片眼の猿 の商品レビュー
他人の心理なので知ったことじゃないが、主人公と冬絵の流れだけは理解しがたい。 あとは、タイトルから連想されるのが学生の頃の解剖実習だというのが個人的にいただけなかった。
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最後まで読め! 思ってるより面白いから! そういえばある雑誌で、パンブーの黒瀬さんが読者プレゼントしてたなあとか思い出しつつ読みました。 途中まで、自分の考えているままの流れだとしたらめちゃくちゃつまんねーじゃんとか思ってて本当に申し訳なかった。 やられた感のある伏線。 ...
最後まで読め! 思ってるより面白いから! そういえばある雑誌で、パンブーの黒瀬さんが読者プレゼントしてたなあとか思い出しつつ読みました。 途中まで、自分の考えているままの流れだとしたらめちゃくちゃつまんねーじゃんとか思ってて本当に申し訳なかった。 やられた感のある伏線。 双子ちゃんがいつも同じ文字数でしゃべる細かい芸が素敵でした。 でも、ちょっと主人公が・・・鬱陶しいです・・・。 あとなんとなく軽い。 あとから色々なことが分かるけれど、いっぺんすぎるのと後半すぎるのとで、後付けみたいに見えて残念。 途中で読むのやめかけたけど、最後まで読んでよかった。 なんにせよ、好き嫌いは分かれそうですが面白かったです。
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今まで読んだ道尾作品の中で抜群に軽い読み味。ちょっと物足りないような…。 あと、それならどうしてあの人はあの人を誘えたの?とか。
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少しもの足りなかった話。 進む文の軽さも最後の種も少し合わなかったようです。 語りをもっと変えて、ドロドロミステリーならまた違ったのかなあ。
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トランプ占いの異能者など個性的な住人の集まる、エレベーター付き二階建てアパートで、盗聴専門の探偵社を営む三梨。仕事中に耳にした噂から共感を感じた女性冬絵をスカウトする。 同業大手の四菱エージェンシーに勤めていた彼女は、同社のあくどい商売から抜けたいと、三梨と働くことを承知する。...
トランプ占いの異能者など個性的な住人の集まる、エレベーター付き二階建てアパートで、盗聴専門の探偵社を営む三梨。仕事中に耳にした噂から共感を感じた女性冬絵をスカウトする。 同業大手の四菱エージェンシーに勤めていた彼女は、同社のあくどい商売から抜けたいと、三梨と働くことを承知する。しかし調査対象の楽器メーカーを盗聴中に、殺人事件の音を聴いてしまった三梨は、冬絵の行動に疑惑を抱く。事件の核心とともに、かつて三梨と暮らしていた秋絵の自殺の真相や、四菱エージェンシーの意図が明らかになっていく…。 「騙されるぞ騙されるぞ…」と期待しやっぱり騙されるという。。。本作も再読必至、巧妙なトラップ゚でいっぱいの、活字メディアならではの作品です。ですが、それだけでは語れない魅力が物語のテーマにあります。 謎を秘めた異端として描かれる主人公や、その周辺人物は、しかし社会生活においては異端ではない所に踏みとどまっています。むしろ容易く善悪を踏み越えるのは、異端の烙印を押されていない人々なのではないでしょうか。
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2010/06/01 微妙! 解説に書かれている通り、ミステリーと分類するのはちょっと違うようですね。ミステリーやホラー的要素を期待するなら読まない方が無難。 どんでん返しと言っても、人間心理をよく理解している書き方するなーとは思ったものの、結局「だから何?」という感じが否めませ...
2010/06/01 微妙! 解説に書かれている通り、ミステリーと分類するのはちょっと違うようですね。ミステリーやホラー的要素を期待するなら読まない方が無難。 どんでん返しと言っても、人間心理をよく理解している書き方するなーとは思ったものの、結局「だから何?」という感じが否めません。そこを隠したり欺く必要性が何かあったのか、いまいちなぞです。 テーマを絞りすぎな気がする。 対等に扱われたいと思うなら、どうして同じような人間同士をスクラム組んで登場させる必要があったのかな。固まることで異端だと自分で主張しているようなもんじゃないか。体に不便なところがあっても、頑張ればこんなことができるという風に見せたかったのか。でも、強調をすることによってテーマが軽んじられてしまった気がする。固まることによって、登場人物たちがあまりに非現実すぎて、なんの重さも感じない。 著者にどんなこだわりがあるかは知らないけれど、ミステリーを標榜するからには、ミステリーとして楽しめるものが読みたかった。 言葉遊びが読みたくて買ったんじゃないんだ。残念です。
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初・道尾秀介。この方、そこここで評判がいいようですが…良さがサッパリ理解できず。テーマは重いのかもしれないけど、なんだか物凄く軽い。ペラッペラ。文体のせい?キャラのせい?無駄に細かく分断されてるのも気にくわない。トリック的なものもビミョー。下手な芝居を見ている気分になった。
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事件の謎を解くのが本筋? この本は違う! 登場人物そのものが謎解きで、たまたま事件が起こってしまったような モノかもしれない。 文体がライトなので結構重いテーマかも知れないが まったく重く感じなくサクサク読めた。
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今度こそ!とまた道尾作品に挑戦。 すごく軽く感じた。 やっぱり、この人の作品は合わない気が。。。どうしてもダメなのだろうか。
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先入観で物事を捉えるということがナント愚かなことか。 最後の最後で色んなものが繋がって…やられました(笑)。 お家にあったからたまたま読んだけど、当たりでした☆ 道尾さん初体験でした。
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