パラドックス13 の商品レビュー
並行世界へ飛ばされてしまった男女13人のサバイバルを描いた小説。 東野圭吾には珍しいSF物。 テーマとしては、「盲目的に常識・道徳に従うのではなく、その場 その場で自分で考えろ。」ってことなんやと思う。 ただ、言いたいことは分かるけど、ちょっと強引すぎる感じ。 地震が起きたり洪水...
並行世界へ飛ばされてしまった男女13人のサバイバルを描いた小説。 東野圭吾には珍しいSF物。 テーマとしては、「盲目的に常識・道徳に従うのではなく、その場 その場で自分で考えろ。」ってことなんやと思う。 ただ、言いたいことは分かるけど、ちょっと強引すぎる感じ。 地震が起きたり洪水が来たりして逃げ惑う場面は数が多すぎて、 途中で飽きた。
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一気読みしてしまいたくなるテンポの良さは、相変わらずです。 登場人物の共通点がよめてしまったぶん、最後は「やっぱりね」って感じだったのだけがちょっと残念でした。
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あんまり気分が良くない話。 善悪が人によって違うのは、同じ社会に住んでたって同じこと。 常識っつったって、自分の価値基準と違うことなんか日本に住んでたってよくある。 それをどこまで押し通せるかってところだよね。 宗教戦争も根本的には同じじゃないのかな… そう考えると裁判員制...
あんまり気分が良くない話。 善悪が人によって違うのは、同じ社会に住んでたって同じこと。 常識っつったって、自分の価値基準と違うことなんか日本に住んでたってよくある。 それをどこまで押し通せるかってところだよね。 宗教戦争も根本的には同じじゃないのかな… そう考えると裁判員制度なんて、絶対イヤだし。 わがまま言ってしまえば、他人の価値基準で誰かを一方的に判断することに関わりたくない。 それこそ、今まで歩んできた人生や想いを否定したり、押し付けたり… 誰かを否定するってことは、自分を否定すんのと同じだし。 経験しなきゃ分かんない感情なんて沢山ある。 そっから出てきた思考回路を否定されたくないから、否定したくない。 そういう一次元的な判断が無いと、社会が成り立たないんだろうけどさ。
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白夜行とか、あのあたりまでは面白かったが、その後どうも相性がよくないような。。。本作もS.キング風の設定ながら、内容が疎だし結末も無理な(プチ)ハッピーエンドでいただけない。(ネタバレを含むあらすじ)13日の13時13分13秒、地球に巨大なエネルギー体がやってきて、P-13現象が...
白夜行とか、あのあたりまでは面白かったが、その後どうも相性がよくないような。。。本作もS.キング風の設定ながら、内容が疎だし結末も無理な(プチ)ハッピーエンドでいただけない。(ネタバレを含むあらすじ)13日の13時13分13秒、地球に巨大なエネルギー体がやってきて、P-13現象が起こる。P-13現象のあとは13秒間、時間が失われるが、宇宙的な現象のため、通常の生活には影響のない現象の予定であった。唯一例外なのが、その失われた13秒間に死んでしまった者たちで、P13現象の前後での連続性を持たない彼らは死者だけの世界に飛ばされてしまう。犯人逮捕の瞬間に撃たれた刑事や飛び降り自殺予定の親子、わき見運転の運転手と被害者など、たまたまその13秒間に死ぬ運命にあった者たちは住む者を失い、崩壊してゆく東京の街でサバイバルを試みるが、交通事故の余波や地下鉄などの陥没、洪水や地震に襲われる。首相官邸で見つけた極秘文書により、36日後にP13現象の揺り戻しが来ることを知り、それに合わせて自殺することで元の世界に戻る。
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13時13分からの13秒間、地球は“P−13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。 そんな中、実際にその時を迎えたときに、特定の人間を除いてすべての生き物がこの世から消えてしまいます。なぜ我々だけがここにいるのか・・・・(って言っても、その理由は予想通り...
