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八朔の雪 の商品レビュー

4.4

740件のお客様レビュー

  1. 5つ

    328

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/07/22

時代物は良いねぇ。 たまに泣かせる節があって、電車の中で読むのにはちょっと危険かも。 とろとろ茶碗蒸しを食べてみたい!

Posted byブクログ

2010/07/22

女の子が読んでも十分楽しめる時代小説。 主人公の健気さ、奮闘っぷりにじんわり胸が熱くなる。 とは言え、もうちょっと救いがあってもいいんじゃないという気もする。あとは上方・江戸の対比が面白い。続きも読む。

Posted byブクログ

2012/09/03

主人公の澪がとにかく可愛い。ついつい感情移入して応援してしまう。ひとつひとつ山場があるので、読んでいて全然飽きないです。あととにかく料理がおいしそうでたまりません。

Posted byブクログ

2011/09/18

上方から江戸に来て、料理人として身を立てようと頑張っている澪。気持ち揺らがず一心に働き、工夫をし、腕を磨く姿が胸を打つ。何より人の情けがいい。何度もうるっとさせられた。いい話を読みたい人に太鼓判です。

Posted byブクログ

2013/05/12

銀二貫を読んだのと、皆さんの感想から間違いないなと思い、あえて読まずにいたがとうとう我慢できず、手をつけてしまった。澪と澪を支える人々の言動に、思わず唸ってしまった。素晴らしいの一言。

Posted byブクログ

2010/07/08

某所で目にした「幸せ系のお話ですよー」との感想を当てにして、ほのぼのした電車内で広げたら・・・ 澪、あんたはなんでそんなに波乱万丈なん! まさに雲外蒼天!! 個人的に2時間あれば読了できる小説よりも、1話に1時間かけてちまちまじっくり読みたい派です。その希望、まるまる叶えてく...

某所で目にした「幸せ系のお話ですよー」との感想を当てにして、ほのぼのした電車内で広げたら・・・ 澪、あんたはなんでそんなに波乱万丈なん! まさに雲外蒼天!! 個人的に2時間あれば読了できる小説よりも、1話に1時間かけてちまちまじっくり読みたい派です。その希望、まるまる叶えてくれます。時代小説ってのは、読み始めれば魅力に変わっていきました。若い女性こそ読めばいいのになぁ、なんて。 主人公の純粋さやヨダレだらっだらもんの料理の様子もいいですが、何より脇役達のキャラ。澪の料理のように味がしみてて素敵。 1巻読了時に、3巻まで購入決定してました。

Posted byブクログ

2010/07/05

若い女の子が主人公なので、時代小説なのに読みやすい。 若い人が読むのにおすすめ。 小松原さま萌えのため、シリーズ買い決定。

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2010/06/27

数々の賞に輝く時代小説。料理を題材にしながら、次々と話が展開する。映画になりそう。登場人物の一人ひとりが輝いている。江戸の粋も感じられて、素晴らしい作品。

Posted byブクログ

2010/06/26

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬...

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが…。料理だけが自分のしあわせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす時代小説。 時代小説だけど、読みやすかった。 野江ちゃんのところ感動!

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2010/06/25

みをつくし料理帖の一作目。 縁あって神田御台所町の蕎麦屋「つる屋」の手伝いをする澪。 通り道にあって化け物稲荷と言われる荒れ果てた小さな社の草を一人で抜いてお参りできるように綺麗にしたのを見込まれたのだ。 あるじの種市の蕎麦が売り物だったが、腰を痛めて仕事をするのが無理になり、澪...

みをつくし料理帖の一作目。 縁あって神田御台所町の蕎麦屋「つる屋」の手伝いをする澪。 通り道にあって化け物稲荷と言われる荒れ果てた小さな社の草を一人で抜いてお参りできるように綺麗にしたのを見込まれたのだ。 あるじの種市の蕎麦が売り物だったが、腰を痛めて仕事をするのが無理になり、澪に料理を任せると言い出す。 上方で料理を仕込まれてはいたが、女の身で店を預かることになるとは? 下がり眉で感情が素直に顔に出る澪。試行錯誤を繰り返しつつ、喜ばれる料理を工夫していく。 常連の小松原や青年医師の永田源斉など、まわりを囲む人々もすごく感じがいいです。 出てくる料理もとても丁寧に作られていて、美味しそう~! ぴりから鰹田麩、ひんやり心太、とろとろ茶碗蒸し、ほっこり酒粕汁。 洪水で両親を失った生い立ちや、その時に行方不明になった大店のお嬢さんだった幼なじみの消息などもだんだん出てきます。 今は母子のように共に暮らす恩ある女将さん・芳との関係もしっとりした味わい。

Posted byブクログ