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極北クレイマー の商品レビュー

3.4

247件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    5

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2009/10/04

バチスタに関わるもうひとつの物語、時系列的にはさかのぼる事になるのかな?枝葉として広がる物語を思い出しながらつなげていくと、又興味が深まる。出来たら過去に読んだ作品を時系列に並べ替え一気に読破するとおもしろいかもしれない。産婦人科医の大変さを小説の世界で表現し、一般人へと知らしめ...

バチスタに関わるもうひとつの物語、時系列的にはさかのぼる事になるのかな?枝葉として広がる物語を思い出しながらつなげていくと、又興味が深まる。出来たら過去に読んだ作品を時系列に並べ替え一気に読破するとおもしろいかもしれない。産婦人科医の大変さを小説の世界で表現し、一般人へと知らしめる作品。

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2009/10/04

東城大学をはなれ、北の大地へ・・・ よーく読んでいると(ってほど隠れてないけど)、常連のキャラクターとのつながりがちらほら。 最後の世良さんには妙に興奮(笑) こんなルックス&キャラだったっけか。 実際の地域医療は見たことないけれど、日本中の病院間で意識、設備の差が激しいこと...

東城大学をはなれ、北の大地へ・・・ よーく読んでいると(ってほど隠れてないけど)、常連のキャラクターとのつながりがちらほら。 最後の世良さんには妙に興奮(笑) こんなルックス&キャラだったっけか。 実際の地域医療は見たことないけれど、日本中の病院間で意識、設備の差が激しいことは事実でしょう。 ここで登場する調査は無意味だけど、この差をなくす仕組みが欲しい。 みんな一生懸命なのにな。 「どうしてこうなってしまったんだ」というプーさんの嘆きに納得です。 表紙があえて黄色なのがいい。 普通なら、白か青系だよね。 ぼろい観覧車も哀愁出てる。 あと、ジャーナリズムってこわい。

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2009/10/04

海堂さんの官僚嫌いは相変わらずの様ですね(笑。バチスタ・シリーズと緩く絡み合ってます。ただ、お話が徐々にではありますが大きくなってきました。広げた風呂敷、きちんと畳んでくださいね。

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2009/10/07

 極北市の赤字五ツ星のひとつである市民病院で働くことになった外科医今中。病院の中で最もまともで信頼ある産婦人科の三枝部長の医療事故問題、日本医療業務機能評価機構の訪問指導に応募する院長、仕事にやる気のない職員ばかりと病院は問題だらけ。非常勤なのに次々と肩書が増えて行く今中だが。 ...

 極北市の赤字五ツ星のひとつである市民病院で働くことになった外科医今中。病院の中で最もまともで信頼ある産婦人科の三枝部長の医療事故問題、日本医療業務機能評価機構の訪問指導に応募する院長、仕事にやる気のない職員ばかりと病院は問題だらけ。非常勤なのに次々と肩書が増えて行く今中だが。  氷姫が最高でした!このうまい返しに憧れます。ずっと出ていて欲しかったですが、そうすると話がかっさらわれそうだから無理ですね。  ラストで一気に話が動いて、病院の中が心配です。ここで終わるの!?と思ったので、続きはぜひ出してほしいです。 清川先生やジェネラルの速水先生などの名前が出てくるので、読んでいてちょっと嬉しかったです。

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2009/10/04

医療と司法と政治と地域がゴタゴタしてきて、少し理解が追いつかなかったかも。 でもでも、あの人とかあの人とか、北といえばあの人とかが出てきて、テンションあがりました。 クレイマーというタイトルも象徴的です。 主人公のことをさしているだけではないあたり、物語を多視点で楽しめていいで...

医療と司法と政治と地域がゴタゴタしてきて、少し理解が追いつかなかったかも。 でもでも、あの人とかあの人とか、北といえばあの人とかが出てきて、テンションあがりました。 クレイマーというタイトルも象徴的です。 主人公のことをさしているだけではないあたり、物語を多視点で楽しめていいですね。 前作のゲリラと同じような含みを持たせてあるのかな。 シリーズも深みが増してきました。 次の展開が楽しみです。 それにしても、みなさん異名もちすぎですよ。

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2009/10/04

最後の最後で「ブラックペアン」の世良医師登場。モデルは夕張?でも芦別の方がイメージ近いような。どちらにせよ海の幸はあまりなさそう…?

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2009/10/04

今作の主張としては『イノセント・ゲリラの祝祭』の続きといった感があり、「世論を動かし、医療を司法の傘下に置く(P371)」といった企みがあったり、「医療と市民」の関わり合いについても作者のメッセージが込められています。

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2011/09/04

相変わらず、一定の面白さは含有するも、どこか”途中”な感じ…。ここで出てくるのか!っていう感じの懐かしいキャラも出てくるケド、ここまで相関図が広がってくると、ほとんど「誰だっけ?」…。

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2011/08/01

読後不全感が残りまくり。北海道の極北市にある超赤字市民病院が舞台。そこに赴任してきた外科医今中の孤軍奮闘振りを描いているのだけどね。そこに産婦人科の「医療ミス」が大きくからみ、っていうかそっちがメインストーリーか。けど、そのメインの話が全く終結せずに終わる。姫宮の登場も中途半端だ...

読後不全感が残りまくり。北海道の極北市にある超赤字市民病院が舞台。そこに赴任してきた外科医今中の孤軍奮闘振りを描いているのだけどね。そこに産婦人科の「医療ミス」が大きくからみ、っていうかそっちがメインストーリーか。けど、そのメインの話が全く終結せずに終わる。姫宮の登場も中途半端だし、色んな人が物語からとっとと退出していってしまうラストも読者のおいてけぼり感を増長している気がする。登場人物たちもなんだかみんなちんけな悪徳小物ばっかりでイヤ〜な感じを振りまいてるのも、なんだかな〜。バチスタのときの緊迫したスリルや圧倒的な専門知識の怒涛の放出、そういう「ドクタならではの医療小説」の醍醐味が足りないのも、ファンとしては寂しいところ。ま、ドクタ海堂のことだから、このあとすぐに続編出してきっちり落とし前つけてくださるんだろうけどねぇ。

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2009/10/07

『AI』についてはさほど取り上げてなかったけど、北海道のとある市を彷彿とさせてくれます。 物語は二部構成の26章から成り立っています。 大学病院からやってきた『今中』先生。 極北市民病院でのドタバタの一年。 リンクしている、している。 『氷姫』こと『姫宮』がやっと出てきました...

『AI』についてはさほど取り上げてなかったけど、北海道のとある市を彷彿とさせてくれます。 物語は二部構成の26章から成り立っています。 大学病院からやってきた『今中』先生。 極北市民病院でのドタバタの一年。 リンクしている、している。 『氷姫』こと『姫宮』がやっと出てきました。うーん。知らなかった。グッチーと火喰い鳥が旧知の仲だったとは…。 氷姫だけそう思わされているのかもしれない。 でも。 火喰い鳥が直接乗り込んで来ていたら、もっとアグレッシブに動いていたかもね〜。 それと、これ以降はネタばれ注意。 速水先生がチラッと出てきます。ほんの一瞬。 清川がTVで産婦人科をバックアップ。 『マリア クリニック』の院長の息子さんが逮捕されるという事になります。 頭の中でこんがらがってきました… 世良氏の『メディアが世の中をクレイマーだらけにしているんだ』の言葉に酷く納得してしまった。 自分も『単なるクレイマー』にならないようにしないといけない。

Posted byブクログ