13時13分からの13秒間、地球は“P−13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。 そんな中、実際にその時を迎えたときに、特定の人間を除いてすべての生き物がこの世から消えてしまいます。なぜ我々だけがここにいるのか・・・・(って言っても、その理由は予想通りなんですけど)。 東野さんの珍しくSFパニック映画を思わせるような作品です。1970年代にさまざまなパニック映画がありました。「ポセイドンアドベンチャー」「タワーリングインフェルノ」「大地震」「大空港」などなど。そんな映画のシーンが思い浮かぶほど、てんこ盛りのビジュアルストーリーって感じです。特に生き残っていくための姿や行動、考え方は「ポセイドンアドベンチャー」にある主題とほぼ同じ感じです。 P-13までの過去が次第に暴かれて、それがまた別の世界でつながるというあたりは、ネタばれにもなるので詳しく書かないけど、作品でももう少しそこにスポットを当ててくれてもよかったかな? 東野さんですから、さすがに読ませる物語に仕上がっている感じで、スムーズに楽しく読めました。でも、その分、目新しさは少ないような感じも。期待が大きい分、不利だったかな? でも、映画化されたら見に行くけど(^^;
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ちょっとSF風? 東野氏にしてはストーリーがイマイチの気がします。 ただ、この設定…。 理系の東野氏ならではの発想? 遊びで考え出したような…。 が、極限状態の人物の心理描写はさすが。 一気に読んでしまいました。
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東野圭吾作品の中ではちょっと異彩を放つ作品ではないか。P−13現象によって、街から人間が忽然と消え、豪雨と地震によってどんどん破壊されていく東京。その中でなぜか生き残ってしまった久我兄弟をはじめとする登場人物たちのサバイバル。途中で明らかになるP-13現象の真実や、登場人物たちの...
東野圭吾作品の中ではちょっと異彩を放つ作品ではないか。P−13現象によって、街から人間が忽然と消え、豪雨と地震によってどんどん破壊されていく東京。その中でなぜか生き残ってしまった久我兄弟をはじめとする登場人物たちのサバイバル。途中で明らかになるP-13現象の真実や、登場人物たちの人間模様の描き方は実に巧みで、あっという間に読破してしまった。また、ストーリーが進むにつれて、善悪とは何か、生きる目的とは何か、といった深く考えさせられるシーンも多く、楽しみつつも、いろいろ考えさせられた作品だった。
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エンターテイメントの最高傑作!...とオビにコメントされてます。 が、もう、そういう煽りはヤメませんかー? ツマラないとは言いませんが 「天空の蜂」とかの方がよっぽど面白いし、ハラハラしますよ。「秘密」とかもね。 最高傑作とは言い難い。 とは言え読んでる分には充分面白いよ。面白...
エンターテイメントの最高傑作!...とオビにコメントされてます。 が、もう、そういう煽りはヤメませんかー? ツマラないとは言いませんが 「天空の蜂」とかの方がよっぽど面白いし、ハラハラしますよ。「秘密」とかもね。 最高傑作とは言い難い。 とは言え読んでる分には充分面白いよ。面白いけど... 梅図かずお氏の「漂流教室」に比べると1/100000000くらいだよね。 似たような状況下...異空間でのサバイバル、そして生きるという事を 強烈に描く凄みは今作は到底及んでない...よね? 大丈夫か!? どうした東野圭吾!?
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2009/07/15〜2009/07/16 おもしろかった。でも怖かった。 「ドラゴンヘッド」を読んだ時も同じ思いをしたなぁ。 もう先が気になって気になってどんどん読み進めてしまいました。 地球が崩壊していく様は本当に恐ろしいです。 一応納得のいく結末だったので、「ドラゴンヘ...
2009/07/15〜2009/07/16 おもしろかった。でも怖かった。 「ドラゴンヘッド」を読んだ時も同じ思いをしたなぁ。 もう先が気になって気になってどんどん読み進めてしまいました。 地球が崩壊していく様は本当に恐ろしいです。 一応納得のいく結末だったので、「ドラゴンヘッド」のようなモヤモヤがなくて良かった。 そして「ドラゴンヘッド」みたいにチープな映像化だけはしないで欲しいと切に願います!
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最初の数ページで挫折しました。 聖女の救済で最初にダメだと思ったけど最後まで頑張って読み、結局ダメだった経験を思い出して潔く諦めました。。。
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