パズル・パレス(上) の商品レビュー
『ダヴィンチ・コード』などで有名なダン・ブラウンの初期作品なんだけど、場面が短いスパンでコロコロ変わるので話が全然進まないし誰にも感情移入できない。もう少し長いスパンでひとつの場面を書けばいいのに。 メインキャストであろう日本人の名前が「エンセイ・タンカド」とか「トクゲン・ヌマ...
『ダヴィンチ・コード』などで有名なダン・ブラウンの初期作品なんだけど、場面が短いスパンでコロコロ変わるので話が全然進まないし誰にも感情移入できない。もう少し長いスパンでひとつの場面を書けばいいのに。 メインキャストであろう日本人の名前が「エンセイ・タンカド」とか「トクゲン・ヌマタカ」とか、日本の優秀な理系の天才が同志社大学出身というのも違和感ありまくり。話がいつまでたっても面白くならないなぁ…と思っているうちに上巻を読み終えてしまった。 風呂敷を広げるのが上手な作者だと思っていたけれど、やはり初期だからか世界最高峰の諜報機関っていうのもウソくさい。国家や世界の安全と個人のプライバシーの問題を情報テロリズムとともに描いているんだけど、登場人物たちにも魅力がないし、なんだか薄っぺらいありきたりの展開で残念。 ただ、この作品に描かれていることが実情ならば、アメリカは優秀な人にきちんとポジションを与え、しっかりお給料も払う国なんだな…と思いました。実は社会主義で結果の平等を追求し真面目で優秀な人がバカを見る日本とは違うなぁ。
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ダ・ヴィンチ コードにシリーズがあると知って。 解読不能な暗号が完成した⁉️そのパスキーは指輪に隠され、いろんな人に渡っていく⁉️ スペインで指輪を追うディヴィットと、国家安全保障局で解読不能暗号に挑む機会を見守る暗号解読者で婚約者のスーザン。 今回は、IT系で、複雑な数学用語も...
ダ・ヴィンチ コードにシリーズがあると知って。 解読不能な暗号が完成した⁉️そのパスキーは指輪に隠され、いろんな人に渡っていく⁉️ スペインで指輪を追うディヴィットと、国家安全保障局で解読不能暗号に挑む機会を見守る暗号解読者で婚約者のスーザン。 今回は、IT系で、複雑な数学用語もあり、馴染みがないせいかイメージしずらく難しい… ダ・ヴィンチコードみたいな、新たな歴史的視点の方が読みやすかった… 下巻も頑張ろ!
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最強の暗号解析装置を守ろうとする者、破壊しようとする者、それぞれの思惑が交差し、物語は進む。暗号ものかつ最新テクノロジーを扱う故少し小難しい描写もあるが、インターネットがわかればある程度理解できる部類。
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足が傷ついてたら、星へなんか飛べっこないのよ。そして、目指す場所についたら、かっこ良く見せなくちゃ。 ダン・ブラウンのデビュー作。初期からこういう作風は完成されてたんやなと思うくらいダン・ブラウン。普通におもしろい。
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2015年になって、ダン・ブラウンの初期の作品、ようやく読む機会ができました。まず原題はDigital Fortressにもかかわらず邦題はパズル・パレスとなっていますが、この変更は必要だったのかと疑問に思いました。デジタル・フォートレスとそのままにしてくれた方が内容と合致してい...
2015年になって、ダン・ブラウンの初期の作品、ようやく読む機会ができました。まず原題はDigital Fortressにもかかわらず邦題はパズル・パレスとなっていますが、この変更は必要だったのかと疑問に思いました。デジタル・フォートレスとそのままにしてくれた方が内容と合致している気がします。また私はすでに彼の他の主要作品は読んでいたためか、正直、他作品と比べるとあまり強い印象は受けませんでした。ただテーマ的にはかなり時代を先取りしていてそこはさすがですね。米国国家機密の漏洩が現実のものとなっている今に読むと、リアリテイを感じることができました。インパクトはあまりなかったですが、一気に読めます。
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情報化時代のテロをスリリングに描いたスリラー。 米国家安全保障局のスーパーコンピュータが狙われる。一般市民の通信をも監視可能なこの存在は公に出来ない国家機密だった。もうワクワク感がとまらない。 ダン・ブラウン、面白い。次巻に続く。
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解読できない暗号はないと謳われる最強の暗号解読機トランスレータが解読できない暗号を開発し、国家安全保障局(NSA)を脅しつけた。その暗号「デジタル・フォートレス」の公表を阻止するため、攻防を繰り広げる。 『ダ・ヴィンチ・コード』などラングドンシリーズから入る読者が多数派で物足...
解読できない暗号はないと謳われる最強の暗号解読機トランスレータが解読できない暗号を開発し、国家安全保障局(NSA)を脅しつけた。その暗号「デジタル・フォートレス」の公表を阻止するため、攻防を繰り広げる。 『ダ・ヴィンチ・コード』などラングドンシリーズから入る読者が多数派で物足りなく感じる人も多いかもしれないが、ハリウッド映画っぽいスリリングな展開はこのデビュー作から健在で十分楽しめる。指摘している人も多いように、日本人の名前だけが残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ダンブラウンのデビュー作ということで読んでみた。アメリカとスペインそれぞれで話しが展開していき、暗号も観光地も出てくるのがラングドン教授シリーズと似てて楽しめる。しかしそれより登場する日本人の名前がおかしく出てくるたびにすごく気になった。
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私が海外ミステリー読みはじめたのはダンブラウンのおかげ。ダビンチコードで道を切り拓いていただきました。彼のデビュー作を借りることができたので読んでみました。たしかに面白いんだけど、あれからあらゆるミステリー読んできて、特にスリリングかつキレキレの北欧ミステリの洗礼受けた今は、ヌル...
私が海外ミステリー読みはじめたのはダンブラウンのおかげ。ダビンチコードで道を切り拓いていただきました。彼のデビュー作を借りることができたので読んでみました。たしかに面白いんだけど、あれからあらゆるミステリー読んできて、特にスリリングかつキレキレの北欧ミステリの洗礼受けた今は、ヌルさすら感じてしまいます。デビュー作ぼいかな、と思ってしまいました。下巻に期待。プログラミングの知識はないので理解できず読み飛ばし状態。
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アメリカの国家安全保障局(NSA)が舞台。 もとNSAの職員によって、暗号解読界を揺るがしかねない新たな暗号アルゴリズムが作られ、その公表を阻止したい側と、新たな暗号を手に入れてビジネスを拡充したい側、そもそもNSAの存在をよく思っていない側、いくつもの思惑が重なって非常にスリリ...
アメリカの国家安全保障局(NSA)が舞台。 もとNSAの職員によって、暗号解読界を揺るがしかねない新たな暗号アルゴリズムが作られ、その公表を阻止したい側と、新たな暗号を手に入れてビジネスを拡充したい側、そもそもNSAの存在をよく思っていない側、いくつもの思惑が重なって非常にスリリングな展開になっている。 内容は暗号とか数学とかなので理解はできないのだけれど、とりあえず誰が何をしたいのか、黒幕はどこにいるのか、というミステリーとしては十分に楽しめている上巻。
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