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八朔の雪 の商品レビュー

4.4

739件のお客様レビュー

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2010/09/25

健気過ぎる主人公に泣きそうになります! そして何より料理が美味しそう! コレを読んですぐに昆布と鰹を買いに走って一番だしをとりました。笑 お腹が減って胸がいっぱいになる本です。

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2010/09/25

シリーズ物ということで試しに読んでみましたが、一日で一気に読んでしまいました。 文句なしに面白いです。もちろん2冊目以降も購入決定です!

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2010/09/25

江戸市井の女料理人、澪の成長物語。話の筋は思ったと通りなのだが泣かせる。 昆布と鰹節で出汁をちゃんと取って料理がしたくなった。 シリーズということなので早速予約を入れた。

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2010/09/24

澪ちゃんが素直でまっすぐでほっこりするお話。 それにしても不幸が重なります。 やはりこういう境遇は女性でしか乗り越えられないものなのかしらん? 野江ちゃんにびっくりでした。

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2010/09/21

ところは江戸。奉公していた大阪の料理屋が火事に遭い、主人夫婦と一緒に江戸の分店を頼って来た澪が主人公です。 来てみたものの江戸のお店は潰れており、心労で主人は病死、同じように身体をこわした女将さんを支えながら、澪は自分の料理の腕を頼りに生きていきます。 ともかく主人公が清々しい。...

ところは江戸。奉公していた大阪の料理屋が火事に遭い、主人夫婦と一緒に江戸の分店を頼って来た澪が主人公です。 来てみたものの江戸のお店は潰れており、心労で主人は病死、同じように身体をこわした女将さんを支えながら、澪は自分の料理の腕を頼りに生きていきます。 ともかく主人公が清々しい。逆境の中、強く誇りを持って生きています。逆境とはいえ、澪を取り巻く人々の優しさがほんわかとした読後感を与えます。 関西と関東の料理の違いに戸惑いながらも、自分の料理を探し、見出していく澪はほんとうに素敵です。「見事な下がり眉」の主人公は決して美人ではないけれど、料理に対するひたむきさが魅力です。 それに出てくる料理もおいしそうv 巻末レシピの漬物は私も作ってみました。 どんなものかしらと試しに1巻だけ買って来たのですが、読後我慢できずに、即2,3巻を買いに行きました。 江戸町人がメインの時代小説がお好きな方は必読!です。 クールビューティがお好きな方には青年医師の源斉先生が、オジサマスキーな方には裏のありそうな素浪人の小松原さまがお勧めですv

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2010/09/19

キャラクターから筋運びからオチに至るまで、もし連ドラだったらこんなBGMが流れてきそうだな…、などと脳内こだまが聞こえてくるほどにどこまでもベタな人情話だが、それが非常に心地が良い。 細かい理屈抜きで、早く次作が読みたくなる良作だ。

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2010/09/18

江戸の市井物が大好きな上に、女料理人が主人公とあっては読まないわけにはいきません。さくっと読めつつ、今後どのように展開していくのか楽しみになるシリーズです。

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2010/09/17

おもしろいと聞いたので読んでみました。初高田。普段時代ものを読まないので、江戸ものと聞いて「粋」「べらんめぃ」調かと思いきや、主人公は上方から江戸に来た駆け出しの女料理人。著者紹介によるとデビューは少女マンガの原作とのこと。手慣れたストーリー展開に1日で読破する。澪のキャラ設定が...

おもしろいと聞いたので読んでみました。初高田。普段時代ものを読まないので、江戸ものと聞いて「粋」「べらんめぃ」調かと思いきや、主人公は上方から江戸に来た駆け出しの女料理人。著者紹介によるとデビューは少女マンガの原作とのこと。手慣れたストーリー展開に1日で読破する。澪のキャラ設定が下がり眉というのが、人柄をも表し、効いている。上方と江戸の味覚の好みの違いに戸惑う澪。ストーリーの裏テーマになっていて、澪の恵まれた才能が開花してく様が、リアリティとなって伝わる

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2010/09/12

天涯孤独の健気な娘が主人公の時代物とくれば手に取らない訳にはいかない。 上方の料理屋の主人に天性の味覚を見いだされ板場で修行を許された澪。だが、思いもかけぬ苦難を強いられご寮さんとお江戸の長屋暮らしに。 蕎麦屋「つる屋」の主人の下、料理の腕を振るっては見るが水の味も違う上方と江戸...

天涯孤独の健気な娘が主人公の時代物とくれば手に取らない訳にはいかない。 上方の料理屋の主人に天性の味覚を見いだされ板場で修行を許された澪。だが、思いもかけぬ苦難を強いられご寮さんとお江戸の長屋暮らしに。 蕎麦屋「つる屋」の主人の下、料理の腕を振るっては見るが水の味も違う上方と江戸では悪戦苦闘の毎日だった… この一冊を読み終えて、高田郁を読破しようと決意する。 下がり眉の娘、 澪に幸あれ!

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2010/09/01

大阪から江戸にやってきた澪という女性が料理人として江戸の町でがんばっていく話。 今は交通手段が整い、情報も簡単に得ることができるため地域のさも少なくなってきているが、当時の大阪と江戸の差は大きい様子がとてもよく伺える。 若干22歳という若い女性の料理人が、周りの人に見守られながら...

大阪から江戸にやってきた澪という女性が料理人として江戸の町でがんばっていく話。 今は交通手段が整い、情報も簡単に得ることができるため地域のさも少なくなってきているが、当時の大阪と江戸の差は大きい様子がとてもよく伺える。 若干22歳という若い女性の料理人が、周りの人に見守られながらも必死に生きていく様子が見られる。 話の中に出てくる料理を想像しながら読み進めていくとよだれがたらっ~とこぼれてしまいそうなほど美味しそうに描かれている本である。

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