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極北クレイマー の商品レビュー

3.4

247件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2010/02/06

初めて、「氷姫 Good Job!」と心の中で思わず叫びたくなった。そして、三枝先生の一件の理不尽さに、腹立たしさを覚えるのです。

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2010/02/05

財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に、非常勤外科医の今中がやってきた。院長と事務長の対立、不衛生でカルテ管理もずさん、謎めいた医療事故、女性ジャーナリストの野心、病院閉鎖の危機…。はたして今中は桃色眼鏡の派遣女医・姫宮と手を組んで、医療崩壊の現場を再生できるのか。

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2010/02/07

財政破綻にあえぐ極北市の赤字の極北市民病院にやってきた非常勤外科医の今中。院長と事務長の対立、謎の医療事故、病院閉鎖の危機…。桃色眼鏡の姫宮登場。 この人の作品は少しずつつながっていて今回も姫宮がでてきてほっとした。でもやっぱりバチスタシリーズほど面白くはない。

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2010/02/04

海堂さんの作品をはじめて読みましたが、わたしには少し読みにくかったです なんか、話に最後まで入りきれないまま終わってしまいました ストーリーがいろいろと唐突すぎるかんじで… 謎や解決されてない問題がたくさんありすっきりしないので続きがでたらよんでみようかと思います

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2010/01/24

現役医師で医療エンターテインメント街道を驀進する著者の最新作。赤字5つ星の極北市民病院に赴任した外科医・今中を数々の難局が待っていた。不衛生でカルテ記載もずさん、研修医・後藤はぐーたらだし、院長と事務長は対立している。厚生労働省からの派遣女医・姫宮は活躍するが、良心的な産婦人科医...

現役医師で医療エンターテインメント街道を驀進する著者の最新作。赤字5つ星の極北市民病院に赴任した外科医・今中を数々の難局が待っていた。不衛生でカルテ記載もずさん、研修医・後藤はぐーたらだし、院長と事務長は対立している。厚生労働省からの派遣女医・姫宮は活躍するが、良心的な産婦人科医はついに医療事故で逮捕された。日本全国各地で起きている地域医療の破綻を救えるのは誰か? 「ジーン・ワルツ」の三枝先生が逮捕に至った経緯はこうだったのか・・・海堂作品は、基本的にすべての話がどこかしらでリンクいているので、そういうのが好きな読者はたまらないとおもいますが、いかんせん、出てきた人物や場所なんかが、どういう人でどういう関係でといった関連性を忘れてしまうともう大変!かくいう私も、何度もパソコンで検索し、内容やリンク人物を調べながら読みました。話としては、今回も医療現場の問題をわかりやすく提起していて考えさせられました。でも、あまり重くなりすぎないところは各キャラたちのおかげなのかなと。思わず応援したくなりますね。この話は続き物になるのかな。このあと、どこでどんな風に絡んで展開していくのか楽しみです。

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2010/01/22

【財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に、非常勤外科医の今中がやってきた。院長と事務長の対立、不衛生でカルテ管理もずさん、謎めいた医療事故、女性ジャーナリストの野心、病院閉鎖の危機…。はたして今中は桃色眼鏡の派遣女医・姫宮と手を組んで、医療崩壊の現場を再生できるのか。...

【財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に、非常勤外科医の今中がやってきた。院長と事務長の対立、不衛生でカルテ管理もずさん、謎めいた医療事故、女性ジャーナリストの野心、病院閉鎖の危機…。はたして今中は桃色眼鏡の派遣女医・姫宮と手を組んで、医療崩壊の現場を再生できるのか。 】 その他の海堂作品との繋がりは薄いので、関連している人物が出てきてなぜかホッとしてしまいました。 今中と姫宮のやり取りは田口と白鳥のそれと同じ空気感ですし。 実際にありそうな話だと思っていたら、モデルとなる病院があるとか・・・。 そうなるともうフィクションではないですよね。 続きがきになります。

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2010/01/20

これはひどい。 ここまでくると、バティスタとジェネラルルージュが「例外」だったと考えざるを得ません。 やはり、本はその1冊の中で完結していないと、どうしようも無いです。 重要な役回りのはずの登場人物が、変なあだ名とともに現れて、ほとんど記述されないまま、話を動かすだけ動かして...

これはひどい。 ここまでくると、バティスタとジェネラルルージュが「例外」だったと考えざるを得ません。 やはり、本はその1冊の中で完結していないと、どうしようも無いです。 重要な役回りのはずの登場人物が、変なあだ名とともに現れて、ほとんど記述されないまま、話を動かすだけ動かして消えていく。 登場人物はあだ名ではなく、描写で立てるべきです。 また、登場人物はそれぞれ理由があって、さまざまな立ち振る舞いを行うはずなのだが、物語中で語られる「理由」と「行動」が結びつかないことが、はなはだしい。 ストレスがたまります。 腹立たしい。

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2010/01/07

螺鈿迷宮とジーンワルツあたりが関係したバチスタのスピンオフ。登場人物は異なるもののキャラが桜ノ宮とかなりかぶってる気がします。

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2010/01/03

作者が『ジェネラルルージュの伝説』で書いていたように、確かに、イノセントゲリラと対を成している。そこでは、物語性/医療性という対立軸でペアが表現されていたが、むしろ、権力(官僚)サイド/現場サイドというそれぞれの視点から同じ事象が描かれているように感じられた。 「権力は権力を維...

作者が『ジェネラルルージュの伝説』で書いていたように、確かに、イノセントゲリラと対を成している。そこでは、物語性/医療性という対立軸でペアが表現されていたが、むしろ、権力(官僚)サイド/現場サイドというそれぞれの視点から同じ事象が描かれているように感じられた。 「権力は権力を維持するように権力を行使する」という運動はある意味自然なのかもしれないが、権力の維持は権力のみで完結できると権力が認識して運動を行うとき、そこに綻びが生じる。医療というテーマでその運動を語るとき、漏れていくのが医療の現場性ということなのだろう。 権力サイドは、本来医療の現場におかれる患者を、クレイマーという形で権力の論理に絡めとることで、権力の維持に加担するものとしてその運動に絡め取っていく。だからこそクレイマーであることを煽るわけだし、権力を行使する(真実の究明という権力の行使形態でもいい)という幻想を抱かせることで、その運動に引き入れる。 その結果が現場からの離散であり、権力による医療現場の侵食となる、というのが、大筋のメッセージであるといえる。 では、そこからどう抜け出すのか。権力と現場との共存はいかに図れるのか。今後は、その辺のテーマ設定を期待したい。

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2009/12/30

これ、「医療エンターテインメント」と銘打たれてますし、面白おかしく読めるフィクションのはずなんですが。産婦人科医訴訟問題といい自治体の破産といい……めちゃ実話ですよ。面白く読めることはたしかだけど、現実はこういう笑えない状況である、ということを認識しないといけませんね。 でも「メ...

これ、「医療エンターテインメント」と銘打たれてますし、面白おかしく読めるフィクションのはずなんですが。産婦人科医訴訟問題といい自治体の破産といい……めちゃ実話ですよ。面白く読めることはたしかだけど、現実はこういう笑えない状況である、ということを認識しないといけませんね。 でも「メタボッタクリ」には大笑いしました。まさしくそのとおり、座布団一枚っ! シリーズにはおなじみの面々もちらほら登場し、他の作品とのつながりを探すのも楽しいところ。「極北」という地名でもしや?と思ったのですが、やっぱりあのお方が行った先でしたね。彼のこっちでの活躍も見たいなあ。

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