パラドックス13 の商品レビュー
面白かった。再度P-13現象が起こらなかったらどういうラストになっただろうか。ドラマ化したら視聴率取れそうな気がする。
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タイトルのパラドックス13、は、ブラックホール等の影響で、特定日時から13秒間、時間が消滅する、という現象。 その場に遭遇してしまった人々のサバイバルストーリー。 設定自体はSFでよくある設定。 2009年刊行なので、阪神後東日本や熊本震災以前に書かれたものであるが、大震災が続...
タイトルのパラドックス13、は、ブラックホール等の影響で、特定日時から13秒間、時間が消滅する、という現象。 その場に遭遇してしまった人々のサバイバルストーリー。 設定自体はSFでよくある設定。 2009年刊行なので、阪神後東日本や熊本震災以前に書かれたものであるが、大震災が続いている中、限られた人数で残された場合、具体的に何を思い、どう行動するのか、が、各登場人物に割り振られていて興味深い。 全体像が見渡せリスク管理をし、自然とリーダー役にはるもの、自堕落になるもの、周りの迷惑にならないよう、常に反発するもの、などなど。
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さーーっと読めてしまう作品(いい意味です)。 映画を一本見ているような、 情景描写と心理描写のバランスをとりながらも読者の目を決して止めない文章力はさすがです。
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「手に汗握る、一気読み本」 という記憶しかない…。もう5年も前のことだから。 もう一度読みたいな。
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一言。怖い。。。 突然周りの人が消える。地震が次々起こり道路がどんどん陥没してゆき大雨が降り、街が崩壊してゆく。。。 ファンタジーやSFは嫌いではないが、この物語にはどうにも入り込めなかった。恐らくあまりにも設定がありえなく過酷すぎたからだろう。 毎日都心まで地下鉄を利用して通勤...
一言。怖い。。。 突然周りの人が消える。地震が次々起こり道路がどんどん陥没してゆき大雨が降り、街が崩壊してゆく。。。 ファンタジーやSFは嫌いではないが、この物語にはどうにも入り込めなかった。恐らくあまりにも設定がありえなく過酷すぎたからだろう。 毎日都心まで地下鉄を利用して通勤しているが、ここで大地震が起きて豪雨が降り続いたら。。。本書で見た地獄絵図が自分の目の前で現実のものとなるんだろうか。。。あ~怖い。。。
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13人が迷い込んだパラドックスの世界。その世界は13人に対し牙をむき、その存在を消し去ろうとするが団結してこの困難に立ち向かう。果たして彼らはパラドックスの世界から向けだす事は出来るのか。。。
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今回も途中からのめり込んで3/4くらい一気に読んだ。展開がテンポよく面白かった。人間が作り上げた現代社会の問題みたいなものも考えさせられた。意外に社会派な面もあった。
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470頁のボリュームを感じさせない。 流石、東野圭吾氏。 日本時間の三月十三日一時十三分十三秒、地球にとって運命の時間。 ある共通点を持った人間だけがP-13現象の対象者に。 対象者以外の人間は突然消えた。 崩れていく地球に追い込まれ、残された人間だけで生きていく。 P-13現象...
470頁のボリュームを感じさせない。 流石、東野圭吾氏。 日本時間の三月十三日一時十三分十三秒、地球にとって運命の時間。 ある共通点を持った人間だけがP-13現象の対象者に。 対象者以外の人間は突然消えた。 崩れていく地球に追い込まれ、残された人間だけで生きていく。 P-13現象とはいったい?
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消化しきれない。 極限状況の中で、ひしひしと感じる個性。 個性が立ってるだけに、リアルに感じられ、場面場面で私なら?と自問自答しながら読み進む。
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突然周りの人がいなくなった東京で仲間と助け合って生き延びる。なぜ人々はいなくなったのか、なぜ自分たちだけ生きているのか、どうすれば元の世界に戻れるのか、サバイバルしながら答えを探る。 突然異世界や異次元に飛ばされるのは、SFではよくあるテーマだけど、これは昔映画で見た「漂流教室」...
突然周りの人がいなくなった東京で仲間と助け合って生き延びる。なぜ人々はいなくなったのか、なぜ自分たちだけ生きているのか、どうすれば元の世界に戻れるのか、サバイバルしながら答えを探る。 突然異世界や異次元に飛ばされるのは、SFではよくあるテーマだけど、これは昔映画で見た「漂流教室」に近い印象。 現象の原因は仕方ないとしても、最終的な終わり方にもう一つ納得がいかない。
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