 の商品レビュー

3.8

1750件のお客様レビュー

  1. 5つ

    386

  2. 4つ

    649

  3. 3つ

    460

  4. 2つ

    78

  5. 1つ

    22

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2023/12/24

障害・健常と分ける以前に、お互い別個の人間であってすべてを理解できるわけではなのですよね。苦しみ傷つけあってしまいながらも、それでも大切にしたい・幸せにしたいという感情が大きくなっていく過程がとても素敵。

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2023/12/16

難聴者とのピュアな恋愛を描く。メールのやり取りを中心に展開。その中でお互いの気持ちをぶつけ合う。感情移入でき、切なくほろりとさせられる。

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2023/12/03

なんたか、キュンキュンしてしまいますね。 もうはるか昔の感覚。 いいなぁ、こういう面倒くさい人。 私もけっこう、面倒くさいかも。 そしてそして、図書館戦争、読まなきゃね。

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2023/11/19

恐らく初有川浩。結構前に読んだので詳しいストーリーは忘れてしまったのですが、しっとりとしていて美しい感覚があったような。また読みたい。

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2023/10/14

総合的には面白かったけど、最後物足りず… もう少し掘り下げて欲しかったです。 だけど、想像して楽しむという事で星4つで。 ちょうど良い長さで読みやすかったです。

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2023/10/09

伸行から感じたプライドの高さや、傲慢さが少しきつかった。 〜印象的だった言葉〜 「痛みにも悩みにも貴賎はない。 周りにどれだけ陳腐に見えようと、苦しむ本人にはそれが世界で一番重大な悩みだ。」本文 「立派で正しい人になれないのなら、間違って打ちのめされる自分でいるしかない。」...

伸行から感じたプライドの高さや、傲慢さが少しきつかった。 〜印象的だった言葉〜 「痛みにも悩みにも貴賎はない。 周りにどれだけ陳腐に見えようと、苦しむ本人にはそれが世界で一番重大な悩みだ。」本文 「立派で正しい人になれないのなら、間違って打ちのめされる自分でいるしかない。」 あとがきより

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2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今、普通に自分で音を聞いて他人と自然にコミュニケーション出来ることの有り難さに気がついた。 最後、ひとみが髪の毛を切って補聴器を他人に見せる姿に成長を感じた。 伸行の一つ一つの言動は関西弁だから良かったけど、標準語だったらうるさいと感じてしまったかも…。

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2023/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

聴覚障害の女の子と健聴者の男性との恋愛物語。 それぞれの目線での物の見え方感じ方を丁寧に表現されている。 それぞれの苦悩ってある程度は想像できるかもしれないけど、それはあくまで想像。思っていることは伝える努力をしないと伝わらない。 この2人に限らずカップル友人上司部下家族…誰に対しても同じことが言えるなと。 普段恋愛要素強めの有川浩だが、今回はそこまで色濃くないと思った。

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2023/09/28

大好きだった映画や本の話しを語らえる、意見交換出来る、そんな人に特別な想いを持つってわかる!と思った。 そんな主人公がメールのやり取りを通して好きになった人は耳が不自由な女性だった。 健聴者である私には、聞こえるフリをして会いたかった彼女の気持ちが最初解りかねたし、ちょっとズレ...

大好きだった映画や本の話しを語らえる、意見交換出来る、そんな人に特別な想いを持つってわかる!と思った。 そんな主人公がメールのやり取りを通して好きになった人は耳が不自由な女性だった。 健聴者である私には、聞こえるフリをして会いたかった彼女の気持ちが最初解りかねたし、ちょっとズレていて自分勝手に見てた彼女の行動にブチ切れてしまった主人公の気持ちも『オイオイ!』と思ってしまった。 でも、きっととてもリアルな事なんだと思う。耳が不自由だと知らなくて、彼女が最後に乗った重量オーバーのエレベーターから降りないでいたら、やっぱり幻滅してしまうだろう。 人それぞれが、障害じゃなくても過去の痛みや人に見せたくないトラウマを持っていたりする。お互いが少しずつ歩み寄ってわかり合って一緒に過ごすんだと思う。 とても読み進め易い文章で有川浩さんらしい、キュンとして応援したくなる二人の物語。

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2023/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短くてサクッと読める。 人と人との付き合いって、歩み寄りが本当に大切だと感じた。 本作では聴覚障がいのある女の子が登場することにより一層「歩み寄り」の大切さが際立っている。 伸は会社の女の子に嫌なことは嫌だとはっきり伝えたし、ひとみにも自分はこういう気持ちで伝えたんだよ、ということをちゃんと伝えていて、素直で歩み寄りの上手な人物だと思った。 著者の他作品とのコラボ(?)的な作品とのことなのでそちらも読んでみたいと思った。

Posted byブクログ