片眼の猿 の商品レビュー
「背の眼」に続き、読んでみました。 う~ん。期待は大きいのですが、イマイチ「当たり」が出ません。話自体は面白いし、期待する「裏切り」はあるのですが、 細かい部分で「えぇ~??」と思うところが多くて。 「読んでいる間、楽しい」というだけなら、楽しかったです。
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またまた「道尾秀介」に騙されてしまった。 これまた痛快でおもしろく、かつとても考えさせられる小説でした。
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両目を持った猿たちの話。 自尊心を持っている人は強いですね。 片目を潰した猿は、そのあとどうなったのかな。
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俺は私立探偵。 ちょっとした特技のため、業界では有名人だ。 今はある産業スパイについての仕事をしている。 地味だが報酬が破格なのだ。 楽勝、と思いきや、いつの間にか殺人事件に巻き込まれてしまった――。 「著者のたくらみを見抜くことは不可能」らしい一冊です。 確か...
俺は私立探偵。 ちょっとした特技のため、業界では有名人だ。 今はある産業スパイについての仕事をしている。 地味だが報酬が破格なのだ。 楽勝、と思いきや、いつの間にか殺人事件に巻き込まれてしまった――。 「著者のたくらみを見抜くことは不可能」らしい一冊です。 確かにそう。それはそう。 ただ欲を言えばもっと期待を裏切って欲しかった。 かな。
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またまただまされてしまいました。ほんと、これも本でしか表現できないトリックですよね。道尾さんの本は、映像ではなく読書で得られる楽しみを追求しているような作品があるので貴重だと思います。
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なんとなく、昔読んだ乙一の暗黒童話(だったかな?)を思い出す。 うーん、なんかもっと違う種明かしだとよかったな。
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【大学4年 秋】 実写ではなくアニメになりそうな物語。 天涯孤独な孤高の探偵だったのに、 なんだよ結局女のために奔走するんかよ。 ってちょっと思いました。
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新規開拓を狙う。 こちらを「楽しませる」熱意は感じたが 必然性がない。後付感がひどい。おそらく年末サヨナラ組
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ある能力を生かして、調査の仕事をしている私立探偵の俺・三梨。 それは音に関する能力… 企業の調査のため、向かい合うビルの話し声に耳を澄ませていたが? とんでもない事件を「目撃」する羽目に。 同居していた秋絵が出て行って自殺してから7年。 人との深い関わりを避けていたが、ふと聞き込...
ある能力を生かして、調査の仕事をしている私立探偵の俺・三梨。 それは音に関する能力… 企業の調査のため、向かい合うビルの話し声に耳を澄ませていたが? とんでもない事件を「目撃」する羽目に。 同居していた秋絵が出て行って自殺してから7年。 人との深い関わりを避けていたが、ふと聞き込んだ事情から冬絵という女性をスカウト、共に働くことになる。 住んでいるローズ・フラットの住人達は、探偵術のイロハを教えてくれた野原のじいさんや、占いの才のあるトウヘイなど、くせ者揃いだが、のんびりした空気がただよっている。 過去は重いが、あちこちの小さな謎に引っかけがあり、ユーモラスな展開。 2007年2月発行。初出は2006年、ケータイ文庫。
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- ネタバレ
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やっと道尾くんの文庫新刊がでたああああ、てな勢いで一気に読破。 あるえ〜? 道尾くん、こんなライトな文体に鞍替えっすか?! とドキドキビクビクしていたら、どうやら中盤以降になってようやくそれが狙いの末のものであろうという可能性に気付いた。ホッ。 最初の方は、やー、悪いけどおいらその程度じゃ絶対騙されない脳になっちゃってるYO? とか調子こいて読んでたんだが、最後の最後で気持ちのいい騙され方をした。 目に見えるものだけに左右される人間です。超人しか出てこないのかとおもたww しかもホサカくんに至っては、もう完全なる「幽霊」なのかとばかり思っt(ry 少し説明調な部分や殺しの安易さが気になったけれど、このライトさを持ちつつも、B級アメ○カ映画のような軽い台詞が馬鹿のように続くだけで終わらず、きちんと登場人物を描ききる辺りはやっぱ凄い。 おいら自身がもう「俺ってこういう奴で、こういうこと思う訳でさー!フヒヒ!」って感じがあんまり好きじゃないので自分語りシーンはきつかったんだが、この全編にわたって繰り広げられる「めぞん一刻」的な雰囲気は嫌いじゃない、や、むしろ好きだ。 最後に蛇足だけど、「ニット帽型受信機」が「蝶ネクタイ型変声機」に見えてしまったおれは末期wwwコナン脳乙wwww ……orz
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