片眼の猿 の商品レビュー
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺達は否応なしに、その渦中に巻き込まれてい...
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺達は否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして……。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。 解説・佐々木敦
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盗聴専門の探偵・三梨は楽器メーカーの依頼で産業スパイを洗い出すことに。 その中で殺人事件に巻き込まれていく・・・ なかなか面白かったです。 ちょっと重い感じがしますが、サクサク読めました。 まさかの事実にビックリでした。
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向日葵の咲かない夏よりはだいぶ重さがなくて読みやすい。たしかに片目の猿が象徴するものを登場人物それぞれが持っているのだが、それを受け止めて生きている登場人物の姿がよい。読後感は結構さわやか。[2009/07/12]
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2009/6/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2011/10/11〜10/12 盗聴専門の探偵、三梨は楽器メーカーから依頼を受け、ライバル社のデザイン盗用の証拠をつかもうと調査を続けている中、同業者の冬絵をスカウトした。二人で核心に近づこうとしたとき、殺人事件が起こる。 ...
2009/6/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2011/10/11〜10/12 盗聴専門の探偵、三梨は楽器メーカーから依頼を受け、ライバル社のデザイン盗用の証拠をつかもうと調査を続けている中、同業者の冬絵をスカウトした。二人で核心に近づこうとしたとき、殺人事件が起こる。 これまでの道尾作品はちょっと入り込めないところがあったが、本作はしてやられた。張り巡らされた伏線が最後につながる時のカタルシス。面白い!
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