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極北クレイマー の商品レビュー

3.4

247件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

    20

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2011/09/09

氷姫最高!ナイチンゲールの頃に比べるとものにぶつかったりしなくなって、成長著しい。もっと登場が長かったら良かったのに。ジェネラル速水も最後にちょこっと登場。世良さんはブラックペアンだったっけ?だんだんだれがどんな人だったかわからなくなってます。

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2011/09/26

またもや一気読み。伏線のてんこ盛りって感じだが、最後の最後で、速見医師が出てきたので、やっぱり「ジェネラルルージュ」を読まないと…と強く思った。地域医療、官僚的体質、医療過誤とテーマは重奏している。いったいどこに一番焦点を当てたかったんだろう?妙に共感したのは、当たり前のことかも...

またもや一気読み。伏線のてんこ盛りって感じだが、最後の最後で、速見医師が出てきたので、やっぱり「ジェネラルルージュ」を読まないと…と強く思った。地域医療、官僚的体質、医療過誤とテーマは重奏している。いったいどこに一番焦点を当てたかったんだろう?妙に共感したのは、当たり前のことかもしれないけど、うまい具合にのらりくらりと生きていく要領のいい人間(ずるい人間、とも?)とそうでない人間がいて、それで世界が成り立っている、ということだ。組織のなかにいると防衛本能が働いて、自己正当化するということもこれまた事実。続編を期待する。

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2010/01/24

 他の作品で「北」「北」と言われていた事件がやっと明らかに。財政難の極北市民病院を舞台に、クマのような今中を中心に、産婦人科医師の逮捕というショッキングな出来事を描いている。桃色眼鏡の姫宮が登場。今回は1人仕事なので、わりとスムーズ。どんくさいところも見えず、むしろ逞しい。とんで...

 他の作品で「北」「北」と言われていた事件がやっと明らかに。財政難の極北市民病院を舞台に、クマのような今中を中心に、産婦人科医師の逮捕というショッキングな出来事を描いている。桃色眼鏡の姫宮が登場。今回は1人仕事なので、わりとスムーズ。どんくさいところも見えず、むしろ逞しい。とんでもない上司がいないほうが上手くいっているのでは。  とんでもない病院だったが、桃色旋風吹き荒れたのち改善に向かい、突然の逮捕劇に見舞われる。最後には病院建て直しの、またもや濃いキャラが登場した。この後の再建と三枝医師の今度がとても気になる。

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2011/07/15

極北市民病院を舞台に、現実に起きた医療ミス刑事事件を題材にしたようなストーリー。むぅん・・今いち・・・姫宮嬢の搭乗の必然性もようわからんし、西園寺さやかのやり方も無理からっぽいし。最後の最後に登場する世良医師にいたっては、何?どういう意味??状態。もしかしてとってつけたように続編...

極北市民病院を舞台に、現実に起きた医療ミス刑事事件を題材にしたようなストーリー。むぅん・・今いち・・・姫宮嬢の搭乗の必然性もようわからんし、西園寺さやかのやり方も無理からっぽいし。最後の最後に登場する世良医師にいたっては、何?どういう意味??状態。もしかしてとってつけたように続編につなげたいわけ?

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2009/10/07

極北羅堂という北の大地の終着駅に降り立った一人の大柄な男、今中 人口10万、あまり使われないホテルや遊園地の錆び付いた巨大観覧車、 剥げ落ちた塗料、赤錆びの鉄塔があるスキー場。 など観光誘致に失敗し、なかでも累積赤字五億円、未収金二億円 赤字5つ星に挙げられてる一つ、 極北大から...

極北羅堂という北の大地の終着駅に降り立った一人の大柄な男、今中 人口10万、あまり使われないホテルや遊園地の錆び付いた巨大観覧車、 剥げ落ちた塗料、赤錆びの鉄塔があるスキー場。 など観光誘致に失敗し、なかでも累積赤字五億円、未収金二億円 赤字5つ星に挙げられてる一つ、 極北大から外科医として、極北市民病院に非常勤2年の約束で赴任する。 病院長と事務長の確執。和式トイレしかない外来。 不衛生極まりない病棟。今中は、就任早々目の当たりにする。 そこに、ある事件が浮上してくる 何時いかなる時にも救急を受け付け市民病院の良心と言われてる 三枝産婦人科部長の手術により 消防士の妻が早産帝王切開で、術死する。 そこへ、陶器製マスクで顔を覆って自らも医療ミスを受けたと 話す女性医療ジャーナリストが出現し 取材させてほしいと彼に近づき、警察や司法、市当局 それぞれの思惑がからんで事態は思わぬ方向へ 窮地に立った極北市民病院の存続はいかに・・・。 読み進めていくと、物語は架空の都市ではあるが あらっ!どこかでそんな自治体があったなって、連想してしまうのである。 作者のデビュー作となった『チーム・バチスタの栄光』の 厚生労働省の変人役人、白鳥の部下、姫宮 (「ジェネラル・ルージュ〜」でもドジな新人看護師に扮してた) が、思わぬかたちで登場したり 『ブラックペアン1988』の外科研修医、世良らしき人物が招聘されたり。 『ジェネラル・ルージュの凱旋』の救命救急センターの速見と思しき 面々が顔を出す。 その他、市長の隠し子の不良研修医がそのまま居ついているとか 院内薬局のだんご三兄弟やら煎餅をバリバリ食う看護師やら 登場人物のキャラもコミカルにして駄洒落のオンパレードもあり、一気読み間違いなしです。 これは、ドキドキするミステリーではないですが、地域医療のありかた。 ある種リスクを背負ゆえの産婦人科医師不足の問題。 作者が一連の作品で主張してる死亡時医学検索等、深刻なメッセージもあるように感じた。

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2009/10/07

いつものメンツが出てこず、安心して読める一冊。 (キャラクターファンとしてはダメなのかもしれないけどね) 相変わらず安定して面白いけれど、医療問題について考えざるを得ない……というか考えろ、という感じです。

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2009/10/04

地域医療の財政破綻をテーマにした本。自分以外の人間を責め立てて生きている傲慢で貧しい社会にした責任の一端はメディアにあると痛烈な批判。という重い主張の中に他の本にもでてくる姫宮をはじめ魅力あふれる人物がちりばめられている。これだから海堂さんの本はやめられない。

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2009/10/04

財政破綻にあえぐ極北市の赤字市民病院にやってきた非常勤外科医。院長と事務長の対立、不正経理、市長の思惑を乗り越えて、立て直していく。

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2009/10/04

地域医療の崩壊をテーマにした本。みんなの関心も高いようで、すごい予約数です。一応、再生への兆しで終わってはいますが、これで終わりじゃないと思います。続編を是非。図書館予約数は321(09/08/08現在)です。

Posted byブクログ

2009/10/04

ジーン・ワルツですでにストーリーは解っているだけに、それを逆手にとって楽しませてくれる 破綻寸前の地方病院の危機とそこで繰り広げられる、優しい人々の話。 今までにない結論が見えているストーリーも面白。 最後に少し 速水さんが出てくる所がうれしい。

Posted byブクログ